ふとしたメモをTwitterに書き、メモ帳として使う

Twitterをメモ帳として使いはじめました。
メインのアカウントではなく、サブアカウントを取得して、非公開にし、そこにメモをしていってます。
Twitterのリプライの機能を使えば、過去書いたメモに紐付けして新たなメモを書いていけるわけですが、そういうメモの仕方が、ちょっとした細かなメモをとるときに適しているのではないか、と考えてのこと。


これまで、ふとした思いつきやちょっとしたメモは、デイリーページに、他のメモや記述と一緒に書き込んでいました。
とにかくなんでもデイリーページに書き込む。そう決めておくことで、書くときに迷いなく書き始めることができるようにしていました。
メモは書いてなんぼなので、どこに書こうかとか迷わずに書き始めることができることはとても大事です。その点においては、デイリーページに書く、というのはかなり効果的でした。
ただ、デイリーページにメモを書く欠点としては、日をまたいでメモを書きためていく、というのには適していないということ。
デイリーページはその名のとおり1日ごとにページがわかれているので、数日間にわたって同じ事柄に対してメモを残していくと、個々のメモは別々のページに点在することになってしまいます。点在するメモたちを見返すとなると、検索をしなければいけなかったり、どうしても一手間かかります。
じゃあ見返すときに、自分はその一手間をかけるのか。
即答できます。いやいや、一手間あったらやらんよ、と。

メモは、勝手に目に入る方がいいというのは、ぼくの中ではもう確信めいたものになりつつあります。
自分から見返しに行かずとも、勝手に目に入ってくれるような環境。
新たなメモを書くときに、これまで書いたメモが勝手に目に入ってくれる方がいいよなぁ。じゃあ、デイリーページにメモを、ふとした思いつきやいまよく考えてたりするメモを書いておくのは得策ではない、ということになります。昨日以前に書いたメモは目に入らないので。

また、日々色々なことを考えるわけですが、ちょっと前に考えていたことの続きをまた考えていることが多い、というのもあります。昨日や3日前に考えていたことの続きにあたることを考えているようなことが。
そういったことの諸々を考えると、やはりメモを書いていくのはデイリーページではなく、別のところにしといた方が良さそうとだという考えに至ります。

さらにさらに、「ツェッテルカステン」なる、適度な大きさの紙、つまりカードによる知的生産の方法を知ったのは多分1年くらい前。
どういった方法なのかは詳しいところまでは知らないのですが、カードに番号をふっていくというのは知っています。そして、あるメモに関連するメモを書いたカードには、「100.1」のように、枝番号をふる、ということも。
この手法を、簡単に、ちょっとしたメモに適応できないか、なんて考えが頭の片隅にありました。


  • 日を跨いで書くメモに、デイリーページは適さない。なので、デイリーページとは別のところにちょっとしたメモは書きつけていきたい
  • 考えてメモをする事柄は、少し前に考えていたことに関連することが多い
  • 「ツェッテルカステン」なるカード術は、番号と枝番号を使うことで、メモ同士を関連させることができ、そんなふうに、ちょっとしたメモをお互いに関連させつつ書き残していくことができないものか

これらの用件を考えたときに、メモを書き記しておく場所として候補に上がってきたのが「Twitter」です。
Twitterを使えば、当然デイリーページとは別のところにメモを書き残していくことになります。文字数は140文字以内なので、ちょっとしたメモを書くのに適しています。
少し前に考えていたことに関連することを考え、メモすることが多いのなら、メモ同士を関連させることができた方が良さそうです。「いま書いたメモと昨日書いたメモは繋がっていますよ」ということがわかるように書くことが、関連させるということだとしておいてください。
で、その手法として「ツェッテルカステン」なるものが使えそうで、それをデジタルで実現するなら、Twitterがいいではないか。番号はふらず、メモ同士を関連させたければ、あるメモにリプライする形式でメモを書いていけばつながってくれる。また、あるメモから関連することを分岐して書いていくこともできる。
日をまたいで共通の事柄に対してメモしていくのは、日を単位としてページが分かれているデイリー形式と相性が悪いので、デイリーページとは別にメモを書く場所を定めておいた方がよさそうで、その場所としてTwitterに白羽の矢が立った、というわけです。

メモ帳としてTwitterを使い始めてしばらく経ちますが、今のところいい感じです。
140文字という制限が、ちょろっとメモをするという行為を後押ししてくれている感じがします。
また、日をまたいでのメモを気軽に取ることができるというのが、なかなかに快適でして。読書メモなんかも日をまたいで書いていくわけですが、これまたTwitterメモ帳と相性がいい。
メモの中で、明らかにタスクと判断できるものや、参照したいことについてはデイリーページに、ふとした思いつきに関してはTwitterに。しばらくはそうやって過ごしていくことになりそうです。
今後使っていって、じゃあメモしたのは使っていくのがよさそうか?といったところまでわかれば、また書きたいと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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