人は、変化していける。人間は前に進めないような脆弱な存在ではなく、変わっていける。 アドラー心理学の根本的な考えとして、人間の持つ力への信頼がある。 これは、「マインドセット「やればできる! 」の研究」で挙げられる2つのマインドセットのうちの、「しなやかマインドセット」と同じだろう。 しなやかな心の持ち方、「しなやかマインドセット=growth mindset」である。その根底にあるのは、人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるという信念だ。 「マインドセット「やればできる! 」の研究」では、しなやかマインドセットを持っていることが人の成長にどう作用するのかが述べられる。 相手の成長を願うなら、願うもの ...
長期的な視点を常に持つ 〜アドラー心理学について①〜 アドラー心理学は、内発的動機づけ〜アドラー心理学について②〜 アドラー心理学は、「変化を促す、変化を後押しする心理学」であるのではないか、と思う。 アドラー心理学の大きな特徴の一つが、原因論を唱えていること。 怒鳴るために怒りを持ち出すと考える。人は、突発的な怒りに駆られて怒鳴るのではなく、怒鳴るって目的が先にあり、そのために怒りを持ち出す、というとらえかた。 目的が先にあるなら、その目的を選択し直せば、これまでとは違うように歩める。 そう、そこがミソ。目的は、選択しなおせばいい。選択し直すことができる。 選択しなおせば、今までの自分とは違う存在になれる。 ...
『幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』(岸見 一郎、古賀 史健) 頭をガツンとやられた、「嫌われる勇気」の続編。 青年が学校で働き出し、アドラー心理学の考えで教育を目指すものの挫折し、哲人のもとを訪れるところから話がスタートする。 教育とアドラー心理学について書かれているので、参考になる部分、また頭をガツンとやられる部分も多い一冊。 目次 第一部 悪いあの人、かわいそうなわたし 第二部 なぜ「賞罰」を否定するのか 第三部 競争原理から協力原理へ 第四部 与えよ、さらば与えられん 第五部 愛する人生を選べ 本書を読むことで、アドラー心理学の目指すところはよりはっきりし、根底に流れる基盤となる考えもかなり鮮明に ...