メモを「見返しにいこう」と思っていたとしても、なかなかわざわざ見に行ったりしない。なので、勝手に目に入るようにする。これを念頭において置くだけでも、だいぶ扱いが違ってくるように感じる。 例えば、明日をインボックスにすることで、タスクの実行し忘れを無くすという手法。デイリーやカレンダーなど、日付ベースで情報を管理するものを使っているのであれば、「明日」のページやスペースに新たに発生したタスクを書き込むと、明日がきたらそのタスクが勝手に目に入ってくれる。 例えば、着想メモは、放り込むだけではなく、書き込むときに過去のものが目に入るようにすること。書いた時に過去に書いたものが目に入るようにしておく。着想 ...
LogseqやObsidianに手書きの機能を実装し、デイリーに保存された手書きの画像のみを表示するビューワーをショートカットで作りました。 LogseqやObsidianに手書きメモを取るショートカット デイリーページから手書きメモのみを表示させるビューワー ビューワーがあるなら、手書きしたメモを編集できる機能もつけておきたい。それがあれば、見返した時にそのメモに追記することができます。 共有から手書きメモを受け取り、マークアップを起動して書き込めるようにする。で、追記が終わったらそれを上書き保存するショートカットです。 これを、LogseqやObsidianからも即実行できるようにしています。 Log ...
前回、ショートカットを利用して、LogseqやObsidianに手書きメモ機能を実装する方法を書きました。 LogseqやObsidianに手書きメモを取るショートカット このショートカットを用いることで、Logseqや Obsidianなどのデイリーページに、手書きメモを表示させることが可能です。 仕組みとしては、 マークアップした画像をLogseqやObsidianの画像保存用のフォルダに保存する 名称を書き換える それを表示するためのテキストをデイリーノートに書き込む というもの。 そうやって書き込まれた手書きメモは、デイリーページを遡れば見返すことができますが、デイリーページには手書き以外にも、テキスト ...
iOS、iPadOSのショートカットアプリを使うと、 PDFから画像ファイルを作成する 画像にマークアップをする マークアップした画像を任意ファイル名で任意のフォルダに保存する ということができます。 また、LogseqやObsidianは、Markdown記法によりフォルダとファイル名を指定することで、画像を表示することができます。で、これまたショートカットを使えば、 フォルダとファイルパスを設定することで、指定のmdファイルに任意の文字列を追記する こともできます。 これらを組み合わせることでLogseqに手書メモを書くことができるようになり、手帳としての役割はLogseqに任せてオッケーな環境を作ること ...
きりーつ、 れーい、 ちゃくせーき。 「ほしたらはじめていきましょうかいね。 前回、これから三角関数を学んでいくにあたって、三角比の復習をやったと思います。 数学Ⅰのほうで三角比ってのを学んだわけやけど、いちばんはじめにこんな風に定義されてたんを思い出してもらったわけやね(【読んで理解】三角比の定義)。 で、これやった後に、この定義やと$\theta$として$90^\circ$までしか考えられんから、$180^\circ$まで$\sin\theta,~\cos\theta,~\tan\theta$の値を定義できるようにしよう、って習ってるんやけど、覚えてる? いいねぇ、その『そんなんやったっけ?』ってのが滲 ...
「三角比、教えてくれ。」 「相変わらず唐突だね。」 「唐突も何もあるかいな。俺が三角比を学びたいと思った。目の前には数学得意マンのお前がおる。じゃあ発する言葉は『三角比、教えてくれ。』の一択やろ。」 「大きなものの高さを測るとしたら、どうする?」 「相変わらず唐突やな。」 「きみに『三角比、教えてくれ。』って言われたら、いつものように『三角比とはなんぞや?』ということを聞いてるんだろうなーという推測がたつ。じゃあ僕が発する言葉はいくつかの選択肢があったけど、『大きなものの高さを測るとしたら、どうする?』でいこうと思っただけだよ。」 「そんなもんか。で、大きなものの高さを測るってどゆこと?」 「例えば、こんな ...
ロギング仕事術を読み、キーボードの配列を考え、快適にログをとっていける環境を整えてきました。じゃあ具体的になにを使ってどのように記録を取りながら日々過ごしているのか。 今は、スケジュールもタスクもログも、全てテキストでMD(マークダウン)ファイルに書き込んでいってます。使うのは、マンスリー用のファイルと、デイリー用のファイルの2種類。 マンスリーで予定ややることを管理し、それをもとにデイリーにて1日をゆるーく計画し、実行しつつログを書きつけていく、という運用です。 数年前はずーっとGoogleカレンダーやタスク管理アプリを使っていたのですが、ボトルネックがGoogleカレンダーにあることに気づいてか ...
ロギング仕事術を読んでキーボード配列についてあれやこれや考えたりしたわけですが、じゃあキーボードの配列を新たにしてどうなったか、という話を。 実行という大きな一連の行為の中に、過去のことを思い出したり、未来のことをイメージしたりという「考える」という行為を挟み込んでいくことです。 その意味で、ロギング仕事術は静的ではなく動的なものです。 動きとともにあるのです。そうした動きによって、実行中の自分が持っている視点を変え、それまでとは違った考え方ができるようになること。 それが、ロギング仕事術の目指す状態です。 これまでもログを取っていました。もう十数年、日々ログを取ってきていると思います。そのログに対して ...
「ロギング仕事術」を読みました。で、本に感化されて改めてログをとっていこうと思ったわけなのですが、ちょっと変な道に迷い込んでしまったみたいで。 というわけで今回は、キーボードのレイアウト作りの話になります。 ログを取る際には、何で何に記録していくのか?という事をまずは考えるのでは、と思います。すぐに取り掛かれるのは、家のどこかに眠っているまだ使っていないノートを引っ張り出してきてそこに書きつけていく、という方法でしょうか。 で、これまでも多少なりとも日々色々と書いていました。自作したリンク付きPDFをiPadのノートアプリで読み込み、手書きで書くかたちで。それを続ければよかったのですが、手書きよりも ...
『子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力』(イアン・レズリー)にて、少しの知識が好奇心を生む話が書かれていた。 まったく知らなければ好奇心は生まれようもない。 全部知っている、と認識していれば、さらに知りたいという欲求は生まれようもない。 少しだけ知っていれば、知識の穴を埋めようと、好奇心が生まれ得る。 また、『脳はこうして学ぶ』(スタニスラス・ドゥアンヌ)でも好奇心について書かれており、 好奇心は脳がすでに知っていることと、これから知りたくなることとのギャップを検出したときに生じる のだそう。 ということは、少しの知識を伝えることと、ギャップを埋めないようにすることがかなり大 ...