ぼくのScrapboxの使い方 その1〜ざっくり全体像を〜

ぼくの中で、今、最もお世話になっているのが、「Scrapbox」。
これまで使ってきたEvernote、Workflowyに次いで、今後も使い続けていきそうな雰囲気満々なサービスです。
使い始めてだいぶとたち、かなりなくてはならないツールになっているので、ここいらで一度自分の使い方についてまとめておこう、と思い立ちました。
というのも、Scrapboxはその性質上、使い方を限定することなく、いろいろと発見しながら深めていくことが推奨されており、倉下さんのScrapboxについての指南書、「Scrapbox情報整理術」においても、使い方が限定されるようなことは書かれていません。であるがゆえに、具体的な使い方は各自いろいろと考えては試していくことになるわけですが、使い方の例が、たくさんあればあるほど、自分に合わせた使い方を選択できるという反面もあると思います。
Scrapboxに込められた考え方や、操作方法は「Scrapbox情報整理術」を読んでいただくとして、そこから具体的にどう使っていくかの例の一つになればいいな、という思いもあり、超具体的な使い方の話を書いてみようと思ったわけです。

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現状、着実に中のページ数が増えていっているのが、3つのプロジェクト

になります。「All」はプライベート、「choiyakiBox」と「book scrapbook」はパブリックで、だれでも見れるようになっています。(ちなみに、ブログの記事内でリンクになっている言葉があると思うのですが、それらはほとんどが「choiyakiBox」内のページにつながっています。ブログの記事に関係のある内容のメモを垣間見ることができるようになってます。)
それぞれのプロジェクトの役割は、

  • All:タスク管理、着想置き場、読んだ本のログと感想など、文字通り「すべて」
  • choiyakiBox:着想置き場
  • book scrapbook:読んだ本のログと感想

です。

「All」には、ほかの二つの「choiyakiBox」と「book scrapbook」にあるページもすべて含まれており、

  • Allのデイリーページに着想を書く
    • 書いた部分を新しいページとして切り出す
    • 「choiyakiBox」もしくは「book scrapbook」にもコピーを作成する

という手順を踏むことで、Allに書いた内容の中で、ふとした思い付きや本の読了後の感想についてを「choiyakiBox」や「book scrapbook」切り出していく、ということをやっています。Allに書いたことの中で、パブリックにしたいものを切り出しているわけです。
この使い方をしていると、Allにはタスクを管理するためのページがあれば、本についてのメモや感想を書いたページ、はたまた何気ない一言だけのページなど、いろんな種類のページでごっちゃまぜになります。もうそれはそれは見事に混沌としています。が、それでも大きな不都合はなく、必要な情報を引き出すことができるところがScrapboxの強みかな、と思います。
ブラケット「[]」によるリンクづけと、あいまいな言葉でもじゃんじゃん候補を出してくれる検索が、容易に情報を引き出すためのキーになっているのですが、その話はまた次回以降ということで。

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今回は、ざっくりと全体像の解説に留めておき、次から各プロジェクトの詳細について書いていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

Evernoteの強みは、なんでも蓄積していけるところと、これまでの蓄積があるところ

Evernoteの強みは、なんでも蓄積していけるところと、これまでの蓄積があるところ
Evernoteにはけっこうな量のログが残っている。自分の身の回りや家族のこと、あったことやったこと、はたまた思いつきや発見、着想を書き記したメモ。
Evernoteでキーワード検索をかければ、ほしい情報が大概はひっかかってくれる。ピンポイントではないけど、かなり絞れる。ノートが数万あったとしても。Evernoteを使い始めてから今までの数年間に蓄積されてきた個人的な情報が、検索かけるだけで手軽に引き出してこれるのは、なかなかにすごい。

Evernoteに保管してあることの中で、後から参照されるものは過去ログがほとんど。着想をメモしたものも大量に保存してあるけど、それらがまた使われる、見返されることはほぼない。
アウトライナー を盛んに使うようになったあたりから、メモをEvernoteに書くことは激減した。
さらにScrapboxが出てきたことにより、メモをEvernoteには一切入れなくなった。Scrapboxやアウトライナー により、Evernoteは着想メモの保管には適していない、というのが浮き彫りになったから。

アウトライナーやScrapbox以外にも、情報を保存する媒体はいろいろある。手帳やノートも含めると、日常的に、結構な数の媒体に触れている。
最近扱ったものについては、どこを見ればなにが書かれているかわかる。けど、数年が経つと、どこに書いたか、どこで述べたか、どこに保管しておいたかがわからなくなる。短いスパンではなく、長いスパンで見ると、これまでのいろんな情報が、Evernoteという一箇所にとりあえずは存在している、ということの強みは、でかい。
いつ起こったことなのか、いつメモしたことか、どこに書いたのか、ちゃんと書き残しているのかどうかすらわからない。けど、とりあえずEvernoteを検索してみると、出てきたりする。Evernoteをそういう場所にしておく。
ほんーのひと手間かける。「Evernoteにも保存しておく」というひと手間を。ぽいっと放り込んでおくひと手間を。

いろんな媒体に散らばる情報。それらを一つにまとめるられることの価値はけっこう高い気がする。普段はほかのツールやアプリを使うけど、とりあえずEvernoteにも残しておく。いざ数年前のことを参照したければ、Evernoteで検索かければ見つかる。そういう場所。
Evernoteの強みは、なんでも蓄積していけるところと、これまでの蓄積があるところ。
Evernoteの使い方として、ログの蓄積に特化すると、すごい頼りになる存在に思えてくる。どうか、ずーっと続いてほしいな、Evernote。

シェイクの始まりはキーボードショートカットから

最近やっとようやくアウトライナーを使えるようになったな、と感じる。「あぁ、これがシェイクなんか」と実感できた気がする。

これまで、アウトライナーを使ってきてたこともあり、シェイクとはなんぞやってことも理解しているつもりでいた。けど、実はあんましわかってへんかってんな、と気づけた。

基本的に、ぼくはiPhoneとiPadを使っていた。なので、アウトライナーもこの両方で使えるものをあれこれさがしては試していた。
iPhoneではアウトライナーを親指で操作する。
iPadでは、キーボードを接続してアウトライナーを操作する。けど、ショートカットキーが思うように使えるものが、ほぼない。一番いいかな、と思ったのが「outlinely」というアプリやったけど、コピペにバグがあるっぽくて、やっぱり思うようには使えない。
つまり、iPhoneやiPadでアウトライナーを使っている限り、キーボードショートカットを思うがままに使う、ということができない。

Tak.さんは、アウトライナーとは、

  • アウトライン表示の機能
  • アウトラインを折りたたむ機能
  • アウトラインを組み替える機能

の3つを備えているもの、と定義してはる。
シェイクを行うために必要なことが、これら3つの操作が思うがままに使えること。iPhoneとiPadのアウトライナーアプリから離れ、PCにてアウトライナーを使うことでようやくそれに気付くことができた。

シェイクの入り口は、キーボードショートカットを使い、アウトライナーを操作すること。アウトライン操作の5つの〈型〉は、ショートカットによってスムーズに行うことが可能になり、結果、文章はシェイクされる。

長くアウトライナーを使ってきたけども、まだまだ奥が深く、そして楽しい。
では、お読みいただきありがとうございました。

テキストメモに、手書きのメモと同一の扱いを求めるのは無理があるとようやく気づいた

PC上での、ちょっとしたメモたちの扱いの思うようにいかなさに、うんざりすることがある。
情報カードにメモをし、書きためたものを見返す、というようなことをしたことがあったり、付箋にいろいろと書き出して、壁にペタペタ貼って何かしら考える、みたいなことをしたことがある人は、このうんざり感、わかってくれるのではないか。
メモを移動させたり、順番を並び変えたり、配置を変えたりするのは、何かしらのアプリをつかえば快適にできる。でも、どうやったって紙片に手書きしたメモたちを扱うことに比べると、操作の自由度や府感性が限られてしまう。
さらに、メモの数が増えれば、PC上ではけっこう壊滅的な感じになる。全部見渡すことはできなくなるし、移動やグルーピングするのにえらい手間がかかったりもする。

これまでは、テキストメモを書き溜めていくために、紙の情報カードの扱いに似た感覚が得られるアプリやサービスを探していた。カードとしてメモを保存することができ、それらのカードの順番を入れ替えたりグルーピングできるものを。
で、一番近しいのがアウトライナーにメモを書きためることだと結論して、実際にいろいろと書きためてってた。けど、やっと「うん、手書きと同じことを望んでたらあかんな」ということに思い至った。
アウトライナーに着想メモを書くと、確かに情報カードに近しい感覚が得られる。が、「操作」に関しては紙のカードにはどうやったってかなわない。情報カードと同じように使えるものを探して書きためてっても、それらを操作する時にもやっとするのだから、テキストメモの扱いには別のアプローチがいる。
そう強く思いはじめたのは、Scrapboxを使い始めてから。

Scrapboxのプロジェクトの一つに、着想メモをためていっているのがある。
choiyakiBox
このプロジェクトの表示を、CSSをいじってちょっとデフォルトとは違ったものにしてる。

ページ下部の関連ページの本文の表示量を増やし、そんな文章量が多くなければ内容がすべて表示されるようにしてみた。わざわざそのページに行かなくても、書かれていることが確認できるように。
今注目しているメモに関連するメモのみが表示される。
これが、テキストメモの保管の一つの解ではないか、と思ってる。

Scrapboxでは、ひとつのページを開くと、それに関連するページも同時に下に表示される。
で、関連ページの内容も表示されるようにしているので、一つのページを見ると、自然と他のページも目に入ることになる。
今開いているページに関連のあるページが、下にずらりと並ぶ。どれか気になったページを開く。と、さらにそのページに関連するページが下に表示される。
こうやってメモを見返していく行為こそ、テキストメモを「くる」ことに他ならないし、これであれば、メモがどれだけ増えたとしても気にならない。すべてをくるのではなく、今見ているページにちょっとは関連のあるページだけをくっていくことができる。

紙のメモで可能な、多くのページを一面に並べて俯瞰するってことはできない。
一つ一つのメモを、自由自在に操作することもできない。
そのかわりに、今見ているメモに関連するメモをパッと見返し、くることができる。紙のメモは増えすぎると見返しきれなくなるけれども、Scrapboxなら、数多あるメモから関連するものだけに絞り、くっていける。
これはきっと、テキストメモを紙のメモと同じように扱いたいって考えてばかりいては思い浮かぶことのないメモの扱い方ではないか、と思う。その意味で、紙では実現し得ないことを実現できている。

Scrapboxにはできないことが紙のメモでは可能であり、紙のメモではできないことをScrapboxでは実現できる。
どっちがいい、ということではなく、どっちも楽しみながら今後も使っていきたい。

では、お読みいただきありがとうございました。

Evernoteを紙のノートっぽいイメージで使うために

Evernoteでは、そのまま使うだけでは、個々のノートたちを、紙の、一冊のノートっぽく感じない。ノートブックよりも、カードという感覚の方がどうしても近い。
ノートの一つ一つがバラバラに存在するってのが1番大きい要因やろう。
そこで、 Evernoteを「一冊のノート」っぽく使うためには、ちょっとした工夫がいることになる。


Evernoteでは、「ノート」や「ノートブック」という名称が与えられてるものの、感覚としてはずっとカードやカードの分類箱ってイメージがつきまとってた。
そんな中、使ってる紙のノートにバレットジャーナルを参考に手を加えることで、より使いやすくなった。そこで、Evernoteでもバレットジャーナルを参考にしてみたらどうか、という風に思った。思ったらやってみるのみ。
ただ、マンスリーやウィークリー、デイリーは紙のノートで快適に運用できてるので、 Evernoteで試してみるとなると、そのほかの部分、ということになる。というわけで、プロジェクトノートを Evernoteにまかなってもらおうと決めた。

では、バレットジャーナルをどう参考にしたか、というと、インデックスを作ったこと。
1つのノートに1つのプロジェクトを割り当て、ノートを作成する。で、そのノートのリンクを取得して、インデックスノートに、箇条書きで追記していく。
Image
こうすることで、このノートを開けば、どのプロジェクトにもジャンプできる。
この「ノートを開き、該当のリンクをクリックする」ことが、「ノートを手に取り、該当のページを開く」感覚とちょっと似てる。そう、インデックスを作っていくことが、Evernoteをノートっぽく使うことの大事な要素であることに気づいた。


Evernoteのノートの一つ一つは、バラバラに存在して、ノートというよりかはカードっぽい。でも、インデックスを作ることで、バラバラのタードたちを束ねる効果がある。
インデックスを作ることが、バラバラのカードを束ねて「綴じる」作業といえるかもしれない。
リンクを活用して、お目当てのノートへジャンプするという一工夫が、Evernoteをノートっぽいイメージで使うときには必要かなぁと思う。

では、お読みいただきありがとうございました。

「Porter」が切り開く、iPhoneにてScrapboxでの「ブログ書き書き」

最近、iPhoneでブログを書くことが多い。というのも、

  • Scrapboxで記事を書き始めた
  • 画像の挿入などは、iPhone便利
  • Porter」が使いやすく、iPhoneからもScrapboxが快適に使える
    Porter for Scrapbox
    カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

あたりが重なってのこと。

iPhoneのみでアウトプットのフローはつくれるか?とか考えたりしてた。これを考えてたときは、Porterを使っておらず、iPhoneからはScrapboxは使いづらかった。その使いづらさをPorterが克服してくれたので、着想をとらえ、まとめ、整理して文章化する、一連の流れがけっこうiPhoneだけでできるようになってたりする。
テキストの受け渡しにも難があった。けど、これはScrapboxでブログを書き始めたことと、Cartaを使い始めたことによって受け渡し自体が必要なくなっている。


以前は、WorkFlowyもしくは名刺サイズの情報カードにメモを集め、Scrapboxに束ね、それをみてブログを書く、という流れだった。
それが今は、TextwellのCartaにメモを集め、Scrapboxに束ね、Scrapboxの他のノートを参照しながらPorterにてブログを書いている。
Scrapboxで文章を書くと、リンクがつながり、他のノートが勝手に下に表示されていくので、参照しやすい。
となると、すべてがiPhoneで済むことになる。
PCで、脇にScrapboxを表示させながらBearで書いていくのはそれはそれでいいけども、iPhoneだけでも十分に書いていける感触がある。
メモは、TextwellのCartaを入り口にして束ね、Scrapboxへまとめていき、Scrapboxで記事自体を書いてしまうので、メモの受け渡しはすごく簡単。


以前はそこまでiPhoneからScrapboxを使うことはなかった。というのも、ScrapboxはiPhoneはちょっと使いづらい部分が多かったから。それを快適にしてくれたのが、「Porter」。iPhoneでブログを書ききるまでできるようになったのは、「Porter」による部分がすごく大きい。

  • スライドカーソル
  • 拡張キーボードにより、コピー・カットやペーストが簡単に
    • リンクや引用文もサクッと
    • 文字の大きさもすぐに変えられる
  • 簡単に画像を挿入できる
  • Scrapbox記法からMarkdown記法への書き換えるアクションを作成可能

あたりが挙げられる。
無料のアプリなので、iPhoneからScrapboxを使いたい人は、ぜひぜひ。


Cartaで着想メモをとらえ、まとめて、Scrapboxに保管し、それらを参照しながらブログを書く。この一連の流れをiPhoneのみでできるようになったことが、「書く」という活動に与えた影響は大きい。おかげで、以前よりも少し、ブログが更新しやすくなった。

PCに比べるとなにかと制約のあるiPhoneやけど、うまいこと使いながら、書くことにも活用していきたい。

では、お読みいただきありがとうごいました。

Textwellアクション「Carta」を、着想メモ置き場に

「Carta」というTextwellのアクションを使い始めてる。

こちらの記事にて、紹介されているもの。ありがたく使わせていただいてます。

本来は文章を書くためのアクションみたいやけど、それをデジタル上での情報カード置き場みたいな役割にしようと考え中。
見た目を大幅に変え、画面上にカードが並んでいる感じにして使ってる。

Image

メモの粒度としては、一番細かいものをとらえる予定。


メモには、いろんな粒度がある。細かなメモもあれば、大きめのメモもある。
一番細かいメモは、ふっと思いついたアイデアであったり、やらなあかんと思った事柄であったり、そういうもの。だいたいは、100文字以下。で、1日の中で、この粒度のメモが1番い気がする。
ちょっと大きめのメモは、Scrapboxにメモしてるものとか。たいていは、一つのテーマについて書かれたもの。やから、タイトルがつけれる。1番細かなメモにはタイトルはつけれないけど、それより大きくなるとつけれる。その違いは大きい。
で、さらに大きなのが、ブログのひと記事。いくつかの見出しから構成されてて、情報としてまとまりがあるもの。

そんなイメージを持っている。


Textwellのアクション、「Carta」でとらえたいのは、このなかでも、1番細かなもの。
以前「PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに」で書いた通り、ぼくは発見メモの類を名刺サイズの情報カードでとらえているけれども、これらは1番細かなメモ。
アナログでは、この細かな発見メモをとらえることができてたけど、iPhoneでそれをとらえきれてなかった。
メモして、アウトライナーに放り込んでたときもあったけど、結局はそのあとなかなか活用されず、メモっただけで終わることがほとんど。
今回この形式にして、うまくはいくかはわからないけれども、手書きのほうはまだまずまず運用できてるので、それに似せたらもしかしたらいけるかも、と思って。


方針としては、積極的に分類していく、というか、近しいカードは近くにかためておく、ということを考えてる。
Cartaのアクションを起動するごとに、それまでのカードが目に入るので、その時点でできるだけ近しいものがあるところに置くようにしようかな、と。
細かなメモは、単体ではあまり意味をなさないことが多い。ので、他と積極的にくっつけてったほうがいい気がする。積極的に分類していったほうが(断片(着想)メモの活用)。
実際、名刺サイズの情報カードに書いたものは、見返して近しいものはかためてまた束に戻して、ってのをずっと繰り返しつつ、まとまりができれば見出しをつけてScrapboxに転記して、アーカイブするってのをやってる。で、なんとかメモが増えすぎることなく、その運用法は破綻をすることなく続けることができてる。

Cartaは、一覧性がいいわけではないし、機能的にたくさんのメモを保管するようにはできてない。からこそ、積極的に塊をつくって次のScrapboxへまとめていき、使ったカードはCartaからは消して増えすぎないようにしないと、という気持ちが起こる。
この点も、名刺サイズの情報カードと同じ。
増えると破綻しそう、やからこそ、まめに見返し、近しいものはかためて、まとまりできたらタイトルを与えてScrapboxへ。


実際は、まだメモし始め。メモはそんなに多くない。ただ、手書きでもiPhoneでも細かなメモをとれるようになったので、メモはどんどん増えていくと思う。
増えすぎて破綻するか、増えつつもまとめる作業によってメモを減らし、コントロールしつつ細かなメモを活用していけるか。しばらくは様子を見てみたい。

では、お読みいただきありがとうございました。

Scrapboxで記事書いて、中のメモも誰でも見れるように

毎日読むのを楽しまにしている「R-style」に、「Scrapboxでの記事執筆」ってのが04/13にアップされていた。最近ぼくも似たような書き方しはじめてて、でも全く何も書いてない状態からは書きはじめたことなかったので、この記事に書かれている通りに一度ブログを書いてみようと思って書きはじめたところ。

「ブログ」というワードを[]でくくると、下にぞろぞろとほかのScrapbox内のノートが出て来た。


記事に書かれてたのと同じような書き方をしてるけど、一点、それをするにあたって変更したことがある。それは、Scrapboxの、自分のメモを書きためてるプロジェクトをプライベートからパブリックに変えたこと。
なんでかというと、Scrapboxでは、[]でくくると、くくられた言葉をタグ付けしてる、もしくはおなじように[]でくくっている、他のノートと結びつく。リンクが貼られる。
で、そのリンクは、個別のURLを持っている。
ということは、Scrapboxにて、いろいろな言葉を[]で囲みながらブログの記事を書いたあと、それをそっくりそのま、リンクもろとも公開すると、ブログ記事内にScrapboxへとぶリンクが貼られることになる。
なので、設定をパブリックにしておくと、Scrapboxにとんでその中身のノートを見ることができるようになる、ということ。
と長々と言葉で説明したけど、実際にこの記事内の「ブログ」という言葉のリンクや、「Scrapbox」というリンクを踏んでみてほしい。
きっと、ぼくのScrapboxへとジャンプして、そこに書き溜められた、その言葉に紐付けされているノートがずらずらと画面下に表示されているページにとぶはず。
ただのメモやけれども、Scrapboxに書き溜めているものは、細々したメモたちを集めて、ある程度まとめたものがほとんどなので、公開する意味はあるかな、と思ってやってみることにした。


というわけで、記事のはじめから最後までをScrapboxで書いてみたけど、今回はこんな感じのエントリになった。結局は下に表示されたノートたちの内容を使うことなく一つ書き上げたけど、でもやっぱこれまでに書いたメモたちが下に表示され、簡単に参照できつつ書いていくのは、なかなかおもしろい。
今後は、ブログの記事はScrapboxで書いていこうかな、と考えてる。
ある程度のまとまりをもった文章を置いておく場所としてScrapboxは優れてるんちゃうかな、という気持ちは変わらないので、ブログの文章もScrapboxに加えていこうという魂胆。
Scrapboxで書いて、ブログに公開。その流れを作っていけたらな、と思う。

では、お読みいただきありがとうございました。

欠乏はなにをもたらすのか〜『いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学』を読んで学んだこと〜

余裕のあるときはついついダラダラ過ごしてしまい、そのために時間を浪費してしまう。余裕のあるときに、先に待ち構えている仕事に手をつけたり、仕事の進め方を見直したりすれば時間がない状況に陥らなくて済むと頭ではわかっていても行動に移せなかったりする。

これは、時間に対する欠乏感がないから、と考えられる。なので、仕事が立て込んできて時間がなくなってくると、欠乏感が出てきて心が今しないといけないことに占拠され、注意が集中していく。

478.仕事でも楽しみでも、時間があまりないときのほうが得るものは大きのだ。私たちはこれを「集中ボーナス」と呼ぶ。

欠乏は集中を引き出してくれるので、メリットに感じる。けれども本書で繰り返し繰り返し述べられるのは、欠乏はむしろデメリットの方が大きい、ということ。

829.欠乏への集中は無意識であり、人の注意を引きつけるので、ほかのことに集中する能力を邪魔する。

924.本性の中心的仮説、つまり「欠乏は直接的に処理能力を低下させる」につながる。低下するのは個人の生来の能力ではなく、その能力のうち現在使えるものである。

欠乏は、処理能力の低下を引き起こしてしまう。で、これが実に厄介で、人の行動の全ての足を引っ張ることになりかねない。
欠乏が集中力を引き出すものの、つねに注意が向いている事柄が頭を占拠することになる。常時気になるので、意志力が消費し続けられる。それが処理能力を低下させ、欠乏感が増す。もはやほかのことには意識が向けられなくなり、さらなる処理能力の低下を引き起こす、みたいに。

3042.余裕があまりに少ないと、抵抗しなくてはならないことが多くて、結局自制心が枯渇してしまう。

余裕の存在が、自制心に大きな影響を与える。自制心がきかなくなるとは意志力が低下するということ。


興味深かったのは、欠乏に陥っている人たち(貧困者をとりあげている)に対しておこなう、欠乏から抜け出すためのプログラムのデザインについて書かれている部分。

3180.なぜパイロットの操作ではなくコックピットの設計を見ないのだろう?なぜクライアントの弱点ではなくプログラムの仕組みに目を向けないのか?パイロットは失敗することもあり、コックピットはそのような失敗を制御できるような賢い構造にする必要があると認めるのであれば、なぜ貧困者についても同じことができないのか?

まず、プログラムの仕組みに目を向けることの重要性を述べ、

3180.重荷を背負って疲れきっているクライアントが授業を一度欠席するとどうなるだろう?授業中にぼんやりしていたらどうなるだろう?次の授業がちっともわからなくなる。もう一度か二度と欠席すると、脱退するのが当然の成り行きである。もはや授業の内容をほとんど理解できないのだから、脱退が最善の選択とさえ言えるかもしれない。柔軟性に欠けるー一回の授業が前回の授業をもとにつくられているーカリキュラムは、処理能力に過剰な負荷がかけられている生徒にとって寛容な環境ではない。

柔軟性に欠けるカリキュラムは、処理能力に過剰な負荷がかけられている生徒にとって寛容ではない、と指摘する。柔軟性に欠けるカリキュラムとは、一回の授業が前回の授業をもとにつくられているもの。
学校での教科の教育は基本的にこのカリキュラムで進む。前回があって、今回の内容を理解することができる。数学は特にその傾向が強いがために、生徒にとってもっとも寛容でない教科なのかもしれない。
では、どういった授業の進め方がいいのか。
今はまだわからない。けど、この事実を念頭に入れて授業の流れをデザインすることは、難しい・わからないと感じられがちな数学をもっと楽しめるように提示していくためには必要なことだと感じている。


欠乏感がどの程度自分に影響を与えているのかは、実際のところは自覚しにくい。けれども、「余裕がないと、知らず知らずの間に自制心が低下してしまっている」という知識は、自分の行動や状況を見る目に変化を与える。
余裕があるかないかというのは主観的なものなので、置かれた状況は同じでも、自分が余裕を感じれるような対策を講じれば、もしかしたら処理能力は回復してくれるかもしれない。で、これはライフハックに通じていく話だろうと思う。
本書から、「欠乏」がもたらすことについて知ることができたのは、大きい。

では、お読みいただきありがとうございました。

アドラー心理学を教育現場に〜クラスはよみがえるを読んで学んだこと〜

アドラー心理学を知り、いくつかの書籍を読んだのちにこの本を読んだ。
どれほど実践できるかわからないものの、でも、根底にはやはりアドラー心理学の考えを持ちつつ、生徒と接していきたいと思う。


人間のもっとも根元的な欲求は『所属欲求』であると私たちは考えています。人間にとって集団に所属する欲求は、生存の欲求よりも強いのです。

人間は強い「所属欲求」を持っている。
その前提に立つと、教室に「競争原理」を持ち込むと、他に勝つことがすなわち所属の欲求を満たすことに、他よりも特別な存在に自分をおくことが所属欲求を満たすための手段になる。
するとどうなるか。
何か得意なことがある者は、それを認められる機会があるけれども、もしそれがないなら。。。
どういう手段をとることになるか。
どうやって他に勝ち、どうやって特別な地位につくか。

また、競争相手は他の生徒に加え、教師もその相手になる場合も考えられる。生徒対教師。
競争原理を持ち込むくらいなので、教師はもちろん生徒に負けてはならないと考えるだろう。そうやって負かされた生徒は、果たしてそのあとどうするか。

どちらの場合も、問題行動が現れるには十分な状態が整う。

というように、所属欲求を前提にすると、クラスに競争原理を持ち込むのはいささかまずいことになる。だから、アドラー心理学では、競争原理を生むような働きかけはすべきではない、と考える。「ほめる」もその一つになるので、ほめてはいけないという方針が立つことになる。
「ほめてはいけない」という言葉だけをきくと、いやいやそんなわけないと否定したくなるけれども、その訳を聞き、考えてみると、論理を重ねた結果に得られる帰結であることがわかる。

アドラー心理学の考えは、常識にとらわれてないがために斬新に感じるし、拒否反応を起こす人も中にはいるかもしれない。
でも、アドラー心理学で語られる、「当たり前でない」言葉の数々は、背景にはこのような論理がしっかりと組み立てられており、当たり前は脇に置いて読むと腑に落ちていくことも少なくない。


個々の問題児とどう接するのかの前に、教室が正常に運営されていることがすべての鍵であることを、私たちは多くの経験を通じて知りました。

アドラー心理学は、普段はあまり持たない視点を与えてくれる。当たり前と思っている、盲点とも呼べるような視点を。

頭で考えていくら正しい方法でも、無効なものは無効なのです。別の方法を実験してみるべきです。それが科学的な態度というものです。

正しい思ってやっていたとしても、他のみんなもやってることであっても、効果がないものは効果がない。じゃあ同じことを何度繰り返しててもらちがあかず、他の方法を考え試してみるのが建設的なのは明らか。でも、固執してしまいがち。

どうしても視線は個に向かいがちになる。けど、個よりも集団へのアプローチを考えてみると、もしかしたら何かしら変化させることのできる一手が得られるかもしれない。


実践のハードルは決して低くない。むしろ、常識とは違うアプローチも多く、ハードルはかなり高いといえそう。
とはいえ、もし今あまり上手くいっていないことがあるなら、これまでのやり方をいったん脇に置いて、別の切り口を探す必要がある。
また、短期的にはうまくいっていそうに見えても、ちょっと先に目を向けるとそうではないこともある。

将来的な自立を目指して。
ぼくにできる働きかけを考え、続けていきたいと思う。

では、お読みいただきありがとうございました。