”とらえる”メモツール、”ひねりだす”メモツール~メモに対して今いろいろと考えていることその10~
ぼくの最近の話題は、メモに関してばかりです。あきれるくらいメモの話題ばっかりなわけですが、そんな中、こちらの記事をよんだら、ぼくの環境についても書いてみようとなるわけで。
触発されて、自分のメモ環境についてまとめていきます。ぼくは物書きではありませんが、メモがないとはじまらない、という気持ちは、まったくもって同じです。
「情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~」にて、メモは”とらえる”ときに加え、”ひねりだす”際にも必要になる、みたいなことを書きました。で、その二つのシーンー”とらえる”ときと、”ひねりだす”ときーで、使うメモツールも違ってきます。その辺を踏まえて、いっちょ書いていってみたいと思います。
「着想」「やること」「雑多な感情」を”とらえる”ためのメモ帳たち
人間ってのは、常に何かしら考えているもの。その中で、「おっ!」っと思ったり、「これは!」という発見があったり。そういう”着想”は、いつなんどき現れるかわかりません。”着想”でなくとも、そのとき自分が考えたこと、抱いた感情を書き記しておくのも、1日にちょっとした彩りを加えてくれたりします。また、「あ、あれせなあかん」であったり、「これ、やっといてくれる?」であったり、「やること」も、いつ降ってくるのか、湧いてくるのかってのは、予想できない。
そういう「着想」「やること」「雑多な感情」は、とらえなければポロポロこぼし放題なわけで。となると、いつでもどこでも”とらえる”準備をしておかなければいけません。メモをとにかくとる、まずとらえるためにも。そのための、メモ帳たち。
仕事柄、個人情報を扱うことも多く、メモ帳を、仕事中とプライベートで分けています。まずはプライベートの方から。
プライベート
- モレスキン
手書きで”とらえる”ときは、モレスキン。肌身離さず携帯しています。今も、傍らにはモレスキンを開き、いつでもメモできる態勢をとっています。なんでもかんでもここに書きます。迷わず、書く。まず、とらえなくては始まりません。
テキストメモは、アウトライナー、WorkFlowyに書き付けていきます。
モレスキンにメモしたことでも、「着想」に関してはWorkFlowyに書き写します。で、他のメモたちと組み合わせながら、育てていきます。つまり、WorkFlowyは、メモを”育てる”場であり、かつ”とらえる”場でもあるわけです。
- Evernote
食べたものや、ランニングの記録、日記などはEvernoteに書いていきます。写真を添付しておきたい記録や、他のメモと組み合わせる必要のない日記なんかは、アーカイブする場として構えてもらっているEvernoteに直接書いていきます。
仕事
- LIFEのメモパッド
仕事中に、モレスキンの代わりをしてくれる存在が、メモパッドです。常にポッケに入れておき、何かあればすぐにメモる。綴じノートを使わない理由は、すぐに母艦ノートに貼り付けたいから。使っているのは、LIFEのノーブルメモ方眼 B7サイズ。
仕事をしていると、自分のメモ以外にも、他の人からメモを渡されることも多いので、それらをすべて貼り付けておく「母艦ノート」を用意しておいたほうがいいためです。
- LIFEのSCHOPFER A5サイズ
母艦ノートとして使っているのが、LIFEのSCHOPFER A5サイズ。メモパッドに書いたら、ピリリとちぎり、ここに貼り付けます。また、このノートを携帯している時には、直接書き込みます。他の人からメモをもらったときも、ペタリと貼り付けておきます。仕事中のメモは、最終的にはすべてここに集まるようにしています。
「アイデア」を”ひねりだす”ためのメモ帳たち
ここからは、”ひねりだす”ためのメモ帳たち。”とらえる”時と違い、常に携帯はしていないものの、ぐっと考えたいときは、ここにあるいずれかを取り出して、頭に浮かんだことをとにかく書き付けていくことになります。
- 情報カード 5×3サイズまたは名刺サイズ
「情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~」でも書きましたように、情報カードはアイデアを”ひねりだす”シーンで使っています。サイズの大きくないものが好み。
カードの大きさが小さければ、そこに何か書き付けてハイ次のカード、また書いてハイ次、という具合に、ポンポンと書き出していけます。それらをあとでうんじゃかんじゃしやすいのも、カードのいいところ。
まさに、なんでもいいからとにかくネタを出してみる、ってときに重宝するメモツールです。
- 二ーモシネ A4サイズ
どわーっとネタを出していくための情報カードに対し、二ーモシネは、一つのテーマに対して、じっくり考えたいときに使います。まだおぼろげながらにしか見えていない、モヤモヤしているとき、二ーモシネに向かい、対象をはっきりとさせていく。そんな感じです。
大きさは、A4が好み。大きい紙を相手にしながら、あれこれ考えるのが好きです。
- A5サイズの方眼ノート
A4の二ーモシネは、大きいのでかさばります。基本的に荷物は少なくすましたい外出時などに、持って歩くのしんどい。そういうときは、A5サイズの方眼ノートを持ち歩きます。
見開きでA4のサイズになってくれるので、二ーモシネと同じポジションで働いてくれます。A4サイズ、しかも方眼ってのが、とにかくぼくの好みなんです。
おわりに
メモツール、幾種類も使ってはいるものの、それらの住み分け、使うシーンは、自分の中でかなりはっきりと区別されています。そのため、どれも欠かすことのできないメモツールたちとして働いてくれています。
どういったメモツールを、どういうシーンで、どのように使っているのか。
自分はこんな感じですが、みなさんのメモツールの使い方、使い分けってのが、すごく気になります。
では、お読みいただきありがとうございました。