勝手に信頼できなくなったメモ帳への信頼を取り戻すために

何かしら思いついたことや覚えておかないといけないことは、「すべてを書きつけていく用」のノートに書きつけていってます
今はObsidianがその役割をになってくれており、日中は基本的にはMac上で起動させているObsidianに書き込んでいき、家では先日AppStoreに公開になったばかりのObsidian Mobileを利用して、書き込んでいってます。
なので最近は、基本的にはメモを書くときには紙を使わず、Obsidianに直接書き込むこんでいます。

とはいえ、Obsidian Mobileの起動はそんなに早くなく、シチュエーション的にiPhoneを取り出せないこともあるので、紙のメモ帳を常に持ち歩いています。
ただ、困ったことがありまして。
紙のメモ帳を使う頻度が少なくなった影響で、メモ帳を信用できなくなっているんです。


常にObsidianを使っているわけですから、Obsidianに書き込まれたことは常々目に入ります。なので、Obsidianに書き込まれたことなら忘れてすっぽかすことはないだろう、という確信があります。Obsidianはかなり信頼しています。
が、メモ帳はそうではないのです。

ほとんどのメモをObsidianに書き込んでいるので、メモ帳を使うのはときどき。頻度で言うと2,3日に1度くらい。
それくらいしかメモをメモ帳に書き込まないようになると、メモ帳をしょっちゅう見返す、なんてことをしなくなってきます。見返すのは、次書き込むときくらい。
で、これがヒジョーにまずい。
とても大切なことを書いたとしても、それを見返すときにはそのことは終わっていた、なんてことが起こる可能性がけっこう高い。なんせ、2,3日に1度しか見返さないわけですから。
見返さない恐れがあるところに、積極的にメモを書こうなんて思えない。
なので、大事なことほどちゃんと書き残して、それを見返すことで忘れないようにしたいのに、忘れてしまう恐れのあるメモ帳なんかに書けない、となってしまう。
いつでもObsidianに直接書き込めるなら問題はありませんが、そううまくはいかないので、大切なことをメモ帳に書くしかない時も出てきます。
見返さない恐れがあるところに、忘れちゃいけないことを書いておこうなんて思えない。
完全にObsidianでいくということはできないので、紙のメモ帳は必要で、ちゃんと大切なことを書いても見返すようになっておかないと、メモ帳を信頼できるようになっておかないといけない。
ちょっと、メモ帳の使い方をちゃんと考えないといけない。

まず思いつくのは、メモ帳に書いたことを処理するタスクを必ず実行すること。
毎日デイリータスクリストを作成して、そこに書かれていることを確認しながら仕事を進めているので、そのリストに書いておけばいい。
でもこの方法は、これまでタスク管理をしてきたことからけっこう危ういことを知っています。
忙しい時ほど、そういう瑣末(に思える)なタスクはすっぽかされがち。実際は、瑣末ではないにもかかわらず。
別の対策が必要です。

あれこれ考えました。
iPhoneは常に持ち歩き、しょっちゅうポケットから取り出します。なので、iPhoneにメモ帳を貼り付けておけば、勝手に目に入ってくれて勝手に目に入ってくれて、見返し忘れはないだろう、とか。
いや、でもそれやとiPhoneを取り出すことが憚られるときにはメモできなくなってしまう。いかんいかん。やはりメモ帳は必要。
で、メモ帳は、ずーっとポケットに入れておくわけではなく、1日に何回かは、たとえば着替えるタイミングや仕事を終えた時などはポケットから取り出すタイミングがある。そのときに、書いたメモが目に入るようにしておけば、そのタイミングで確認することができる。
メモ帳の使い方を少しだけ工夫すれば、書いたことが勝手に目にはいるようにすることができ、勝手に目に入れば書いたことを確認できるので、忘れ去らずに済む。
じゃあ、取り出すときに書いていることが目に入るようにしておけばいいじゃないか。
というわけで、「1ページ目を常に開いた状態」でポケットに入れておこう、ということになりました。


  • メモ帳を使ってても、メモを書いたことを忘れて見返さない
  • 「メモ帳を確認する」というタスクは、すっぽかされることがあり、心許ない
  • なので、1日のどこかのタイミングでメモ帳に書かれたことが勝手に目に入ってほしい

よって、メモ帳は1ページ目を開いて携帯しておく。ポケットから取り出すときに、自然と書いたものが目に入るように。

とりあえずそういう使い方をしつつ、紙のメモ帳とObsidianの両方をうまいこと使っていきたいな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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