どうやら、仕組みや仕掛けを「考える」ことが好きなようだ、と気づいたのですが、考えるときには、読んだ本がやっぱりすごい参考になるなーと思った話です。 ぼくは、生徒に数学の力をつけてもらいたいなーと考えてるわけです。論理的に考え、組み立てられるようになって欲しいなーと。いわゆる論理的思考力というやつです。 生徒の力を伸ばしたい、能力を身につけて欲しいわけです。 で、これが今読みかえしている本、「『超一流になるのは才能か努力か? (文春e-book)』(アンダース・エリクソン,ロバート・プール)」と結びつきます。 「超一流になるのは才能か努力か?」には、人の力は伸ばせること、脳を変化させていくことができること ...
最近気づいたこと。ぼくは、「仕組み」や「仕掛け」を考えるのがどうやら好きだ、ということ。 これが、けっこう大きな気づきではないか、と思える。というのも、いろいろ腑に落ちたから。 来年度、仕事が大きく変わる。 うまく進めていくことができるか自信がなく、おそらく今その仕事をやっている人と同じような方法では、きっとぼくには難しいやろうな、と感じている。なので、今のうちから仕事内容や手順を整理し、自分でもできるような形に整えようとしているところ。 で、自分でもできる形にするというのは、誰にでもできる形にする、ということ。そんな仕組みを考えるのに一生懸命になってる。 また、ふとしたことから数学の授業カリキュラムに ...
みなさん、ブログはどうやって書いてるんやろう? なんとか毎日更新してるけど、なかなか書けない日がある。今日がそう。 書けるときはダァーッと書ける。書けない時でも、ダァーッと書ける時が1日の中でやってくるのが多い。けど、今日みたいになっかなか書けない日もある。 だいーぶ前やけど、ブログ書くときにかならずマインドマップもどきを描いて内容を固め、それに沿って文章を書いて仕上げていた時があった。 そのときも毎日更新してたけど、マインドマップさえ描ければ更新は容易いって感覚があった。 マインドマップを描く分、時間はかかる。けど、安定して、1記事60分くらいで書けてたように思う。 今は、マインドマップは全く書いておら ...
何かについて考えるとき、どうしてもなにかしらの紙とペンが欲しくなります。 文字を書いたり、図を書いたり、線をひっぱたり、言葉を平面状に配置したり、リスト形式で書いてみたり、矢印で結び付けたり。 そういうのを自由に、考えの赴くままにおこなうことができるのが、紙とペン。これに勝るものはない。 そう思っていました。 iPad Pro 10.5インチとApple Pencilはずっと欲しくて、思い切って買うまでは、どうしてもApple Pencilの書き心地えの疑いが晴れず、優れてるとはいえ紙にペンと比べてしまってなんだか違うなぁってなるんやろうなぁと思っていました。 実際、書き心地を比べてしまえば、紙にペンには勝るわけはないの ...
iPadとApple Pencilは、紙にペンと遜色ない文字が書けます。 書き心地は紙に及びませんが、スラスラと思い通りに線が書けるので、とても優れた手書きのデバイスなのは間違いない。 なのでぼくは、数学を勉強する際はiPadを使うようになりました。 加えて、授業の板書計画もiPadのノートアプリで立てています。あと、マインドマップとも相性は抜群だと思います。 それは、「書いたものの配置を後から動かすことが可能なので、自由に決めることができる」から。 ぼくは教員をしているので、授業の際に黒板をどう使うか考え、その見本を手元に置きながら解説していきます。で、あらかじめ立てた黒板をどう使っていくかの計画(板書 ...
あけましておめでとうございます。 今年も「iPhoneと本と数学となんやかんやと」をよろしくお願いします。 2020年一発目は、手帳について。 ここ数年、紙の「手帳」は買っておらず、タスク・スケジュール管理は基本的にiPhoneを使っています。 ただ、紙の手帳もやはり魅力的で、時々ふつーのノートに手書きで日付を記入して、手帳の役割を担ってもらったりしています。 ただ、それも年間通じて使い続けることはあまりなく、またiPhoneに戻る、というのを繰り返しています。 タスク・スケジュール管理はiPhoneを使っている、というのは、Googleカレンダーにスケジュール登録したり、それを確認したりにiPhoneを ...
M-1グランプリ 2019の「かまいたち」の漫才。決勝でやっていた、トトロを見たことがないことを自慢しているという内容の漫才。 トトロをすでに見たことがある人、見てしまっている人は、見ていない状態には戻れない、というやつ。 そうやよなぁ。 トトロをすでに見たことがある人、見てしまっている人は、見ていない状態には戻れないように、 キャッチボールをうまくできる人は、はじめてキャッチボールをした、まだうまくできない状態にはもう戻れない。 何かを学んで理解した人は、まだ理解できていない、うんうんと頭を悩ませたときには戻れない。 とはいえ。 人に何かを教えるときには、まだ理解できていない人に対して、理解できるようサポー ...
ポッドキャスト、「喋りたいことやまやまです」の“【#202】倉下忠憲さんに「書くこと」について聞いてみた!”を拝聴した。ブログについての話で、それを聴いてぼくもふとブログについて考えた。 文章を書くことをお金を得るなんて気持ちはない。 書いたものが、誰かの、何かの役に立ってくれれば、と思ってはいる。 はじめた当初は、学びにつながれば、とか、思ってた。 読んだ本についてかならずまとめて、ブログで書いてたり。 ブログで書くことを動機に、読んだ本についてのまとめをしていた。 「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のタイトルも、自分が学びたいことを盛り込んでのこと。 自分が考えたことを書きたい、って気持ちも ...
昨日のエントリ、「マインドセットによって変わる、劣等感への対処の仕方〜アドラー心理学について⑤〜」にサラッと挙げた、劣等感と劣等コンプレックス・優越コンプレックスについて。 アドラー心理学の本を読んでいて感じるのは、劣等感は、「できない」「もってない」など、「〜ない」感覚、くらいのものっぽい、ということ。ただ、他と比べて劣ってるなーと感じることで、それ以上でもそれ以下でもない。 劣等感自身は、別に悪いものではなく、ただできてないなーと感じるだけのもの。 やから、誰しもが持ってるもの。 『幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』(岸見 一郎、古賀 史健)では、人は皆、生まれた時から劣等感を抱 ...