「メモが育つ」とはどういうことか?と、メモの育て方~メモに対して今いろいろと考えていることその6~

ここのところ何度も同じことを書いているのですが、メモすること、ブログを書くことが楽しいです。そしてこれまた何度も同じこと言うてるのですが、その楽しさは、アウトライナーに着想メモからタスクからを集約させたことに寄る部分が大きいです。
一つ一つの個々のメモを育てていけてるからこその、”楽しさ”だと感じています。

メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていける、アウトライナー~メモに対して今いろいろと考えていることその5~

最近しきりに「アウトライナーでメモが育ってくれる」って書いてるのですが、この「メモが育つ」という感覚、一般的なんかな?メモをとる習慣がついている人たちにとっては当たり前のことなのかな?と、ふと感じました。もし一般的ではないのであれば、ぜひこの育つ感覚を伝えたい。感じてほしい。
そこで「メモが育つ」っていったいどういうことなのかについて、ぼくの感覚をできるだけ伝えてみたいと思います。

メモが「育っている」状況

メモを書きため、それが「ブログエントリ」という、一つの「一応の完成品」になるところまでを追っていきます。
普段からメモをじゃんじゃんアウトライナーに放り込んでおきます。メモる時に大切なこと、それは、「とにかく書いておく」。あとからどう育つかわからないメモたち。書かないよりも書いたほうがいいに決まっています。で、書きためたメモたちを、アウトライナーを使って順番を入れ替えたりして、メモたちの「カタマリ」を作れるものについては作っておきます。作れないものについては、そのまま放ったらかしです。
そして、ブログのような、何かしらのアウトプットをしようと思ったときに、このアウトライナーに書かれているメモたちを見返します。で、内容を定め、内容と関連しそうなメモを一箇所に集めていくわけです。
少し前に、「■着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場 | メモ帳発、象さん経由、なんやかんや行」というアウトラインを、作りました。このアウトラインは、本ブログの「着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~」というエントリの、文章の骨格となったものです。
で、アウトラインをよく見てみると、メモの一つ一つに、「日付」が書かれています。さらによく見ると、その日付は、ほとんどが「2014/12/06」なのですが、中には「2014/12/05」のものや、「2014/11/20」など、バラバラなことに気づくと思います。

この日付は、そのメモを書いた日です。ということは、このアウトラインは、全く違ったタイミングでメモをしたものたちを集めて、作り上げられた、ということがわかります。そう、まったく違ったタイミングであっても、互いに関連のあるメモってのが一定数は存在するんです。別々のタイミングでメモったことでも、実は互いに影響し合っていて、同じ内容に関するメモがけっこうたまっていく。これこそ、「メモが育っている」状況と言えるでしょう。

メモの育て方

じゃあ、メモを育てるために重要になってくる要素はなんなのか。
まず言えることは、「メモを書きためる」こと。育てるためのメモがなければ、そりゃ育たないわけで。
そして、「着想メモを、一箇所に集めておく」こと。あるメモはアウトライナー上にあって、別のメモはEvernoteに、はたまた別のメモはアナログノートに、と散在していると、あんまりメモ同士影響し合わず、同じ内容に関するメモがたまっていきにくくなるように思います。ただ、はじめから「この場所にメモをとりためるんだ!」と決めつけてしまうと、その場所にメモがとれない状況では、メモが書けなくなっちゃいます。なので、メモは、撮れる場所に必ずとる。とること、書きとめることが最優先。で、あとから一箇所に集めてやる。そんなスタンスがいいと思います。
書きためたメモたちはどうするか。”眺める”んですね。「メモを眺める」ということも、ものすごく大事です。じっくり読み込む必要はないと思うんですが、頻繁に、書きためたメモたちを「眺める」ことで、関連することを思いついたり、自分の中にとどまり、新たな着想の火種になってくれます。また、メモを一箇所に集めておくことは、頻繁に見返しやすくなるというメリットも産んでくれます。
眺めると、内容的に関連のありそうなメモがあることに気づくはず。「似たものを、近くに配置しておく」ことで、メモ同士を結合させ、大きくしていくことができます。
さらに成長を促進したければ、「一つのメモにフォーカスを当て、他のメモを見返す」ことが有効です。ブログを書くときは、たいがいこれをやってます。一つのメモにフォーカスを当てながらメモを見返すと、関連のあるメモを集めてくることができますし、そこから新たに何かしらの気づきを得ることも多い。グングンと育っていってくれます。

  • とにかくメモを書いて捉え、
  • 一箇所に集めておき、
  • メモたちを眺め、
  • 似たものは近くに配置しておき、
  • 一つのメモにフォーカスを当て、他のメモを見返す

こうすることで、きっと「メモが育つ感覚」をつかむことができるんじゃないか、と思います。

おわりに

着想メモは、眺め、書きため、似ているものを集めることで、ある程度までは勝手に育っていってくれます。そしてそれを、他の人にもわかる、理解できる形に仕上げることで、さらに、一気に成長してくれます。一つの形へと仕上げることができるのは、ブログという「アウトプットの場」があるから。成長の活力剤となるのが、ブログなどの「アウトプットの場」であるように思います。アウトプットするからこそ、メモたちを育てることができている感覚を強く感じ、メモをとるのが楽しくなり、どんどんかきため、そこから新たなエントリがうまれる。いい循環のできあがりです。
つまりは、ブログは、ぼくにとってなくてはならない場所。今後も、ずーっと書き続けていくんだろうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
では、お読みいただきありがとうございました。

メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていける、アウトライナー~メモに対して今いろいろと考えていることその5~


アウトライナーで、「ブログ書き書き」がだいぶと変わりました。最近、ブログを書くのがすごく楽しいです。今までとはまた違った楽しさ。着想メモたちを、確かに形にしていけてるって感覚がすごいあって、それが楽しい。
今までは、ブログを書くときは、「何書こうかなぁ?」とひねり出していました。ブログのネタになりそうなことはメモして捉え、Evernoteや情報カード上にあったものの、それぞれのメモが十分に育っておらず、ブログのエントリに仕上げるまでのハードルが高かったように感じます。ブログのネタはあるものの、「書けそうなネタ」は少なかった。だから毎回、「書けることないなぁ、どうしよ?」ってひねり出す必要があったわけです。
その状況がガラリと変わります。アウトライナー、「WorkFlowy」によって。
最近WorkFlowyの話題ばっかですね。

「メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていく」感覚を、強く感じるように

WorkFlowy上には、着想メモが日々書きたまっていってます。その時々に思いついたこと、考えたことをメモし、WorkFlowyに放り込んでいってるからです。
メモの内容は、多種多様です。ブログについてのメモもあれば、数学についてのメモも、Kindleについて感じたことなんかもメモっています。ただただ書きためていってる。で、折を見てその着想メモたちを見返すわけです。特に、新しいブログエントリを書こうと思ったときは、入念に見返していきます。で、「これについてなら書けそう」と思ったメモを主役に据え、もう一度他のメモを見返していきます。すると、主役に据えたメモに関連しそうなメモがいくつもあることに気づきます。「これについて書けそう」ということは、それだけ自分の中ではその内容が定まっているということ。似た内容のメモを、自然といくつもとってる。メモがたまってるからこそ、「これについてなら書けそう」という感覚が湧いてくるんだと思います。
ここからはアウトライナーの本領発揮です。関連しそうなメモたちを集め、近くに配置し、順番を考えていく。別々のタイミングで書いたメモたちが、このとき、集結し、一つの文章を形作る材料となってくれるわけです。その感覚、今までのメモを、確かに形にしていけてる感覚。これが、今までにない楽しさを、僕に与えてくれています。

「書き加える」→「書いては消し」へと

また、アウトライナーを使うようになって、ブログの文章を「書いては消し」ながら完成まで書き進めていくようになりました。
以前は、着想メモからブログに仕上げるために、一度マインドマップを描いて骨格を定め、それをもとに文章を書き進めていました。マインドマップは、自己流の、手描きのもの。手描きなので、一度描けば、マインドマップ自身に変更を加えることはできません。その、固定されたマインドマップを元にブログを書いていくので、文章を書いていくときも、「書いては消し」ってことはなく、はじめから最後まで書き加えていくばかりでした。
じゃあ、アウトライナーならどうなのか。まずいくつものメモたちを元に文章の骨格を定めるところまでは一緒です。でも、そこからが違う。アウトライナーでは、骨格が定まった後も、いつでも順番を入れ替えたり、新たな要素を加えたり、逆に不必要な部分を削ったり、ということができます。骨格が定まったとしても、それは変更可能であるがために、文章自体も変更を加味しながら書き進めていくことになります。アウトライナーを使うようになって、「骨格を定める→文章を書き進める」が、「骨格を定める→文章書き進める→何かしら新たに思いつく→アウトラインに戻って修正→文章を書き進める」になったわけです。書いては消し、また書く。自然と、そういう書き進め方に変化しました。
一つのエントリを仕上げるのには時間がかかってしまうようにはなりました。が、これまで以上に、十分な思考の末、文章が完成している分、満足感というか、書ききった感っていうのが強く、それもまた楽しさの一要因である等に感じます。

おわりに

最近、WorkFlowy、というかアウトライナーのことばかりブログで書いていますが、話題がそればっかりになってしまうくらい、ぼくの中では大きな変化だったわけです。まちがいなく、メモを自分の生活のいろんな部分に、有効に組み込めるようになりました。メモという記録によって、その瞬間に思いついた着想や、やるべきことなど、「覚えておきたいこと」や「忘れたくないこと」、「忘れるとまずいこと」を着実に捉え、実際に後で活用することができている。そんな感覚があります。で、これってなかなかの満足感を与えてくれるものなんですね。
ぜひぜひ、アウトライナーを一度試していただければ、と思います。
おすすめはもちろん、WorkFlowyです。こちらから登録していただければ、とてもうれしく思います。→WorkFlowy – Organize your brain.
では、お読みいただきありがとうございました。

WorkFlowy×43Foldersで、テキストメモをぜーんぶ集約~メモに対して、今いろいろと考えていることその4~

前回、着想メモに加えて、タスクもWorkFlowyにて管理するように決めた、と書きました。

WorkFlowyにてタスク管理~メモに対して、今いろいろと考えていることその3~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

今回は、具体的にWorkFlowy上でどのようにタスクの書かれたメモに対して、「実行日」なるものを設定し、実際に運用しているのか、という部分についていってみましょう。

WorkFlowyにメモったタスクに、日付を加える

WorkFlowyというアウトライナーに、「43Folders」の手法を組み合わせることで、実行日を付加していきます。
必要なのは、「月」の書かれた行と、「日付」の書かれた行。月は12個、日付は31個必要なので、合わせて43個の行が必要になります。もともとはそれらを、フォルダによって管理する手法だったために、「43Folders」という名称が定められているわけです。
それを、今日から最も遠い月から、上から下へと「月」の書かれた行を並べていきます。

今月の見出し部分の階層下に、今日以降の「日付」の書かれた行を配置し、昨日までの日付の書かれた行に関しては、来月の「月」の行の階層下に置いておきます。
ちなみにぼくは、さらに「日付」の書かれた行を、週ごとに分けています。


こうすることで、直近1カ月分の日付を、タスクに設定できるようになりました。
あとは、タスクの書かれたメモを、「日」の書かれた行の階層下に置くことで、日付を設定します。例えば、「週次レビュー」を12月28日に行おう、と考えているならば、[12.December]という行の階層下にある、[Days28]という行の階層下に配置しておけば、「週次レビュー」というタスクに、「12月28日に実行する」という実行日を付加できる、というわけです。

実行できればチェックを入れ、次の日になれば、「日付」の書かれた行を、来月の「月」の行の階層下に移動させればOKです。 これが、「43Folders」の基本的な運用となります。

まず放り込む、「Inbox」

EvernoteやGmailに、はたまたデスクの上にも、「Inbox」という、”とにもかくにもまず放り込む場所”ってのを設置しておき、1日に一度その中身を処理するという流れが、結構一般的になっているような気がしますが、WorkFlowyでも同じように「Inbox」なるものを設置しておきます。着想メモもタスクの書かれたメモも、まずはそこにメモっていき、あとで処理する。どんなメモに関しても、です。
ぼくは、43Folders方式によって区切られた、「今日の日付の行」の階層下にその「Inbox」を設置することにしています。
各日付には、その日に実行するタスクが並んでいます。その下に一本線を引いておき、そこにメモを追記していきます。あらかじめ書かれたタスクにとりかかったときは、そのタスクを一番下へと移動させ、完了後にメモを残しておきます。で、また他に何か思いついたりしたらメモを書き加えていく。

そうすると、1日の最後には、今日書いた「メモ」と「完了したタスク」がずらずらと並びます。1日の記録のできあがりです。今日やったこと、考えた事がそこにはあります。それらをエクスポートして、Evernoteへそのまま保管。保管した後に、処理をしていきます。

1日に一回、処理する

「記録」としては、メモと官僚タスクを時系列に並べておけばいい。なので、メモったそのままを、Eevrnoteにはエクスポートしておきます。1日を記録しておくために。
ただ、Inboxに書かれたものには、「着想メモ」や、新たに出てきたタスクなど、「うんじゃかんじゃしたいもの」も含まれます。それらは、WorkFlowyのアウトライン上の適切な位置に移動して、置いておきます。着想メモは、着想メモたちばっかりを書きためている部分に移動し、他の着想メモたちと寝かせ、育てる。新たに出てきたタスクについては、「43Folders」の中に組み込み、実行日を設定する。
それ以外の、記録としてのメモや、完了し、線を入れたタスクの書かれたメモについては、Evernoteにエクスポートした時点で役目を終えるので、WorkFlowy上からは消してしまいます。ぼくは、WorkFlowyをProアカウントにはしておらず、一月あたりに新たに作成できる行数に制限があります。その容量対策のためにも、役目を終えたものについてはちゃちゃっと消しちゃいます。躊躇なく消すことができるのは、Evernoteにエクスポートしているからに他なりません。
WorkFlowyには、「着想メモ」や、まだ完了されていないタスクなどの、アクティブなメモを残しておき、役目を終えたものはEvernoteへエクスポート、WorkFlowy上からは削除、という形で住み分けをしています。

おわりに

この方式で、WorkFlowyにテキストメモを集約するようになってからというもの、かなり快適にメモを次へと活かしていけているように感じます。WorkFlowyにて、着想メモからタスクの書かれたメモまでをまるっと捉え、あるメモは育て、あるメモはタスクとして登録し、またあるメモはEvernoteにエクスポートして消去する。キレイな清流のような流れを作り出すことができました。アウトライナーを用いて、タスク管理もしちゃうことで、テキストメモはぜーんぶアウトライナーに放り込まれることとなりました。この運用、すごくしっくりきていて、当分手放せそうにありません。
では、お読みいただきありがとうございました。

WorkFlowyにてタスク管理~メモに対して、今いろいろと考えていることその3~

着想メモ置き場として、アウトライナーを使うようになった、ということについて、以前書きました。

着想メモの保管場所~メモに対して、今いろいろと考えていることその1~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

また、アウトライナーで扱うメモは、「うんじゃかんじゃしたい」もの。うんじゃかんじゃし、育て、ブログで”一応の完成品”として提出し、うんじゃかんじゃ後は、Evernoteへとアーカイブするという流れができたところまで、報告しました。

着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

「WorkFlowy」というアウトライナーを使うようになって、「うんじゃかんじゃしたい」メモ、つまり言い換えると、「アクティブなメモ」は、もうぜーんぶ突っ込んでおけばいいんじゃないか、という結論に至りまして、今ではタスクたちもWorkFlowyに全部メモっています。

「アクティブなメモ」は、ぜーんぶWorkFlowyへ

あとでいろいろと組み替えることができる、ってのは、ぼくのなかではほんとに強力です。アウトライナーにメモを置くようになってから、メモを、確かに何かしらの形にまで育てることができている感触があります。
となると、もう、テキストメモはすべてアウトライナーにつっこんじゃえばいいんじゃないか、まずはWorkFlowyに放り込んでおけばいいんじゃないか、と思うようになったわけです。「タスク」の書かれたメモも含めて。
「タスク」というのは、「やることの書かれたメモ」なわけです。実行されて、役目を終えるまでは、先送りされるかもしれませんし、メモを書き足すかもしれない、「アクティブなメモ」に含まれるんじゃないか。じゃあ、ぜーんぶまとめてWorkFlowyに突っ込んどいちゃえ、ってな話になる訳です。

思考のOSとしてのアウトライナー、生活デザインのアプリケーション:Word Piece >>by Tak.:So-netブログ

こちらの記事にも、すごく影響をうけました。とにかくメモし、アウトライナー上で分類する。アウトライナーには、今、自分が気になっていることがすべて書き出されている。からこそ、いろんなことを「Clear」にしていける。

実行され、役目を終えた後は、アーカイブしておけばいい。「着想メモ」が、そうであるように。場所はもちろん、Evernoteです。

「タスク管理」に求める事

WorkFlowyにて、タスクを管理してくことなると、ぼくがタスク管理に求めることをすべてみたしてくれるのか、というのが一番の重要ポイントになるわけです。じゃあぼくは、タスク管理に何を求めているのか。
そこで、必要な要素を書き出していくと、

  • 日付を設定できること
  • リピートタスクの扱いが比較的楽なこと
  • タスクにメモを残せること
  • こなしたタスクたちを、Evernoteにエクスポートできること

であることがわかりました。これらの要素さえ満たせば、日々のタスクが、心地よく回っていくわけです。
このなかで、もっとも重要というか、これ満たさなあかんやろう、というのは、「タスクに日付を設定できること」。日付が設定できなければ、タスクをいつやればいいのかわかんなくなってしまい、破綻は目に見えています。
他の要素は、WorkFlowyにもともと備わっているメモ欄や、エクスポートの機能を用いることでクリアできます。最も重要な、日付no
設定は、ちょっと工夫が必要になってきます。
では、タスクの書かれたメモに、いかにして「実行日」なる情報を付加していくのか。
この問題に対する解決方法は、すでにありました。というか、今までのタスク管理の方法を、そのままアウトライナーに引き継げば万事オッケーだったんです。
それは、「43Folders」という手法です。
1~12という数字の振られた「月フォルダ」と、1~31という数字の振られた「日付フォルダ」を使ってタスクを管理する「43Folders」。詳しくは次回に説明するとして、「43Folders」の実行日の付加の仕方を、そっくりそのままアウトライナーに持ってくることで、タスクの書かれたメモに実行日を付加することができるようになりました。これで、テキストメモの類をぜーんぶWorkFlowyで管理していくことが可能になり、万々歳です。

おわりに

着想メモやタスクの書かれたメモなどの、「うんじゃかんじゃしたいメモ」をすべてWorkFlowyに突っ込むようになって、それらのメモが一元管理されるようになり、すごくスッキリしました。今では、PCからでもiPhoneからでも、着想もタスクもなんでもかんでも、とにかくメモはWorkFlowyに放り込んでおき、1日に一回適切な場所に移動させています。うんじゃかんじゃしたければWorkFlowy内に置いておき、そうでなければEvernoteにアーカイブしていく。この流れが、すごくいい。
次回で、実際にどんな風に運用しているのか、詳しく書いていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~

日頃から、「着想メモ」なるものを書きためていってます。着想メモとは、ふとした思いつきや発見、新たな気づきをメモしたもののこと。こういった「着想」は、はっと頭の中にふってきた次の瞬間には、ふわっとどこかへ消えてしまうもの。だからこそ「メモ」という形でとらえていかなくてはいけません。
その「着想メモ」を、どういった形でストックし、どう活かしていくのか。このへんが、なかなかに難しく、いっつも最適な形を考え、試しています。そしてようやく、自分の満足いく形を構築できたのではないか、という感覚になってきました。

着想メモは、うんじゃかんじゃしたい

前提として、「着想メモは、うんじゃかんじゃしたい」という要望が、ぼくのなかにはあります。うんじゃかんじゃできるかたちとして、ストックしておきたい。
「うんじゃかんじゃ」とは、メモとメモを組み合わせたり、メモから連想を広げたり、書き足したり、配置や順序を変えたりすること。
「着想メモ」の一つ一つは、大概はまだまだ小さく、はっきりしないもの。そんな小さい「着想メモ」たちは、「うんじゃかんじゃ」することで、お互いに結びついたり、一つが大きくふくらんだりしながら、小さいものが大きく育っていきます。
よって、着想メモは、うんじゃかんじゃしたい。うんじゃかんじゃして、育ててやっとこメモを活かすことができた、と言えるわけです。
着想メモはうんじゃかんじゃしたいわけですから、うんじゃかんじゃできるような環境にストックしていきたいわけです。もちろん、他のメモと組み合わせたりしていきたいので、一カ所に集めておきたい。なおかつ、書き足したり、配置や順序を変えたりできる場所。そのうんじゃかんじゃできる場所を、以前は「情報カード」に求めていました。が、今は「着想メモの保管場所~メモに対して、今いろいろと考えていることその1~」で書いたとおり、アウトライナーに落ち着いています。
組み合わせる、書き足す、配置や順序を変える、という諸作業を、すごくやりやすいのが、アウトライナーだからです。

うんじゃかんじゃ後は?

うんじゃかんじゃが終わった着想メモたちは、一応は、育つ段階が一区切りつきます。それをさらに、「他の人にわかるかたちで提出する場」が、ブログとなります。ブログエントリという形になったメモたちは、もう育つことがないってわけではないものの、「一応の完成品」と言えるでしょう。
また、着想メモのすべてがブログエントリになるわけではなく、中には、育ち、あるていどのまとまりをもったアウトラインに仕上がるメモたちも出てきます。これもまた、「一応の完成品」です。じゃあ、ある程度の形に仕上がった、「一応の完成品」まで育った着想メモたちは、どうしましょうか。それらを、アーカイブとしてストックしておく場として、Evernoteはとても優れている、と言えます。
あまりに多くの着想メモたちを、アウトライナー上に置きすぎると、量が多すぎて重たく感じ、うんじゃかんじゃしにくくなります。うんじゃかんじゃするための着想メモは、増えすぎるとよろしくない。なので、Evernoteに移動させる、というわけです。
じゃあなぜ、Evernoteへと移動するのか。
Evernoteには、ノートブックとタグによる分類、さらには全文検索という、強力な武器が備わっています。Evernoteに放り込んでおけば、検索をかければ、大概のノートは引っ張ってこれますし、関連するノート(コンテキスト)の表示など、必要なノートの周辺のノートも同時に表示してくれます。これこそ、Evernoteにアーカイブをストックする理由です。
多すぎる情報のすべてを、「そういやあんなことについて書いたな」ってな感じで思い出すことは難しいでしょう。というか、不可能に近い。となると、ふと、Evernote内を検索してみたときに、関連するノート(コンテキスト)や、同じタグのついたノートに出会い、「お、これも今考えてることと関連ありそうやぞ」と言う具合に、出会う確率を高めることが、ストックを活かしていくことにつながると思うのです。
アウトライナー上で、着想メモたちを育て、一応の完成品まで仕上げた後は、Evernoteにストックしておく。そういった運用が、ベストではないかな、と思っています。

おわりに

@rashita2さんのメルマガ、「Weekly R-style Magazine」2014/11/17 第214号での、「文章管理について その4」の中で、こんな記述がありました。

人間がとれる行動の限界、あるいは認知の限界を考えれば、「アクティブなものは軽く(あるいは薄く)」という状態を保っておいた方がよいのでしょう。

対してアーカイブは、ストックの量がものを言いますので、重く厚くしておく。そして、それを検索でつり上げる。こうしたコンセプトの分離が大切なのだと気づきました。

まさに同じようなことを考えていたこともあり、深く共感すると同時に、アクティブはアウトライナーで、アーカイブはEvernoteでという、別の「場」において管理する今の方法を押し進めることとなりました。そして、とても快適に感じております。
毎号なにかしら刺激を与えてくれるメルマガに感謝するとともに、今後もアクティブとアーカイブを切り分けて、文章作成に役立てていきたいものです。
では、お読みいただきありがとうございました。