アドラー心理学は、内発的動機づけ〜アドラー心理学について②〜

アドラー心理学で褒めること・叱ることを否定するのは、それは、相手を“コントロール”することが目的にあるから。
これはつまり、外発的動機づけを否定している、ということ。
コントロールのような、外発的な動機づけでは、結局は相手の変化を促すことにはならない。そういう考えが、ある。
実際、人は、コントロール下に置かれると、内発的動機が薄れてしまうらしい。
なので、内発的な動機、つまりその人本来の力を発揮させること・引き出すことが目標であるアドラー心理学にとっては、相手をコントロールは、言わばもっともしてはいけないものとなる。だって、それによって内発的な動機が下がってしまうのだから。

あれこれ本を読んだけど、アドラー心理学は、人の持つ力への信頼と、内発的な動機づけを重視している、と解釈できる。
人は、自ら自立していくことのできる力を持っている。それを引き出せるよう、勇気づけし、自分の力で進んでいくこと。
おそらく、そのことを念頭に、アドラー心理学は語られてる。形作られている。

教育においての絶対解はないし、解かどうか測定することすら困難だったりする。
でも、ぼくは少なくとも、相手の力を信じ、変化していけるよう勇気づけることは、相手の成長に対して優れた効力を持つのではないか、と思っている。
成長させるはおこがましい。成長する力があることと、成長を願っていることを真摯に伝えていくことが、教育する側にできることではないかと思う。

では、お読みいただきありがとうございました。