【読んで理解】三角比の拡張

きりーつ、 れーい、 ちゃくせーき。 「ほしたらはじめていきましょうかいね。 前回、これから三角関数を学んでいくにあたって、三角比の復習をやったと思います。 数学Ⅰのほうで三角比ってのを学んだわけやけど、いちばんはじめにこんな風に定義されてたんを思い出してもらったわけやね(【読んで理解】三角比の定義)。 で、これやった後に、この定義やと$\theta$として$90^\circ$までしか考えられんから、$180^\circ$まで$\sin\theta,~\cos\theta,~\tan\theta$の値を定義できるようにしよう、って習ってるんやけど、覚えてる? いいねぇ、その『そんなんやったっけ?』ってのが滲 ...

【読んで理解】三角比の定義

「三角比、教えてくれ。」 「相変わらず唐突だね。」 「唐突も何もあるかいな。俺が三角比を学びたいと思った。目の前には数学得意マンのお前がおる。じゃあ発する言葉は『三角比、教えてくれ。』の一択やろ。」 「大きなものの高さを測るとしたら、どうする?」 「相変わらず唐突やな。」 「きみに『三角比、教えてくれ。』って言われたら、いつものように『三角比とはなんぞや?』ということを聞いてるんだろうなーという推測がたつ。じゃあ僕が発する言葉はいくつかの選択肢があったけど、『大きなものの高さを測るとしたら、どうする?』でいこうと思っただけだよ。」 「そんなもんか。で、大きなものの高さを測るってどゆこと?」 「例えば、こんな ...

マンスリーもデイリーもMarkdownファイルで記録中

ロギング仕事術を読み、キーボードの配列を考え、快適にログをとっていける環境を整えてきました。じゃあ具体的になにを使ってどのように記録を取りながら日々過ごしているのか。 今は、スケジュールもタスクもログも、全てテキストでMD(マークダウン)ファイルに書き込んでいってます。使うのは、マンスリー用のファイルと、デイリー用のファイルの2種類。 マンスリーで予定ややることを管理し、それをもとにデイリーにて1日をゆるーく計画し、実行しつつログを書きつけていく、という運用です。 数年前はずーっとGoogleカレンダーやタスク管理アプリを使っていたのですが、ボトルネックがGoogleカレンダーにあることに気づいてか ...

固定的でなく、柔軟にロギング

ロギング仕事術を読んでキーボード配列についてあれやこれや考えたりしたわけですが、じゃあキーボードの配列を新たにしてどうなったか、という話を。 実行という大きな一連の行為の中に、過去のことを思い出したり、未来のことをイメージしたりという「考える」という行為を挟み込んでいくことです。 その意味で、ロギング仕事術は静的ではなく動的なものです。 動きとともにあるのです。そうした動きによって、実行中の自分が持っている視点を変え、それまでとは違った考え方ができるようになること。 それが、ロギング仕事術の目指す状態です。 これまでもログを取っていました。もう十数年、日々ログを取ってきていると思います。そのログに対して ...

ログを取るために、キーボードの配列についてすごく考えたよという話

「ロギング仕事術」を読みました。で、本に感化されて改めてログをとっていこうと思ったわけなのですが、ちょっと変な道に迷い込んでしまったみたいで。 というわけで今回は、キーボードのレイアウト作りの話になります。 ログを取る際には、何で何に記録していくのか?という事をまずは考えるのでは、と思います。すぐに取り掛かれるのは、家のどこかに眠っているまだ使っていないノートを引っ張り出してきてそこに書きつけていく、という方法でしょうか。 で、これまでも多少なりとも日々色々と書いていました。自作したリンク付きPDFをiPadのノートアプリで読み込み、手書きで書くかたちで。それを続ければよかったのですが、手書きよりも ...

今年度の授業で試そうとしていること

『子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力』(イアン・レズリー)にて、少しの知識が好奇心を生む話が書かれていた。 まったく知らなければ好奇心は生まれようもない。 全部知っている、と認識していれば、さらに知りたいという欲求は生まれようもない。 少しだけ知っていれば、知識の穴を埋めようと、好奇心が生まれ得る。 また、『脳はこうして学ぶ』(スタニスラス・ドゥアンヌ)でも好奇心について書かれており、 好奇心は脳がすでに知っていることと、これから知りたくなることとのギャップを検出したときに生じる のだそう。 ということは、少しの知識を伝えることと、ギャップを埋めないようにすることがかなり大 ...

タスク管理限定で紙のノートでバレット・ジャーナルそしてその後

紙のノートを使い始めました。 しばらくの間、ノートは使わず、仕事中はポケットに入るサイズのメモパッドを使っていました。そこにちょろっとメモしておく程度。 紙にペンで何かを書く、というのは、ほとんどそれくらいでした。 でも、ふと思い立って、紙のノートを使い始めることにしました。 きっかけは、特にありません。使いたいなぁと思ったので、家に保管していた未使用のノートの中から一冊選び、使い始めました。 なんとなく使い始めて初日、「あぁ、紙のノートはやはりいいなぁ」としみじみ感じたので、その後も使っていくことを決意しました。 紙のノートの魅力は、自由なところ。なんでも書ける。自由に書ける。 で、書き込むページを開きっ ...

驚くほどに驚異的

たくさんの時間をかけることができるわけではありませんが、毎日少しずつでも数学をまなぶようにしています。今まで自分が学んだことがないものを、日々ほんの少しずつ、学び進めていくというのをずーっとやっています。というのは前回書きました。 で、自分が勉強していて、ふと感じたことについて今回は書きたいと思います。 ぼくは、高校生に数学を教える職業に就いています。日常的に高校生がどんな様子か見ることができます。 で、自分が勉強をしていて、なおかつ高校生みんなを見ていて思うのは、高校生はいろんなことに関する事柄を、驚異的な量学んでいるよなぁということ。 自分としては、毎日15分くらい勉強して、その内容すら十分に頭に ...

数学を学ぶときに大事なことを踏まえつつ、Obsidianで間隔学習

たくさんの時間をかけることができるわけではありませんが、毎日少しずつでも数学をまなぶようにしています。今まで自分が学んだことがないものを、日々ほんの少しずつ、学び進めていくというのをずーっとやっています。 そこでいつも頭を悩ませるのは、学んだ内容を忘れていってしまうということ。1日に数学にかけることのできる時間は限られていますし、数学を勉強する時間を取ることができない時は、何日か間隔が空いてしまうこともあります。そうなると前に学び、理解したと思った内容も、続きをやるときには忘れてしまっており、もう一度やらないといけなくなるってことが頻繁に起こりますし、それを気にせず先に進むと、大抵はどこかでわか ...

Obsidianのテンプレートを利用してのノート作成には、ショートカットアプリを使う

一時期Logseqを使ったりもしていましたが、なんだかんだ言ってずーっとObsidianを使い続けています。色々と見た目を調整すれば、いい感じに使うことができるようになったので。 で、今回の内容はテンプレートについてです。本エントリのタイトルには「Obsidian」と入っていますが、Logseqでも全く同じことができますし、テキストファイルを扱うメモアプリ全てにおいて同じことができます。 ぼくは、Obsidianのノートのテンプレートを、iOS・MacOSのショートカットアプリで作成できるようにしています。 Obsidianのプラグインを使えば、かなり柔軟に、さまざまなテンプレートを作成できますし、 ...