Numbersの良さは自由にオブジェクトを配置できるってことに気づいた

職場ではWindowsのパソコンを使うわけですが、身の回りのものはApple製品ばかり。
とはいえ、日常的に使うOffice系のアプリはやはりWordやExcelが主。AppleのPagesやNumbersは、ほっとんど使いません。

例外は、iPadではKeynoteを主に使用してるってところ。教室の電子黒板を使う際は、iPadのKeynoteで作成したスライドを表示させて授業をしているのでそうなっているわけですが、他の2つのPagesやNumbers、特にNumbersはもう何年も触っていないんじゃないか、という感じでした。

が、ちょっと最近、表を多用するようなプリントを作成したいと考えたときに、ふとNumbersを使ってみたのです。
で、これはなかなか良いではないか、となりました。


手書きするときの利点の一つは、好きなポジションに好きなオブジェクトを好きなように書けること、だと感じています。
手書きの自由度は半端ではなく、紙面上の好きなところに書けるし、なんでも描けるし、図や表を書くこともお茶の子さいさい。で、その自由な感じがとてもとても好きで、手書きはぼくの中で欠かせない行為だと思っています。
やはり、自由に配置できるというのでいいなぁと思うわけです。
で、Numbersは、自由に配置できるのです。好きなオブジェクトを、好きな位置に。 良い。

好きなオブジェクト、つまり、テキストや表や図形を好きな位置に置けるのが、あんまり他にはないのではないか、と感じます。
手書きとまでは到底いきませんが、結構自由度が高い。テキストも置けるし、表も置けるし、図形も置けるし、画像も置ける。
で、いい感じに配置することで、そのまま文書として印刷することも可能です。その気になれば、完成品として提出することもできる。
良い。

で、もう一点気に入ったところが、テキストや表を「仮置き」できるところ。
テキストや表をいい感じに配置してやることで文書を作成することができるわけですが、完成品に持っていくのは、一直線には進みません。これをどう書こうと悩んでいたり、いくつか書くことがある中でどれにしようかなと決めきれずにいたり。はたまた、いくつか書こうと思っているものの一体どれを使おうかと悩んでいたり、どこに書こうか考えながら作成していたり、迷いながら進んでいくことがほとんど。
WordやPagesなどの文書作成のソフトでは、そういう、どこに書こうか迷っていることを「一旦わきにどけておく」ということができません。一番下に置いておくくらいしか。
文章というのはリニアに並んでいくものであり、その文章を書いて文書を作成して行くためのツールには、「一旦わきにどけておく」のような、リニアな流れから逸脱するような操作は想定されていません。
対してNumbersは、それができる。なんたって、自由に配置することができるわけですから。
入れ込みたい文章があったとしても、どこに入れようか迷っているのであれば一旦わきに置いておける。本筋とはちょっと離れたところに置いておける。その気になればまた移動してこれる。
あるいは、ふと思いついた使えそうな事柄なんかも、脇に置いておける。 こういうのがすごく大事だと感じるんです。


Numbersをちょっと触っていて感じた、良さ。
今回感じた良さは、画面が広ければ広いほどその恩恵を受けることができそうな感じ。
いろいろと楽しく使っていけそうな気がするので、ほっとんど使っていなかったNumbersを積極的に使っていきたいな、と思っています。

では、お読みいただきありがとうございました。

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