書き残した手書きメモに追記するショートカットと、ショートカットをいろんなとこから実行する方法
LogseqやObsidianに手書きの機能を実装し、デイリーに保存された手書きの画像のみを表示するビューワーをショートカットで作りました。
ビューワーがあるなら、手書きしたメモを編集できる機能もつけておきたい。それがあれば、見返した時にそのメモに追記することができます。
共有から手書きメモを受け取り、マークアップを起動して書き込めるようにする。で、追記が終わったらそれを上書き保存するショートカットです。
これを、LogseqやObsidianからも即実行できるようにしています。
LogseqやObsidianに手書きメモを取るショートカットで紹介したショートカットの、Obsidianのデイリーページにテキストを追記している部分を見てみます。
画像を表示させるためのMarkdown記法に加えて、ショートカットを実行するurlスキームをリンクにして表示させるテキストも追記するようになっています。ちょうど、下記の部分。
- 「[📚[フォーマット済みの日付]](shortcuts://run-shortcut?name=手書き&input=card[フォーマット済みの日付])」
ショートカットは、urlスキームを使って実行することができ、加えて引数(input)としてテキストを渡すことができます。
ファイル名さえ渡すことができれば、そのファイル名の付けられているファイルを開き、マークアップを実行することもお手のもの。
なので、Markdown記法を使うことができるのであれば、リンク記法を利用してurlスキームを書き込んでおけば、任意のショートカットの実行が可能なわけです。
手書きメモを書いてそれをObsidianのデイリーに追記する際、その手書きメモを編集するためのショートカットを実行するurlも一緒に追記しておくことで、手書きメモの編集機能もObsidianに加えることができる。
こんな風に、urlスキームを利用することでショートカットに引数を渡しつつ実行ができるので、プログラミングでfunctionを呼び出すかのごとく、ショートカットを実行することができるというわけです。
Obsidianに手書きメモのショートカットを実行するボタンを設置したり、
タップするとショートカットが実行されるウィジェットを作成したり(scriptableというアプリを利用しています)。
工夫次第で色々とできるので、何ができそうか考えるのが楽しい。
これは、自分のツールを開発しているとも言えるのではないかな、と感じたりしています。
たくさんのショートカットを作成していて、iPhoneのホーム画面に並んでいるのは、ショートカットを実行するアイコンの方がアプリのアイコンよりも多いほど。
まだまだ工夫の余地がありそうです。
では、お読みいただきありがとうございました。