「勝手に目に入る」を中心にしたメモ環境
- メモを「見返しにいこう」と思っていたとしても、なかなかわざわざ見に行ったりしない。なので、勝手に目に入るようにする。これを念頭において置くだけでも、だいぶ扱いが違ってくるように感じる。
- 例えば、明日をインボックスにすることで、タスクの実行し忘れを無くすという手法。デイリーやカレンダーなど、日付ベースで情報を管理するものを使っているのであれば、「明日」のページやスペースに新たに発生したタスクを書き込むと、明日がきたらそのタスクが勝手に目に入ってくれる。
- 例えば、着想メモは、放り込むだけではなく、書き込むときに過去のものが目に入るようにすること。書いた時に過去に書いたものが目に入るようにしておく。着想メモを一箇所に集めておき、それを必ず開いて書き込むようにするとか。
- 「過去のメモが立ち現れてくれる」がメモの保存場所に求める最も重要な点だとするならば、ちょっと環境を整えておくことがとても大事。
- 例えば、Obsidianなどの、メモ同士をリンクさせることができるアプリを使うのも一手。リンクを張り巡らせることで、あるメモをひらけば別のメモが勝手に目に入るようにできる。
- いつでもメモ同士をリンクさせることができるということは、リンク機能のあるノートアプリのページは、常に他の情報と結びつくスタンバイができたままであるということ。ふとした時に他のメモに出会う可能性があるということ。その利点を最大限に活かすことができるようリンクを張り巡らせる。
- ただし、むやみやたらにリンクを作ると後々使えないリンクが大量に増えて意味をなさなくなるので、タイトルをリンクにし、ページどうしを直接つなげる。
- そのためにも、1メッセージで書く。1つのページには、には、1つのメッセージのみ書く。1メッセージを目指して書くことは、タイトルを定めるために書くということと同じと言えるので、タイトルをリンクさせるのにも合っている。
- リンク機能のあるノートアプリに書いたメモは、1メッセージにしてほうっておくことさえしとけばいいのかもしれない。
- リンク増えすぎ問題が起こることを防ぐためにも、リンクが際限なく増えていくことを防ぐ3つの方針のようなものを独自に考えておくのも良いかも。