タスク管理

アウトライナーはタスクを扱いやすいけど管理はしにくくて歯痒い

アウトライナーは、タスクを扱うことに長けてる。 トピックの一つ一つにタスクを書いていくようにすれば、Enterで次々に入力していける。 入力したタスクが、完了までいくつかの手順が必要そうであれば、Enter押して新たなトピックに移動した後、tabを押せば一つインデントされ、上のタスクに紐づく。ポンポンと完了までの手順を書き出していける。サブタスクを追加していける。 書き出したタスクの順番を、トピックの移動が楽チンなのでサクサク変えることができる。 タスクを扱うことに長けているけど、タスクを管理することには長けていない。 日付を設定してカレンダーと同期する、ってことができない(Dynalistは、双方向で ...

たすくまでのリピートと、信頼感

たすくまへの信頼感がますと、実行率が上がる。実行率が上がると、信頼感が増す。そのループを起こせたらこっちのもの。 ただ、これは簡単なことじゃない。だって、ほっといたら信頼感は増さず、損ねていくから。 たすくまを使っていると、リピートタスクが増える。で、実行しきれないリピートタスクが出てくる。また、生活のちょっとした変化が、必要やったリピートタスクを不必要なものにしたりもする。そのせいで、リピートではないタスクにも影響を及ぼす。 処理しきれないタスクが先送りされ、毎度毎度実行されずに消されるリピートタスクが出てきて、それが信頼感を損ねる結果を引き起こす。 やから、処理しきれない・実行されないリピートタス ...

タスク管理その4「まとめ」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑩〜

タスク管理については、ほんとにいろいろなことを試してはアップデートし、3歩進んでは2歩下がりつつ、その時々の自分の置かれた状況に見合った方法をとってきました。 タスク管理に必要なツールやデバイスを求めたり、逆に、紙のノートを使いたいがためにタスク管理の手法をツールに合わせたこともあり。 そんな、変わる変わるタスク管理なわけですが、今のぼくのタスク管理についてまとめておきたいと思います。 文章ではなく、絵で。こんな感じ。 とにかく、カレンダーに流し込んで「たすくま」へ。それで今のところは万事うまくいっています。たすくまを、その日1日の司令塔として機能させるため、また、自分の「タスクをチェックしに行く仕様 ...

タスク管理その4「プロジェクト」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑨〜

プロジェクト タスクはすべて1日で完了するものばかりか、というと、そうではないわけで。完了までに いくらか日数がかかる・かかりそう いくつものタスクを完了させる必要がある・必要がありそう 自分以外の人とのやりとりが必要になる ものなんかがあるわけです。こういう、一度で完了しないタスク、完了までにいくつかのタスクをやる必要のあるものを「プロジェクト」と呼ぶことにします。 明らかに日数を要するものなんかはまさにプロジェクトかと思いますが、タスクの中で、「なんかこれ、全容が見えへんよなぁ」「なんかモヤモヤする」ってものあたりも、プロジェクトである場合が多いかな、と思います。で、こういう類のものは、一度そのタスク ...

タスク管理その3「デイリータスクリスト」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑧〜

「たすくま」には、数々のリピートタスクが登録されています。そのほとんどが、「歯を磨く」であったり、「朝ご飯を食べる」であったりの、生活する上で必ずおこなうことばかり。 1日のスタート時に、それら必ずおこなうことたちのリストを自動的に生成してくれます。それらにプラスして、「14時〜会議」などのスケジュールも自動的に取り込んでくれます。ということは、今日やろうと思っていることに使えるのは、たすくまに並んでいるリピートタスクやスケジュールにかかる時間以外の部分となります。 これは、たすくまを使っていなくても、可視化されていなくても実際はそうだろうと思います。必ずやることと今日の予定以外の時間でしか、やる ...

タスク管理 その2〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

たすくま=デイリータスクリスト Googleカレンダーに登録されたタスクやスケジュールはすべて、 iPhoneアプリ「たすくま」に取り込まれます。 「たすくま」は、タスクシュートを iPhoneでおこなうアプリです。 では、「タスクシュート」とはなんなのか。タスクシュートの指南書、『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』(佐々木 正悟 (著),大橋 悦夫 (監修))には、 「本日1日分の仕事」を1シートで管理する 「これからやる仕事のリスト」と「ここまでやった仕事のリスト」を一元管理する 「1分以上かかること」はすべて管理する すべての仕事の「見積もり時間」を出しておく ...

コラム:変わる変わるタスク管理〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

タスク管理についてあれこれ書いていますが、これはあくまでも「今現在における」タスク管理に他なりません。 というのも、どんなふうにタスクを、やることを管理しているのかは、その時々の気分にも左右されますし、嗜好にも左右されます。置かれた環境や状況にはすんごく左右されます。 そう考えると、「こうすれば絶対うまくいく!」というものがない、と言えます。 大学院生くらいから、タスク管理なるものをはじめました。 はじめは、 iPhoneのシンプルなチェックリストアプリを使うだけだったのが、いつしか記録を取るようになったり、ポモドーロにも一時期ハマったり。 読んだ本にもいっぱい影響を受けています。 GTDの指南書『はじめて ...

タスク管理 その1〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑥〜

タスク管理 連用バレットジャーナルでとらえた タスク スケジュール その他メモ のうち、タスクとスケジュールの扱いと、それにプラスしてプロジェクトの話がこの章の内容となってきます。 タスク管理の方針 ぼくのタスク管理では、タスク・スケジュールについて書かれたメモを処理していく上で、一つの明確な方針があります。それは、「タスクもスケジュールも、Googleカレンダーに入力する」ということ。 スケジュールをGoogleカレンダーに登録するのはなんの疑問もないと思います。それに加えて、タスクもGoogleカレンダーに書き込みます。それは、「たすくま」という iPhoneアプリを使っているからです。 「たすくま」について ...

使うツール・アプリ・サービスたち〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術②〜

前回は、一個人が行っている知的生産やタスク管理についての話がたくさん出てきたら面白いのではないか、という話をしました。そして今回からは、一個人であるぼくの知的生産・タスク管理についての話をしていくこととなります。まずは、使っているツールについて。 自宅にiMacがあるものの、家では腰を落ち着けてMacの前に座る時間が少ないため、知的生産。タスク管理には積極的には使用していません。 そんなぼくの相棒たちは、「iPad(+Apple Pencil)」「 iPhone」「紙のノート」になります。 iPad(+Apple Pencil) iPadは、使い方が大きく2つに分かれます。Apple Pencilを使うか、キ ...

一個人であるがゆえ〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術①〜

ブログ、Instagram、YouTube、、、いろーんな情報発信の形があります。知的生産やタスク管理の手法についても、いろーんな情報が発信されているわけですが、基本的にそのどれもが単発的なもので、まとまりのあるものといったら「本」という体裁をとっているものが多いかと思います。 そして本は、売ることが目的であるが故、たくさんの人が実践して効果がありそうな、たくさんの人の状況にあてはまるようなもの、たくさんの人が知っている、いわゆる成功者が書いたもの主体になるのは当然の流れかと思います。 多数の人にとって有益でありそうなもの。多数の人が有益と感じることができそうなもの。 それが、本全体のメインコンテン ...