毎日行うことで、着手へのハードルは下がり、意志力の消費は減る

習慣化。この言葉を何度このブログで書いたかわかりませんし、いろんなことを習慣化することに挑戦しては失敗して、を繰り返してきました。習慣化するのって、すごく難しい。パソコンであれば、新しい機能を実装したければインストールして「ハイおしまい」ですが、今までにやってなかった新しい行動を、自分の中に定着させること、インストールすることは、むちゃくちゃ難しい。

その難しい「習慣化」にたいして、いろいろ試す中で、確信したこと。それが、「毎日行うほうがいい」ということ。

やらない選択肢があると、決断が必要になる

例えば、ランニング。以前は、ランニングは「走れる時に走る」というスタンスでした。雨の日は中止しますし、休日も気分が乗らないことが多く、走らない。毎週3日〜4日のランニングにとどまっていました。

ランニングといういい習慣を、毎日ではないものの、なんとか継続して、取り組んでいたわけですが、日をあけながらランニングしていたころは、毎回、「今日、走るのどうしようかなぁ」なんて考えて、走らない理由を探していました。雨が降っている、足が疲れているなど、なにかしら理由が見つかれば、走らずに済ませよう。そんな、走らない理由探しを、毎回していたわけです。

走るか、走らないか。毎日その間で揺れ動き、なんとか走る決意ができたときは走り、言い訳に屈してしまったときは走らない。日々葛藤だったわけです。「走らない」という選択肢がある中で、走る決断をするのは、なかなかに意志力を必要とします。

「毎日やる」を、決定事項とする

やるかやらないかで気持ちが揺れ動くがゆえに、「やる」と決断しなければいけない。決断には、意志力が必要です。

なので、「やる」と決断しなくて済むようにすればいい。「毎日やる」を決定事項とすればいい。

何かを習慣化したければ、一日の行動に、毎日その習慣化したい事柄を組み込んでおく。もう毎日やることが決定事項であるものとして、扱ってやるわけです。

実際、ランニングは、「走れる時に走る」から、「毎日必ず走る」に変更したところ、そこからずーっと続けることができています。もちろん、毎日。

「毎日必ず走る」と決めた当初は、やっぱり「今日走りたくないな。。」と思うこともありました。そうなると、やらない理由探しを勝手にし始めます。やらない理由を探し出し、言い訳をして、狡猾に走らないようにもっていきます。脳みそは賢いんです。

もし、やらない理由がみつかったら、「そういう理由もあるけど、走るのは決定事項やから」と、走っちゃうべきです。だって、みつけだしたやらない理由は、ただの言い訳ですから。ほんとうは、やらないでいい理由なんてないはずなんですから。

毎日、やる。これ、もう決定事項です。

決定事項が馴染むと、当たり前になる

やらない理由をさがす時期を乗り越えると、やるのが当たり前になります。やる・やらないの葛藤がなくなり、やらない理由探しもしなくなります。決定事項として、認識し、やるのが当たり前、になるんです。

やるのが当たり前。そこに意志力は必要としません。だってやるのが当たり前になってるんですから。

毎日お風呂に入るのが当たり前なように、毎日着替えるのが当たり前なように、毎日走るのが当たり前。ここまできたら、習慣化に成功した、と言えるのではないでしょうか。

おわりに

今年に入ってから、ランニングはぼくの中で、毎日やることが決定事項となりました。1kmしか走れない時もありましたが、それでも「毎日走る」と決めてから、今まで毎日走り続けることができています。

同じような方法で、日記も毎日続けることができています。毎日書くのが決定事項。毎日書くのが当たり前。

今日から「毎日やる」と決めて、習慣化にとりくんでみてはいかがでしょうか。

では、お読みいただきありがとうございました。

おわりにのおわり

これ以降も色々と習慣化に取り組み、「毎日やる」類の行動に関しては習慣化しやすい、と思うようになりました。その理由は、ここで述べていることがほとんどと思っています。
付け足すとすると、時間の確保について、でしょうか。
時間を確保していないと、毎日行動することがままならない状態で習慣化に取り組むことになるので、なかなかにハードモードとなってしまいます。だって、そういう時はたいていは睡眠時間を削っていってしまうことになるので。

難しいのは、3日に1回や1週間に1回取り組むような行動の習慣化。いまだにうまいこと習慣化する方法はわかっていません。
今後の習慣化についての探究は、間隔を空けて実行していく類の行動についてが中心になってきそうです。

では、お読みいただきありがとうございました。

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