25分間の質と量の向上が真の目的 〜『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』を読んで学んだこと〜

タスク管理や仕事術、ライフハックの話に興味があれば一度は聞いたことがある、もしくは実際にやってみたことがある人も多いであろう「ポモドーロ・テクニック」。
その手法を考え出した方が、ポモドーロ・テクニックについて詳細に解説した『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』(フランチェスコ・シリロ)を読んでみました。
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『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』(フランチェスコ・シリロ)

  • 25分取り掛かり、5分休憩するのを繰り返す
  • それを4セットやった後は、長めの休憩を取る

それをするだけで目の前のことに集中して取り組むことができるというのが、ポモドーロ・テクニックの骨子となります。
実践してみると、それだけで確かに集中できる。でも、効果を感じはするものの、やっているうちに慣れてきてしまうからか、集中できない時も出てきてしまう。で、いつしかポモドーロ・テクニックをしなくなっちゃう。
とはいえ、集中できたという記憶は残っているので、たまーに25分のタイマーをセットしてポモドーロ・テクニックの手法でタスクを消化して見て、、、なんてことをしていました。

でも、ポモドーロ・テクニックは、ただ25分+5分で集中して取り組む手法、ってだけではなく、その取り組む25分間の質を、実践するごとに向上させていくことを目的とした手法であることを、本書から学ぶことができました。
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ポモドーロ・テクニックのルールは、

  • 25分取り掛かり、5分休憩するのを繰り返す
  • それを4セットやった後は、長めの休憩を取る

の2つだけではありません。

  • 25分間中の「内的中断」は、「'」をログに書き込んでメモする
  • 25分間中の「外的中断」は、「-」をログに書き込んでメモする
  • 25分は分割できない。25分すぎる前に中断したならば、その回は“無効“とする。

というのもあります。
これらは、25分間中に起こる中断に対してどう対処するか、を示してくれています。
何かほかのやるべきこと・やりたいことを思いついたり、あるいは他の人から何か頼まれたり、今取り掛かっていることとは違うことにへの対処は、メモしておいて25分が終わった後に回します。
で、ちょっとした中断が起こったことを「'」や「-」を書き込んでおき、中断が起こったことを書き残しておきます。
25分間は自分の決めた作業に取り組み続けることを基本とするわけです。かつ、他のことに意識が向いたことを「'」や「-」でログをとっておく、ということです。
やむなく25分を中断して他のことにとりかかる必要があるときは、その回は”無効”とします。1ポモドーロとカウントできない、わけです。
このルールを守ることで、

  • 25分間集中できたか?
  • 1日に何回25分間「やるぞ」と決めた目の前のことに取り組むことができたか?

の2点に関するログが残ります。そのログから、改善点を探り、25分間のなかのちょっとした中断を減らし、とりかかれた回数を増やしていく。
つまり、25分間の質と量(回数)を向上させていくことが、ポモドーロ・テクニックの大事な目的なわけです。

大事な部分を削ぎ落とされていても、簡単に実践して効果を感じることができる「ポモドーロ・テクニック」。
本来の目的に沿って今後は実践してみて、自分に合った手法なのか探っていきたいな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

「知的生産のABCD」を自分にあてはめてみたら色々と思考が進んでなんだかスッキリまとまった

こちらを読みました。

もちろん、この記事中にあるリンク先の文章も全て読みました。

知的生産に必要な手段をABCDの4つの切り口から解説する初心者向けの本

を考えるもので、ABCDはそれぞれ

  • A:Action
  • B:Brast
  • C:Collection
  • D:Diary

とのこと。

すべて読んで、「自分に当てはめてみたらどうなるかな?」ということが気になりました。
気になったなら、実際に考えてみようということになります。手で書いて。
その際、「自分は現状、ABCDそれぞれにどんなツールを使っているかな?」という視点で考えました。
で、できたのがこちら。
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ABCDの流れを矢印で示し、それぞれにおいて何を使っているか書き出してみたシンプルな図です。

で、「Action」や「Collection」の横に、その行為からイメージされる、「それを行うのはどこか?」も明記してみたところ、

  • Action Board
  • Brest Field
  • Collection Cabinet

という言葉ができ、なかなかおさまりがよくなってくれました。
でもここで、「Diary」だけがどうしても残ってしまったんですね。
あと、スタートが「D」から、というのもなんとかならないものか、と思ってしまったり。
「D」の場所に「A」が、いてくれれば、「A」からスタートし、各B•C•Dに受けわたしていく図になり、とてもおさまりがよくなります。あくまでもこの図においての話、ですが。

なんてことを考てみると、「A」のActionが書かれている場所、つまり、タスクプロジェクトスケジュール管理においては、代わりに「D」をもってきて、”行動の状態”を表すたにめに「Do」でもいいな、と思いつきました。

  • Brest:拡げる段階
  • Collection:保管の状態
  • Do:行動の状態

という風に変化させてみました。

じゃあ、図において各「B」「C」「D」へと矢印が伸びるところに位置することとなった「A」は何なのか、どういう段階なのか、と思考は進みました。
ここで思いついたのが、Aから始まる「Activate」という言葉。

activate とは
…を活動的[活発]にする;〔通例受身形で〕〈機械などを〉稼動[始動,起動]させる,《コンピュ》…を立ち上げる,起動する

普段、過ごしていると、あらゆる情報に触れることになります。その中から必要なものを選択し、自分が扱える状態に、操作できる状態に、アクティブな状態にするのが、知的生産においてまずはじめに行うこと。
そのことを表す単語として、Activateがいいのではないか、ということです。
図を書き換えて、
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となり、Aから各BCDに矢印が伸び、自分的にかなりしっくり来る図となりました。

  • 日々過ごしているなかで触れる数多ある情報から、扱っていくべきものを捉え、Activateする。
  • 中には、ただ捉えるだけでは扱っていく状態にはなってくれない物もあるので、Brainstormingにて拡げ、展開し、理解を深め、扱うことのできる状態に。
  • 行動を起こすものがあればDoへと。保管しておくのであればCollectionに受け渡す。

という流れが出来上がりました。

で、さらに思考は進みます。
Aとして、Accessibleもいけるかも、と。

accessible
2a〈ものなど〉入手しやすい,利用できる; 理解しやすい.

数多ある情報を取捨選択し、記録することで情報をActivateして、Accessibleな状態にする、という感じでしょうか。

ーーー

はじめのABCDから変化し、とらえ方も変わってしまったわけですが、これはこれで楽しい思索の時間となりました。
初心者向けとしてABCDを考えたわけですが、じゃあ達人編としてはXYZかな、とか考えたり。

他の人が発する情報を捕まえてActivateし、手で書いて考えてひとりBrainstormingして展開しつつ別の要素で捉えなおし、それをもとにブログの1記事に仕上げた結果、ScrapboxにCollectionできる状態にすることができたかな、とおもいます。
うん、我ながらこの知的生産のABCD、いい感じです。

では、お読みいただきありがもうございました。

1日1ページ手帳では、「毎日コレについて書く」を決めておく

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手帳として、バレットジャーナルに連用日記の要素を足したようなものを使っています。
この連用バレットジャーナルでは、デイリーページは原則として見開き1ページを使い、余った部分には来年・再来年に書き込むことになります。必ず、1日1ページ使っていく、ということです。

今まで何度か1日1ページ手帳を購入し、使った経験があるのですが、使い切った試しがありません。たいていは「空白のページができちゃったら嫌」問題にぶつかり、書かなかったページができちゃってモチベーションが下がり、、、という経緯で使わなくなってしまいまってました。
今回の連用バレットジャーナルでも、デイリーログに関しては1日見開き1ページ「使う、と決めているので、同じ問題が浮上する可能性があるわけです。で、その対策として、「毎日コレについて書く」を決めておくことが有効やなーと思ったわけです。
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きっかけは、授業の短かい感想を、綴じノートに書き連ねていっていたのを、連用バレットジャーナルの方に移行したことでした。
ぼくの職業は教員なので、毎日授業があります。授業のメモを書く、ということは、平日は必ず書くことが存在する、ということ。
これを続けるだけで、毎日ページが多少埋まる。何も書かない日が出てこない。必ず毎日授業の感想を書くことになる。
空白ができて嫌になる対策はこれや!と思いました。
書く内容はなんだっていいと思います。毎日あることであれば。
毎日体重を測っているのであば、体重を書いたり。
毎日睡眠はとると思うので、起床・就寝時間を書いたり。
毎日必ずやることについて何か書く、と決めておけば、毎日ページは多少なりとも埋まっていき、空白のページはできなくなります。
「空白のページができちゃったら嫌」問題への対抗策となってくれます。

あとは、これとは反対の「書くこと多すぎて1ページに収まりきらんかったらどうしよう」問題が依然として残るわけですが、それはまぁ諦めしかないですかね。

では、お読みいただきありがとうございました。

一週間の活動報告を始めた理由

毎日更新をとりあえずは10月19日〜11月3日の今日まで続けることができている。
書きたいネタはまだまだある、ってなわけではなく、毎日ふと思ったこと、メモったことを元に文章を書き、なんとか更新している感じになってきている。今後の更新には、メモが要となってきそう。

で、試しに昨日、一週間の活動報告的なエントリを書いてみた。今は、数検の勉強と、ブログの更新について、一週間振り返って書いている。もちろんこういうエントリには書く目的がある。

活動を振り返り、自分の歩みの確認のために

これはどちらかというと、自分のためになる部分。
毎週、一週間を振り返る時間を作っている。けれども、全体をざっくり振り返る方式なので、やっていることを細かく見ていってはいない。
そこで、もっとも今力が入れているものについては、細かめに振り返りたいな、と思い、どうせならそれをブログにも書いてしまおう、だってブログで「頑張ります」って宣言したんだもの、という感じで書こうと決意した。

過去にブログで書いたことの、その後の歩みの報告のために

数検合格目指して勉強しますって書いた
今までブログを書いてきて、「こういうことします!」「こういうの、いいと思うのでやっていきます!」とブログで書くことはあっても、その後どうしていったかを書くことがあまりなかった。
何かを使い始めました!いい感じです!…で、使い続けてみてどうなのか、ってもは書いていなかった。
頑張っていきたいと思います!…で、続けれたのか、その結果どうなったのかまでは書いてなかった。
でも、実際は、やり始めだけが肝心なのではなく、やってる間のことも、やめたならなんでやめたのかも、同じくらい大事。じゃあ基本的に全部書いちゃおうよってことで、一週間ごとの活動を書いてみようと思い立った。

一週間のブログエントリのまとめのために

一週間前に何について書いたのか、もう思い出せない。
3日前の内容でさえ思い出せるかあやしい。
一週間ごとに自分が書いたことを確認して、それをまとめて読みに行ける形で置いとくのはいいかな、と思って。

おわりに

あと、もう一つ。
ブログに書くからには、数検がんばっていかないと格好つかないよってのもあったり。でもこれはなるべく考えず、淡々と毎日学んでいくことこそが大事なので、楽しみながらコツコツ淡々と進めていきたい。

では、お読みいただきありがとうございました。

追記

ぼくの手違いにより、 数学もブログも楽しめてるので、上々のスタート(数検1級合格まで(1)10/26-11/01)をこの記事よりもあとにupすることになってしまいました。なので、一週間の活動報告をしてないのに一週間の活動報告を始めた理由を書いてしまう、ということになってしまいました。すいません。。。

じっくり書くのもいいし、サクッと更新するのもいい。ただ、今は、毎日書きたい気持ちなだけで。

ブログを書き始めてから、いい循環が起きている、気がする。

このブログのタイトルは、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」。言わば、何を書いちゃってもいい。
いろいろと考えていることを書いてもいいし、やってみていることを書いてもいい。それを読んでもらって何になるのかはわからないけど、考えたことや実践したことで見えることはあると思うので、それを書けば参考になることもあるだろう、と都合良く思っていまはせっせと更新している。
ハードルをわざと下げている。

ただ、そこまでハードルを下げたとしても、ずっと書けていなかった。
沈黙の期間がだいぶあった。
この期間、あんまり書こうとしていなかったってのはあるけれども、今思えば、いろいろと考えたり試してみたりってことができてなかったように思う。

ブログの更新を再開して、あ、やってみたことってブログに書けるやん、と再確認することができた。そういう目線でいると、自分が試しにやってみたことが結構見えて来る。
別にブログのネタになりそうやからやってみるってわけではなく、こういうことも試してみた、あぁいうことも考えてみてる、って気づけるようになったというか。
ネタのストックがあるわけでもなし、記事のストックがあるわけでもなし、その日その日で何書こうと考えていることもあれば、あこれについて書けそうやん!と気づくこともある。
たいていは、ちょっとしたメモから書き始めることが多い。
で、そういうちょっとしたメモは、何かについて考えていたり、何かを試していたりする時に思いつく。
たとえ思いつかなくても、何かしらの理由が合って取り組んだことがあるなら、活動報告的に書ける。

活動全てがブログネタになる。
そう考えると、俄然何かを試したり活動していこうという気も起きやすい。
何か試したら、またそれを文章にしていける。なぜ試したのか、試してどうやったか、いい感じかどうか、なに考えたか。
というように、いい循環が生まれてる。

じっくり考え、書き、1つの記事を作り上げるのもいい。
サクッと軽めな記事でも、書いて更新するのもいい。
別に、どんなんがいいとか、ベストとかない。
自由に書けば、振る舞えばいい。
今はただ、毎日書きたいと思ってるだけで。
その気持ちが続く限りは、どんどん書いていくことを目標に、日々コツコツ更新していきたいな、と思う。
あれこれ試して、考えて。

では、お読みいただきありがとうございました。

実用数学技能検定の1級を目標に、数学を勉強しようと思います

大学時代、ゼミの先生に「卒業後に働き出すことを考えると、数学の力は今がピークだから」と言われていました。
できるだけ数学の力を衰えさせないように、少しでも学ぶ時間をとりつづけてきましたが、先生のおっしゃるとおりで、知識の面でも思考力の面でも、徐々にあの大学の頃よりも落ちていっている感じがしてなりません。
少しづつでも数学を勉強する時間をとってはいましたが、何かしら目標らしいものを定めず、強いて言えば「この本を読み切ろう」ことをゆるい目標とするくらいでした。
そうやってもう10年近く。
少し学び方を変えてもいいかな、と思い始めました。

受験生の時、毎日勉強していましたが、けっこう楽しめていた記憶もあり、試験に向けて勉強する、ということをしてみようと思い立ちました。
そこで、「数検」と呼ばれている、実用数学技能検定を受けてみようかな、となったわけです。
で、目指すなら1級。
とって何かいいことがあるわけではないですが、「合格」という目標を目指して数学を学んでいくのもいいかな、という思いでちょっと挑戦してみようと思います。

また、きっと今だからこそできる数学の学び方というのがあると感じるのも数検を受けようと決意した1つの理由です。
受験生の時、大学生の時、働き始めてからと、それぞれだいぶと違った学び方をしてきました。その中で、受験生の時とは比べ物にならないくらい、数学について理解してきたと思っています。
大学のときと比べるとだいーぶ劣るとはいえ、試験の「合格」を目指して勉強していた受験生のときとは全然違う見方で、捉え方で、数学を学べるという確信があります。
そのことにワクワクしていて、今から楽しみです。

おわりに

次の試験日は、4月12日。今から半年弱。楽しく学んでいければな、その中で、数学の魅力をまた再発見できればな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

Scrapbox × Honkure = book scrapbook

のきばトークきいてると、「いろんな人がHonkureのようなサイトをつくればおもしろくなる」という話がなんども出てくる。
Honkureとは、簡単に言えば@rashita2さんの本棚。本棚というものの、本に限らず、漫画や映画などもそこには並んでおり、その一つ一つに@rashitaさんの読み応えのあるコメントというか、文章が添えられている。
確かに、こんな本棚を自分で作ってみるのも、ほかの人が作った本棚をのぞくのも楽しそう。
自分でやってみよう。Scrapboxがあるからきっと簡単にできるはず。


Honkureの一番のキモは、タグ。
Honkure内の本についての記事を下にスクロールしていくと、タグがつけられていることがわかる。
分類のためのタグのほか、書籍名や著者名もタグとしてつけられている。好きなタグをクリックすると、同じタグがつけられている他の記事がずらっと並ぶ。
タグによって記事と記事がつなげられており、サイトを訪れた人は、タグをポチポチクリックしていくことで、自分の興味の赴くままにHonkure内を散歩できる。

Scrapboxでは、タグをつけると同じタグがつけられているノートがページが下に表示される。
また、ページをリンクさせることも簡単。
タグやリンクで互いのノートがつながり、しかもつながっているノートが下にずらっと表示されるので、自分の興味の赴くままにScrapbox内を散歩できる。

まさに、Honkureの思想を、そのまま、手軽に、気の向くままに、そして完璧に実現してくれる。


ということで作ったのが「book scrapbook – Scrapbox」。
まだまだ本の数はすくないし、過去記事の再掲が多いけれども、これがどう育っていくのか自分としては楽しみ。よろしければ寄ってってやってください。

では、お読みいただきありがとうございました。

デイリータスクリストに紙のノートを使う。タスクシュートを意識して。 ~タスク管理あれこれ2~

前回提示した、「タスク管理、三種の神器」。

  • スケジュール帳
  • マスタータスクリスト
  • デイリータスクリスト

スケジュール帳とマスタータスクリストは、「やること」をやり逃さないためのもの。
「やること」を実際にやっていく、こなしていく上で重要なのが、デイリータスクリスト。
長らく「たすくま」を使ってた。たすくまにて、朝起きてから夜寝るまでのすべての「やること」をリスト化し、行動していってた。
それで、不自由があったわけじゃない。なにかしら問題があったわけでもない。でも、一番いい方法か?と問われるとうなづけない気持ちも。
そこで、別のツールを試してみることに。試してみることで、いろいろわかったことがある。

ノートを使うことに

一日は、「スケジュール」と「タスク」からなる。スケジュールがあって、その合間合間にしかタスクをこなすことはできない。
合間合間がよくわかるのは、時間軸。軸にスケジュールを書き込むと、間にどれくらいの時間が使えるのか可視化できる。一日の流れを俯瞰できる。
だからぼくはバーチカルタイプの手帳が好き。あの、表示のさせ方が好き。
「たすくま」では、すべての「やること」がリストの形で表示されてて、スケジュールを書き込んだ後、どこに、何分くらいの時間が残されているかをパッと見て把握しづらいな、と感じてた。
というわけで、「たすくま」をいったん離れ、ノートにデイリータスクリストを担わせよう、ということになった。時間軸にスケジュールやタスクをのせていけるように。

なぜ手帳じゃないのか?書き込むスペースが少ないから。計画をし、実行し、実行した「やること」に作業ログを残すには、豊富なメモスペースが必要になる。そのスペースを確保するには、見開き一面に時間軸が並ぶバーチカルタイプの手帳では厳しい。
1日1ページも手狭に感じたので、見開き1ページを1日分とすることにした。ノートやからこそできる、柔軟で贅沢なページの使い方。

縦に一本線を引き、数字を書き込み、時間軸をつくる。そこにスケジュールを記入し、合間にタスクを書き込んでいく。
そうすると、ざっくりと一日を計画することができ、すべての「やること」が終わる時間の予想もつく。細かい修正を随時ほどこす、ということはできひんけれども、一日の計画時に今日の全容をざっくりつかむのであれば問題ない。
基本スタンスは、この方法。ここに、これまでずっとやってる「タスクシュート式」を加えていく。

タスクシュート式を意識

「タスクシュート」の詳細を学ぶことができる「なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?」に、「タスクシュート式」の定義が載っている。

  1. 「本日1日分の仕事」を1シートで管理する
  2. 「これからやる仕事のリスト」と「ここまでにやった仕事のリスト」を一元管理する
  3. 「1分以上時間のかかること」はすべて管理する
  4. すべての仕事の「見積もり時間」を出しておく
  5. 「本日1日分の仕事」がすべて終わったら何時になるかの予測を自動算出することで、常に仕事の終わる時間(または就寝時刻)をリアルタイムに把握する

これらをなるべく満たしながら、ノートで実践できないか、を考えた。
三つ目以降がなかなかに厳しい。「「1分以上時間のかかること」はすべて管理する」を厳密に実行するのは諦めた。そこまでの細かいタスクを時間軸に書き込むことはできひんから。けれども、ノートの豊富なスペースにはタスクを書き出しておくようにする。管理、とまではいかへんけれども、細かいタスクたちを把握はしておく。
4つ、5つめを実装するために、タスクの基本セットを30分にした。「25分+5分」のポモドーロテクニックを意識しての、30分。
縦に引いた一本の時間軸にスケジュールを書き込み、スケジュールの合間に30分のタスクをはめ込んでいき、一日の流れを組み立てる。割り込みがあったりしてタスクをひとつ後にまわすと、帰宅時間が30分後ろにずれ込む。そんな風すると、終わる時間はすぐ割り出せるようなる。
30分以上かかるタスクは、分割してそのサイズにする。30分かからない細々したタスクは、いくつか集めて束ね、30分になるようにする。
スケジュールの合間に30分がうまいことはまらないときは、あえてはめない。すると、隙間ができる。10分~20分くらいの隙間が。一日に1つくらいは、この隙間があるくらいがいいかな、と思ってる。

自由で不自由なノート

ノートは、一度記入すると、修正しにくい。
なので、一度計画を記入し終えたら、それどおりにこなしていこう、という気持ちが強くなる。
方眼の一つのマス目を20分とし、3つで1時間ぶんと決めた。その時間軸に、スケジュールを書き込み、30分のタスクを合間に入れていく。
実行中も、常に時間軸を意識できるのがいい。

ノートによってのタスクシュート式の実践は、割り込みにはめっぽう弱い。
で、一つルールを設けた。割り込みから帰ってくるときには、必ず調整時間をとる、ということを。その調整時間に、割り込みによってずれこむことになったタスクの時間の割り振りを調整し、修正する。で、またスタートしていく。
ノートを使うと、割り込みに対応しにくい反面、事前装填感が高まる。強くコミットメントすることになる。一度書き込んだら、簡単にはうごかせないから。タスクがシュケジュール化され、機械的に、時間がきたらスタートせなあかん感が増す。
割り込みがさほどないときは、かなりうまくいくことがわかった。割り込みがさほどないって、なかなかに特殊な状況やけど。
割り込みがあっても、調整時間を取ればまずまず修正していけることもわかった。この、調整時間を必ずとるってのがいい感じ。突発的なことが起こり、予定が狂ってもそのまま突き進むのではなく、一度立ち止まり、ちょこっとだけ計画を立て直す。ノートは、計画の立て直しを促してくれる。
でも、割り込まれまくったらこの方法では対応しきれないのは目に見えてる。そこがネック。

ノートは、記入は自由で、修正は不自由。それでタスクシュートのようなことをしようとすると、どうしても工夫が必要になってくる。不自由さをカバーできる工夫をすれば、自由を謳歌できる、のかもしれない。

おわりに

ノートを使う利点として、

  • 時間軸を意識できる
  • 修正しにくい分、コミットメントが強くなる
  • 割り込み後は、調整時間によって計画の立て直しが習慣化される

あたりが挙げられる。手書きでノートにあれこれ書きながら過ごすのも楽しい。

ぼくは、以前は一日の計画をたすくま上で行っていた。開始時間等々を気にしてやることの順番を入れ替え、それどおりにこなしていけるリストを作ろうとしてた。けど、「上から順番にこなしていけばいいタスクリスト」をなかなか作ることができてなかった。「やること」を終えた後いちいち「次はどれをしようか?」と考え、選び、スタートしてた。
時間軸を書き、そこにスケジュールとタスクをのせていくことで、リストでずらっと並べるよりも一日をイメージしやすくなる。任意に動かせてしまうタスクを、スケジュールのようにとらえることができ、「この時間がきたらこれをする」と、迷いが入り込む余地をかなり減らすことができる。上から順に実行していけばいいリスト、上から順に実行していけるリストがつくれるようになった。
実際、ノートを使うようになって、計画よりもたくさん休憩しすぎたり、リストにのっていないことをついつい始めてしまったり、ということがかなり少なくなった。

あと、もう一つ。
タスクを30分でひとつとし、ポモドーロ・テクニックを使うことで、集中度合いも上がった。5分の休憩を必ずはさむのがいい感じ。
時間軸に、スケジュールと30分のタスクセットをのせることよって一日の「やること」リストを計画する。
しばらくはこの形で毎日を過ごしていく予定。これと、たすくまを組み合わせて。

では、お読みいただきありがとうございました。

自分も習慣化に取り組みながら、「習慣化」についての連載を書くと、すごくいい

4月から「アシタノレシピ」の執筆陣に加えていただいています。
ほんとうに光栄なことで、ベックさんから声がかかったときは、「是非是非!」と参加を即決しました。というのも、アシタノレシピのいつかの記事で「書いてくれる人誰かおらんかなぁ」的なことを書いてて、立候補しようかなと思いつつ時が過ぎていってしまってたからです。なので、声をかけてもらえたのはほんまにうれしく、今も楽しみながらとりくむことができています。
というのは余談で。
現在、アシタノレシピでは「「習慣化」のための自己サポート集」と題した連載をしています。「習慣化」をテーマに記事を書いてるわけです。
連載の中でも書いているのですが、習慣化について書きはじめたくらいの頃から、「Mediumで日記を書く」ってのを新たにはじめました。習慣化について連載しながら、同時に自分自身も新たなことの習慣化にとりくみはじめたんです。で、これがすごくいいなと感じるんです。

「習慣化」について書きながら、自分も「習慣化」にとりくむ。
「習慣化」にとりくむことによって、それが連載を書く際の具体例となります。具体例があったほうが話は展開しやすいもの。自分が習慣化にとりくんでいる「Medium日記」について触れながら、習慣化についてより具体的に書くことができてる感じです。
さらには、書くことによって気づくこともたくさんある。連載で書くことで自分自身の理解も進み、新な気づきが起こり、習慣化にもプラスに働く。そういう良循環が起きている感じがします。
記事がすごく書きやすいんですよね。習慣化に取り組みながら、習慣化について書くってのは。

考えていることとやっていること、考えたこととやったこととが、書いてあるブログ

思えばこれは当たり前のことで、これってぼく自身すごく慣れ親しんでいる方法であることに気づきました。
ぼくのブログを書く際の基本的なスタンスが、考えたことを試してみて、試してみたことを書いてみる、というものだから。
ぼくの最も好きなブログは、「23-seconds blog」なのですが(ほんとうにおもしろいのでみなさんぜひ読んでみてください)、そのブログ内のあるエントリで、ぼくのブログをこんな風に表現してくれていたことがありました。
「考えることと、やってみることで満ちているブログです。」
このように表現してもらえて、ほんとうにうれしいですし、まさにこのブログを言い表してくれている言葉だと思います。
ぼくが考えていることとやっていること、考えたこととやったことを書くのは、それがやっぱり楽しいっていうのと、そうやって書いていくことでまたさらに考えてやってみて、、、が続いていくから、なのだと思います。
考えたことを試してみて、試したことを書いてみる。と、はじめに考えてたのんとはまた違った気づきが得られ、それを試してみてることに反映し、反映してみながらまた書く。また新たな気づきが得られて、、、の繰り返しがおこったりする。
それがすごく楽しくて。
「考えること、試すこと」と「書くこと」は互いにいい影響を及ぼしあってくれる。からぼくは、ブログを、考えていることとやっていること、考えたこととやったこととを、書く場にしているのだと思います。

おわりに

Atsushi – Medium
ぼくのMediumのアカウントです。自分で「Medium日記」と呼んでいる、1日の活動を振り返る日記は、毎日22時半くらいに更新されるか、と思います。とりとめのないことばかりを書いてるので、自分のために書いている、って部分が強いのですが。
Mediumでは他には、自分のブログの記事も載せたりしています。特に、はてなダイアリーで書いてたときのエントリを読み返し、「知的生産」に関する話をときどきMediumに再掲したりしてます。そんな感じで、Mediumで遊び始めているところです。なんとなしにのぞいていただければ、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

「タスクの実行度を上げるために」やったこと

『「タスクの実行度を上げるために」と「過程までをも、ブログエントリに作戦」』の続編となります。

上記記事では、ぼく自身の悩みとして、タスクリストに書いたタスクを実行できず、先送りや削除してしまうことが増えている、ということを挙げ、それの対策を考えるところまでを書きました。
その対策は、次の4つ。

  • 自分への信頼度を取り戻すために、一日の計画を立てる時間を今までよりも十分にとる。慌てず、慎重に、じっくりと計画を立てる。
  • あえて紙に書き出す、というのも有効かも。めんどうくさくてずーっとは続けられんけれども、しばらくたすくまに登録してあるタスクを、手帳にも毎日書き出す。そして、実行したらチェック。
  • はじめは、守りやすい約束ばかりにしておく。
  • ずっと先送りしているものがあれば、より細かく分解して最初のステップだけをタスクとして登録しておく。

この中で、実際にやってみたのが、「一日の計画をじっくり立てる」「細かく分解する」「はじめは、守りやすい約束ばかりに」の3つ。
やってみて特に効果的だと感じたのが、「細かく分解する」と「はじめは、守りやすい約束ばかりに」の2つの合わせ技でした。

2つの合わせ技を用いることで、「新しいブログへの移行」を完了することができました。
また、「一番搾り」の応募者プレゼントキャンペーンに申し込むことができました。

ブログの引っ越しは、3年ほど停滞していたプロジェクト。
やりたいなぁやりたいなぁと考えていたけど、なかなか着手できてませんでした。

一番搾りの応募も、3か月ほど先延ばしにし続けていたこと。
応募者には様々な一番搾りがあたるかも、という、とても魅力的なキャンペーンにもかかわらず、先延ばしにして、応募期限が迫ってきていました。

先送りされがちなタスクの特徴と、その具体的な進め方

「ブログの移行」と「一番搾りキャンペーンの応募」の2つは、どちらも締め切りが明確に定まっていない、いや、締め切りが存在しないタスクです。
ブログの移行なんて、自分が移行したいときにすればいい。「一番搾り」の申し込みも、定期的にいろんなキャンペーンをやっているので、たとえ今回を逃しても、次また申し込めばいい。
こういう締め切りの存在しないタスクは、先送りしてもなんの問題もないので、ついついどんどんと後回しにしがち。
だから、計画に組み込んだとしても、それをずーっと先送りしちゃってたわけです。

そこで、「細かく分解」し、「はじめは、守りやすい約束ばかりに」することで、毎日ちょっとずつ進め、ついにはどちらも成し遂げることができました。

一番搾りキャンペーンの応募

一日の計画を立てる際、今日やることのなかに「一番搾りの応募」というタスクは、ずーっと並び続けていました。
来る日も来る日も。
でも、来る日も来る日も先送りされ続てました。
そんな、タスクリストに並んでいるのに実行できない日々が続き、タスクの実行できない自分への信頼度を下げていくことに。

対策を考えたその日も、タスクリストに「一番搾りの応募」は並んでいました。
案の定、そのタスクをやる気にはなれません。
そこで、「細かく分解する」ことに。
「一番搾りの応募」タスクを複製し、片方は明日の日付に変更する。
もう片方の「一番搾りの応募」を、「一番搾りの応募をするために、はがきにシールを貼る」というタスク名に変更して、1枚でもいいからはがきにシールを貼ろうという気持ちで、応募はがきとシールを準備しました。
これが、「はじめは、守りやすい約束ばかりに」するということ。
「一番搾りの応募」よりも、「一番搾りの応募をするために、はがきにシールを貼る」ほうが明らかにそのタスクを実行しやすい。
自分への約束を守りやすい形にちょっと変更してやったわけです。
結果、はがき2枚分のシールを貼ることができ、その日は終了。一枚でもいいからはがきにシールを貼ろうと考えていたのに2枚分貼れただなんて、万々歳です。

次の日、またタスクリストには「一番搾りの応募」が並んでいます。
やっぱりこれではやる気になれない。
前の日と同じように複製し、片方は翌日に、もう片方のタスク名を書き直し、実行。
その日も2枚のはがきにシールを24枚ずつ貼ることができました。

これを3日繰り返し、はがき6枚に、計144枚のシールを貼り終えることができました。
次の日にもまた「一番搾りの応募」というタスクが並んでいます。
またまた同じように複製し、今度は「一番搾りの応募をするために、はがきを入れる封筒を用意する」と書きかえ、はがきを封筒に入れておきました。
次の日、宛先と自分の住所を記入。
晴れてその次の日、郵送完了。
その日その日に「守りやすいように」「細かく分解」し、一つのステップを着実にのぼっていくように、「一番搾りの応募」タスクを完了させることができました。

ブログの移行

ブログの引っ越しでも、「細かく分解する」のは有効に働きます。
ブログのほうは、あらかじめ分解しておき、それらを一日の計画へと組み込んでいきました。
一番はじめに、「ブログ移行のプロジェクトを立ち上げる」というタスクを設定し、その実行の際、こんなリストを作りました。

  • ブログ立ち上げプロジェクト
    • サーバーを決める
    • サーバーを契約する
    • ドメインを決める
    • ドメインを取得するとこを決める
    • ドメインを取得する
    • WordPressをインストールする
    • テーマを決める
    • ブログ移行しますエントリを書く
    • はてなダイアリーの記事を移行する

そして、毎日10~25分ほどの時間をとり、リストに書かれていることを進めれるだけ進めていく、という方針で実行していきました。

おわりに

これまで停滞していたタスクを二つ、完了させることができ、自分への信頼感もかなり復活しました。
「やりたくなかったら、分解してみよう」って意識が芽生えたこと、それが実際に有効に働いたことは、とてもよかったな、と。

大切なことは、少しでもいいから前へと進めていくこと。
ただ先送りするのではなく、必ず着手して、できなかったぶんを先送りする。
少しでもいいから、前へ進める。
ほんのわずかでもいい。「進んでいる」ってのがすごく重要なんだと気づくことができました。

なんだか最近先送りが多いな。
やろうと思っていることを、ついついやらずに「ないもの」としちゃってるな。
そう感じるとき、なんかに、参考にしていただけたらな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。