タスク管理

タスク管理その3「デイリータスクリスト」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑧〜

「たすくま」には、数々のリピートタスクが登録されています。そのほとんどが、「歯を磨く」であったり、「朝ご飯を食べる」であったりの、生活する上で必ずおこなうことばかり。 1日のスタート時に、それら必ずおこなうことたちのリストを自動的に生成してくれます。それらにプラスして、「14時〜会議」などのスケジュールも自動的に取り込んでくれます。ということは、今日やろうと思っていることに使えるのは、たすくまに並んでいるリピートタスクやスケジュールにかかる時間以外の部分となります。 これは、たすくまを使っていなくても、可視化されていなくても実際はそうだろうと思います。必ずやることと今日の予定以外の時間でしか、やる ...

タスク管理 その2〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

たすくま=デイリータスクリスト Googleカレンダーに登録されたタスクやスケジュールはすべて、 iPhoneアプリ「たすくま」に取り込まれます。 「たすくま」は、タスクシュートを iPhoneでおこなうアプリです。 では、「タスクシュート」とはなんなのか。タスクシュートの指南書、『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』(佐々木 正悟 (著),大橋 悦夫 (監修))には、 「本日1日分の仕事」を1シートで管理する 「これからやる仕事のリスト」と「ここまでやった仕事のリスト」を一元管理する 「1分以上かかること」はすべて管理する すべての仕事の「見積もり時間」を出しておく ...

コラム:変わる変わるタスク管理〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

タスク管理についてあれこれ書いていますが、これはあくまでも「今現在における」タスク管理に他なりません。 というのも、どんなふうにタスクを、やることを管理しているのかは、その時々の気分にも左右されますし、嗜好にも左右されます。置かれた環境や状況にはすんごく左右されます。 そう考えると、「こうすれば絶対うまくいく!」というものがない、と言えます。 大学院生くらいから、タスク管理なるものをはじめました。 はじめは、 iPhoneのシンプルなチェックリストアプリを使うだけだったのが、いつしか記録を取るようになったり、ポモドーロにも一時期ハマったり。 読んだ本にもいっぱい影響を受けています。 GTDの指南書『はじめて ...

タスク管理 その1〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑥〜

タスク管理 連用バレットジャーナルでとらえた タスク スケジュール その他メモ のうち、タスクとスケジュールの扱いと、それにプラスしてプロジェクトの話がこの章の内容となってきます。 タスク管理の方針 ぼくのタスク管理では、タスク・スケジュールについて書かれたメモを処理していく上で、一つの明確な方針があります。それは、「タスクもスケジュールも、Googleカレンダーに入力する」ということ。 スケジュールをGoogleカレンダーに登録するのはなんの疑問もないと思います。それに加えて、タスクもGoogleカレンダーに書き込みます。それは、「たすくま」という iPhoneアプリを使っているからです。 「たすくま」について ...

起点としての「連用バレットジャーナル」その3〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑤〜

タスク・スケジュール←タスク管理、その他メモ←知的生産もしくはただの記録 タスクとスケジュールはGoogleカレンダーに。で、この2つほど扱いが容易でないものが、「その他のメモ」になります。 連用バレットジャーナルで捉えたメモのうち、タスクとスケジュールに関するものは、最終的にどう扱うのかが定まっています。それは、「実行」されるようにすること。どう扱うのかが定まっているので、それを処理・管理するのは比較的簡単である、と言えます。つまり、タスクやスケジュールというタスク管理の範疇に属するメモは、あまり頭を悩ませることなく扱える、ということ。 一方、その他のメモの扱いには少々頭を悩ませることになります。 ...

起点としての「連用バレットジャーナル」その2〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術④〜

何かあれば、とりあえず連用バレットジャーナルに書いておく。メモの入り口が連用バレットジャーナルです。 手書きをするとなると、タスクや細かなメモは転記をすることになるために、受け渡しに少し手間がかかりますが、それよりも連用のメリットを優先させたいがための連用バレットジャーナルです。 「とりあえずここに書く」場所 何かあれば、連用バレットジャーナルを開き、書く。 新たなタスクやスケジュール、思いつきは、忘れさってしまわないために書くわけですが、連用バレットジャーナルを開くのはそれらを書くときだけではありません。なんだかモヤモヤするときや、実行に移そうと思っているタスクの全容がはっきりしないときなんかにも、 ...

起点としての「連用バレットジャーナル」その1〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術③〜

「一個人の、知的生産・タスク管理の技術②」にて、使っているアプリやツールについて触れました。実際にそれらをどう使い、知的生産・タスク管理を行っているのかについて書いていきたいと思います。 知的生産・タスク管理の起点となるのは、「連用バレットジャーナル」です。 連用バレットジャーナル 知的生産・タスク管理の起点は、メモを取ること。 そして、iPad、 iPhone、紙のノートの3つが知的生産やタスク管理においてメインに使うデバイスなわけですが、起点となるメモをどれで取るかというと、紙のノートです。 ぼくは、紙のノートを、バレットジャーナルをアレンジした「連用バレットジャーナル」として使っており、その使い方を ...

使うツール・アプリ・サービスたち〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術②〜

前回は、一個人が行っている知的生産やタスク管理についての話がたくさん出てきたら面白いのではないか、という話をしました。そして今回からは、一個人であるぼくの知的生産・タスク管理についての話をしていくこととなります。まずは、使っているツールについて。 自宅にiMacがあるものの、家では腰を落ち着けてMacの前に座る時間が少ないため、知的生産。タスク管理には積極的には使用していません。 そんなぼくの相棒たちは、「iPad(+Apple Pencil)」「 iPhone」「紙のノート」になります。 iPad(+Apple Pencil) iPadは、使い方が大きく2つに分かれます。Apple Pencilを使うか、キ ...

一個人であるがゆえ〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術①〜

ブログ、Instagram、YouTube、、、いろーんな情報発信の形があります。知的生産やタスク管理の手法についても、いろーんな情報が発信されているわけですが、基本的にそのどれもが単発的なもので、まとまりのあるものといったら「本」という体裁をとっているものが多いかと思います。 そして本は、売ることが目的であるが故、たくさんの人が実践して効果がありそうな、たくさんの人の状況にあてはまるようなもの、たくさんの人が知っている、いわゆる成功者が書いたもの主体になるのは当然の流れかと思います。 多数の人にとって有益でありそうなもの。多数の人が有益と感じることができそうなもの。 それが、本全体のメインコンテン ...

手書きが圧倒的。でも、他も使う。

iPad+Apple Pencilを手に入れたのと、連用バレットジャーナルを使い始めて、手書きする機会が増えました。iPadとバレットジャーナルという、手書きするツールをいつでも持ち歩くようになったことが、手書きを身近にしてくれています。また、スキャンしてiPadに取り込みさえすれば続きや追記はiPad+Apple Pencilでできるので、裏紙でもバレットジャーナルでもノートでも、どこでもいいから書いちゃえばいいか、と思えるようになったことが大きいように思います。 頻繁に手書きするようになって改めて感じるのは、「何かを考えるときには手書きが圧倒的にやりやすい」ということ。 人によって違うと思いますが ...