ライフハック

コラム:変わる変わるタスク管理〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

タスク管理についてあれこれ書いていますが、これはあくまでも「今現在における」タスク管理に他なりません。 というのも、どんなふうにタスクを、やることを管理しているのかは、その時々の気分にも左右されますし、嗜好にも左右されます。置かれた環境や状況にはすんごく左右されます。 そう考えると、「こうすれば絶対うまくいく!」というものがない、と言えます。 大学院生くらいから、タスク管理なるものをはじめました。 はじめは、 iPhoneのシンプルなチェックリストアプリを使うだけだったのが、いつしか記録を取るようになったり、ポモドーロにも一時期ハマったり。 読んだ本にもいっぱい影響を受けています。 GTDの指南書『はじめて ...

起点としての「連用バレットジャーナル」その2〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術④〜

何かあれば、とりあえず連用バレットジャーナルに書いておく。メモの入り口が連用バレットジャーナルです。 手書きをするとなると、タスクや細かなメモは転記をすることになるために、受け渡しに少し手間がかかりますが、それよりも連用のメリットを優先させたいがための連用バレットジャーナルです。 「とりあえずここに書く」場所 何かあれば、連用バレットジャーナルを開き、書く。 新たなタスクやスケジュール、思いつきは、忘れさってしまわないために書くわけですが、連用バレットジャーナルを開くのはそれらを書くときだけではありません。なんだかモヤモヤするときや、実行に移そうと思っているタスクの全容がはっきりしないときなんかにも、 ...

起点としての「連用バレットジャーナル」その1〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術③〜

「一個人の、知的生産・タスク管理の技術②」にて、使っているアプリやツールについて触れました。実際にそれらをどう使い、知的生産・タスク管理を行っているのかについて書いていきたいと思います。 知的生産・タスク管理の起点となるのは、「連用バレットジャーナル」です。 連用バレットジャーナル 知的生産・タスク管理の起点は、メモを取ること。 そして、iPad、 iPhone、紙のノートの3つが知的生産やタスク管理においてメインに使うデバイスなわけですが、起点となるメモをどれで取るかというと、紙のノートです。 ぼくは、紙のノートを、バレットジャーナルをアレンジした「連用バレットジャーナル」として使っており、その使い方を ...

「ミッション」という長期的視点と、今をつかさどる「たすくま」は、「なぜ?」と「なに?」あたる

『やってのける〜意志力を使わずに自分を動かす〜』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)には、こんなことが書かれている。 p40.「なぜ」という視点で捉えると、日々の小さな行動にも、意義を感じやすくなります。 p41.「何」の考えには、「やる気を高めにくい」「”木を見て森を見ずの陥穽にはまりやすい」などの弱点はあるものの、複雑な道のりを着実に進みたいときには抜群の効果を発揮します。 タスクシュートは「リストに書かれていること」しかしない。必然的に、今に縛られがちで、長期的な行動に及ばずに過ごしてしまいがち。なので、長期に目を向けることが必要になってくる。 最も長期的な視点は、自分の人生のミッションを考える ...

Todoistを使って、その気になればタスクに実行日を設定できるように

ちょっと前から、Todoistを使ってみています。 ぼくは日中「たすくま」を使っているので、そこに確実にタスクを流し込むために、発生したタスクはすべてGoogleカレンダーの明日の日付に登録しています。 「明日」をInboxに こうすることで、とにかくもれの無いように見返すことができるようになりました。ぼくは、自分から何かを見返すってのがどうやらちゃんと確実にできないみたいなので、タスクを扱う上で絶対に外せないのが「勝手に、自動的に確認できるように、見返すことができるように」すること。現状、そこはクリアできているわけです。 ただ、タスクをいっぱい登録した時には、明日になったらたすくま上にたくさんの未計 ...

どうやら、仕組みや仕掛けを「考える」ことが好きなようだ、と気づいた

最近気づいたこと。ぼくは、「仕組み」や「仕掛け」を考えるのがどうやら好きだ、ということ。 これが、けっこう大きな気づきではないか、と思える。というのも、いろいろ腑に落ちたから。 来年度、仕事が大きく変わる。 うまく進めていくことができるか自信がなく、おそらく今その仕事をやっている人と同じような方法では、きっとぼくには難しいやろうな、と感じている。なので、今のうちから仕事内容や手順を整理し、自分でもできるような形に整えようとしているところ。 で、自分でもできる形にするというのは、誰にでもできる形にする、ということ。そんな仕組みを考えるのに一生懸命になってる。 また、ふとしたことから数学の授業カリキュラムに ...

「ショートカット 」アプリを使って、ホーム画面からたすくまを操作する

5年以上、iPhoneアプリの「たすくま」にお世話になっています。 たすくまの日常では、1日のデイリータスクリストをつくり、それを順番に実行していくわけですが、必ず、いつ何時でも、今やっていることのログがとられ続けています。あるタスクが、常に「実行中」なわけです。 実行中のタスクは、終われば「完了」されます。 あるいは、また後で続きを行うのであれば、「中断」することになります。 で、また次のタスクを「実行」し。。。 これを繰り返していくことになります。 中断は、ぼくの中ではさらに2つの種類に分かれます。 時間切れで、今はもう続きができない中断→単なる「中断」 何かを頼まれたたかなんかで、突発的に別のことに対応 ...

連用日記のように、前年の同じ日にやったこと・あったことを、自然と今年に、確実に引き継げる形がほしいみたい

店頭に手帳の並ぶ季節になった。 ここ数年、手帳はつかっていない。けど、ノートを手帳のように使ったり、手帳自体への興味は尽きない。 で、お店にゆっくり手帳を見にいく暇がなく、あれこれネットで物色してると、 ほぼ日5年手帳 なるものを見つけた。 今までこの手帳の存在を知らなかった。 この手帳は要するに、「5年連用日記」なわけやけれども、「手帳」と名前がついている。 手帳といえば、タスク・スケジュール管理。 じゃあ、手帳を5年連用したらどうか?と考えた。 連用日記を、日々のタスク管理に使う、ということ。 なぜそんなことを考えたかというと、連用にすると、前年の同じ日におこなった・あった、タスクやスケジュールが自然と目に入 ...

リストは「信頼できる」ものにしておくこと

ぼくは日々「たすくま」というアプリを利用し、1日の計画を立て、実行し、記録していってます。たすくまに全幅の信頼を置いているわけです。 が、はじめから信頼しきっていたのか、というと、そうでもないわけで。 また、長いこと使っていますが、イマイチ信頼できなくなってしまうことも多々あるわけで。 信頼しきるためには、信頼できるようにメンテナンスが必要だろう、ということです。 たすくまでは、あらゆるタスクをリピートタスクとして設定し、リピートタスクをベースに1日の計画を立てます。 で、使っていくと、たいがい出てくるんです。 リピートタスクとして登録していて毎日リストに顔を出すけれども、頻繁に削除されるようなタスクが。 ...

何度もおこなうルーチンこそ、「具体的に何をするのか?」を明確にしておく

毎日行うことであったり、毎日ではなくとも頻繁にやるタスクを「ルーチンタスク」と呼んでいます。 で、ぼくはタスクシュートの考えで日々のタスクを管理しているので、ルーチンタスクが毎日、その日のタスクリストにズラっと並ぶわけです 並んでいたとしても、ちゃんと実行されないタスクもあったり。 その原因は、「具体的になにをすればいいかパッとわからない」ことにあると気づきました。 毎日のルーチンではそんなことはおこることは少ないものの、3日おきとか一週間ごとのルーチンでよくおこります。 一週間の振り返りをする このタスク名がタスクリストに並んでいるとして、じゃあ具体的にどうすればいいかパッとわかるのか? 何度も何度もこの ...