本から勇気づけられることって、すごくあると思う〜アドラー心理学について10〜
アドラー心理学は、人の変化を後押しする考え方で、後押しのために「勇気づけ」というアプローチを用いる。
アドラー心理学の「勇気」という言葉を狭ーく捉えれば、「困難に向かおうとする活力」と言えると思う。
「事実」を知ることが、勇気づけになることがある。
- 『マインドセット「やればできる!の研究』(キャロル・S・ドゥエック)
- 『超一流になるのは才能か努力か? (文春e-book)』(アンダース・エリクソン
ロバート・プール) - 『究極の鍛錬』(ジョフ・コルヴァン)
これらは、努力次第では自分の能力を伸ばしていける、ということを、その事実を教えてくれる本。
難しいなー、できるかなー、大丈夫かなー。そう思いつつも、それに立ち向かおうと思える活力を勇気とするならば、これらの本は間違いなくぼくを勇気づけてくれた。
日々悩むことは多いし、落ち込むことも少なくはない。どうやってもあかんのちゃうか、と思ってしまうことも多い。
でも、やり方を変えたら、努力の仕方を変えたら、別の方法を試してみたら、打開策が出てくるのではないか。なぜなら、人は自分のもってる力を伸ばしていけるし、変化させていけるって事実がそこにあるから。本が教えてくれたから。
まだやれることはあるという期待は、自分を次の行動へと後押ししてくれる。勇気づけてくれていると思う。
そう考えると、読む本の種類にもよるけれども、本から勇気づけられることってすごい多い気がする。
ぼくは教員なので、生徒の成長のサポートができればいいなという、後押しがしたいがためにこの職業を選んだようなもの。
成長できる、変わっていけるという事実そのものが、生徒に対して貢献しうるのではないかって思わせてくれるし、生徒の力を信じることにもつながってくる。
本というものに、ほんまに自分は影響をうけ、変化してきたって実感がある。きっとそれは、本に何度も何度も勇気づけてもらってたんやなぁと、ようやく気づいた。
今後も本を読み、学び、ときには勇気づけられ、なんとか1歩ずつ進んでいければな、と思う。
では、お読みいただきありがとうございました。