知的生産

ブログとObsidianPublishを、共通の場所で互いにリンクさせながら書くことができる良さ

Scrapboxの登場は「ついにきた!」感がありました。 文章中の言葉をブラケットで囲み、リンクにすることにより、ページ同士がつながる。今のページ内でリンクにしてある言葉と同じものがリンクにされているページが表示される。 Scrapboxが登場した当初は、リンクでつながっているページについてはタイトルのみが表示されていましたが、アップデートによりページの本文も一部表示されるように。その段階でガッツリ使っていくことを決意し、実際にほぼScrapboxのみを使っていた頃もありました。 今はというと、Scrapboxを利用しつつも、Obsidianをメインで使っています。 ScrapboxからObsidia ...

Numbersの良さは自由にオブジェクトを配置できるってことに気づいた

職場ではWindowsのパソコンを使うわけですが、身の回りのものはApple製品ばかり。 とはいえ、日常的に使うOffice系のアプリはやはりWordやExcelが主。AppleのPagesやNumbersは、ほっとんど使いません。 例外は、iPadではKeynoteを主に使用してるってところ。教室の電子黒板を使う際は、iPadのKeynoteで作成したスライドを表示させて授業をしているのでそうなっているわけですが、他の2つのPagesやNumbers、特にNumbersはもう何年も触っていないんじゃないか、という感じでした。 が、ちょっと最近、表を多用するようなプリントを作成したいと考えたときに、 ...

Obsidianに書き溜めた着想メモは、無作為に表示する中から見返すページを見定め、適度な間隔で繰り返し読み返して公開まで持っていく

日頃のタスク・プロジェクト管理やメモの管理など、いろんな情報をObsidianで整理・管理しています。 どのように扱っているのかは、これまで何度か書いてきました。 Obsidianにて連用手帳 Obsidianにて、日々のタスク管理 Obsidianで連用手帳に着想メモを書き込めるように 今回は、Obsidianで扱っている情報のうち、ぼくが「着想メモ」と読んでいるものについてのお話です。 Obsidianには基本的には自分が必要であろう情報を書き溜めたり保存したりしているのですが、中には他の人にも読んでもらえるようにしているものもあります。 本と思考のカードボックス - Obsidian Publish このサイトはObsidianのサー ...

使い慣れた言葉や言い回しが使えないことで、文章の表現が拡がるかも

一冊の本を読み、読書メモをかなりじっくりと丁寧に書いています。 本を読んで、こんなにも何か書いてみたのは、数学に関する本以外では初めてかも知れません。 読書メモは、「かーそる2021年7月夏号」の「読書ノートでパーソナル・データスペースをつくる」に倣って。まんま、そこに書かれている方法で、「うしろめたさの人類学」というほんの読書メモを取りました。 この方法では、 読んで大切と思ったところをドッグイヤーする 読んだ熱が冷めた頃に、ドッグイヤーした理由をアウトライナーに書き出す 書き出したものをリライトする 章ごとに要約する ということをします。それだけでは終わらないところが「パーソナル・データベース」をつくる部 ...

「これについてなら書けるぞー」よりも「書けるかなぁ」くらいの状態で書いた方が楽しい

前々回の「知的生産って?と、かーそると、すべてはノートからはじまると」のエントリ、書けるかなぁと不安な状態から発進したけど、書いてる最中に気づきの多いエントリやったような気がする。 で、気づいた。「書けるかなぁ」くらいの状態で書いた方が、「これについてなら書けるぞー」と思っている時よりも、書いている途中に気づくこととか、理解することが多くておもしろい。 考えてみればそれは当たり前なのかもしれない。 だって、「書けるかなぁ」という状態はつまり、書こうとしている対象についての理解が、書きあらわすことができるかどうかがまだわからないほどな状態。なので当然、書き進める中で、不十分な部分の理解が進み、気づきが ...

知的生産って?と、かーそると、すべてはノートからはじまると

「知的生産」とはなにか。 「知的生産の技術」での定義は、 知的生産というのは、頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら──情報──を、ひとにわかるかたちで提出することなのだ ということになっています。 そしてぼくは、この定義の「ひとにわかる」という部分の「ひと」には、自分も含めてしまえばいいと考えています(これについてはかーそる第1号にて書きました)。 すると、「知的生産というのは、頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら──情報──を、(自分も含めた)ひとにわかるかたちで提出すること」となります。 ノートは何のために存在しているのか。 書かれるためです。 ここでいうノートは、紙のノートはもちろん、テキス ...

あったらいいなPart1.ブログ過去記事無作為自動配信

「書くことないなぁ」と思ったので、ふと過去の自分のブログの記事を読み返していて思いました。 「これ、無作為に毎日自分に向けて配信して欲しいな」 と。 「こんなこと書いたんや」がいっぱい。 自分のブログのエントリを読んでいるので、自分で書いたはずなんですが、「こんなん書いたっけ?」ってのがいっぱいある。それがすごく新鮮でおもしろい。 普段はそんなに見返したりしないんですが、一回見返すとしばらくそこから逃れられなくなるほどの魅力が、自分の過去記事にはあります。自分が「楽しい」「おもしろい」と思うことや、「やってみてよかった」「読んでみてよかった」「使ってみてすごい便利やった」って思うことを基本的には書いてい ...

アイデアの土壌となりうる「経験」の受け皿としてのEvernote(「アイデアの土壌となりうる「経験」の受け皿」改題)

R-styleさんの「アイディアの傾向から見えるもの」というエントリを読み、考えたことをつらつらと。 どんな内容なのかは実際に読んでいただくこととして、このエントリの「さいごに」の部分にある記述を引用させていただきます。 ・情報のインプットだけを増やしても、新しい発想が次々生まれる、ということはあまりない。 ・むしろ、土台となる経験の数を増やしていく方が、しっかりしたアイデアを生み出しやすくなる。 ・その土台に、多様なインプットが合わさったとき、アイデアのビッグバンが起きる。 経験だけでも、情報だけでも足りないのです。両方をうまく活かす__ハイブリッドスタイルが肝要かと思われます。 同じ情報を受け取ったと ...

一人で考えるよりも、シェアすればいい

先日、とりとめのないことを書きました。 読書メモはどうとるのが良いか ただ単に読書メモに対して自分がどう考えるのか書いただけのエントリですが、そこには「いろんな方の読書メモスタイルを知りたい」という願いを込めました。 より良い、自分に合った読書メモの形を考えてはいますが、一人で考えるよりもいろんな方の意見を聞く方がよっぽど良いからです。そしてそれは、他の多くの方にとっても参考になります。自分が考えつかないアイデアを、他の人は必ず持っている。これはもう紛れもない真実です。 アイデアの宝庫 ここで、紙とえんぴつを使って次のことをやってみてください。 「3つの丸と1つの線で、絵を描く」 どんな絵をお描きになりまし ...

週2回更新と決めて、毎日書く

何を隠そう、iPhoneと本と数学となんやかんやとは、火曜日と金曜日の更新です。 週2回更新を続けています。 昨年11月12日に火曜と金曜の更新に決めた!って言ってから、多分今まで更新し続けることができていると思うので、半年続いていることになります。 積極的にブログを書くぞと思い、2019年の10月から毎日更新をしていたのは、4月で途絶え、6ヶ月で終わってしまいました。が、今やってる週2回更新は、もうちょっとは続けることができそうです。もしかしたら、もっともっと続くかも。 自分に合ったベースで更新するのが、やっぱり良いようです。 毎日更新することはできなくとも、毎日何かしらちょっと書くことはできます。 更 ...