細かな着想の死蔵を防ぐための、「操作」とアーカイブ

せっせと着想をメモする、ってことを何年も続けている。
Evernoteにやっていたころもあった。WorkFlowyにメモしていたこともあった。もちろん、紙のノートに書きつけていたことも。そして今は、情報カード(名刺サイズ)に書きしたためてっている。

今使っているのは情報カード。じゃあ、過去に使っていたEvernoteやWorkFlowyに書かれた着想たちはどうなっているのか?
長いこと見返されることなく、手を加えられることもなく、ただそこにずっと残っているだけ。
いわゆる「死蔵」の状態になってる。

ここで話している「着想」というのは、100〜200文字くらいの、ふとした思いつきを書いたもの。ぼくの着想メモのほとんどがそういったものなので、100〜200文字くらいのメモが大量にEvernoteにもWorkFlowyにも存在して、ずーっと同じ場所で同じように、見返されることなくたたずんでいる。
で、こういう100〜200文字くらいの着想メモは、単体ではあんまり意味をなさず、いくつかの着想メモが組み合わさることで、例えばブログの一記事になったり、日々のタスク管理の改善策につながったりする。
メモを組み合わせるためには、メモを見返さなければいけないし、そえぞれのメモを移動させたり配置したりの操作をしなければいけない。
それをしなければ、メモどうしはなかなか組み合わさっていってはくれない。書いて終わり、になってしまう。
ということは、

  • 見返すこと
  • 操作すること

の2点が満たされないと、ただ書いて終わり、死蔵してしまうということ。

見返さないことにははじまらない。なにをメモしたか、書いたかなんて、書いたら忘れてしまう。忘れてしまって、もう二度とその着想に出会えなくなるのを防ぐために書くのだから。見返さなくちゃ、忘れているその着想には出会えない。
そして、すごく、すごーく重要なのが、操作すること。
さきほど述べたように、100〜200文字くらいの細かな着想メモは、単体ではあんまり意味をなさない。書き溜められたものたちを見返し、組み替え、似たものは近くに配置したり、グループを作ったり、順番を入れ替えたりすることで塊ができてきてこそ、次のアウトプットにつながったり、行動の改善を促してくれたりする。
Evernoteのノートは操作できない。
WorkFlowyは、順番を入れ替えたり、グループを作ったりの操作ができるのでいけるかな、と思った。けれども、メモが増えたらすごく操作がしにくくなってしまう。

だから、今はカードを使っている。

カードは、EvernoteやWorkFlowyに比べ、抜群に操作しやすい。操作しよう、という気持ちにさせてくれる。見返し、操作することを楽しみながらできる。
書いたカードは、ふと思い立った時に見返し、机の上にざっくり配置していく。近しく感じるものは近くに置き、なんとなしに塊みたいなものができあがってくる。あるテーマでひとくくりにできそうに感じたら、束ねておく。
束ごとにどこかにまとめなおしたり、それを材料にブログを書いたり。それをし終えれば、カードはお役御免ということで、アーカイブする。
並べ、配置し、束ね、まとめ、アーカイブする。それを繰り返し、ほうっておけば増える一方のカードの全体量を減らしつつ、また書きためていく。
このサイクルが止まり、メモが増える一方になってしまうと、やがて見返すことは無くなってしまうと思う。そうして、EvernoteやWorkFlowyのメモたちは、今、陽の目を見ることがなくなってしまっているから。
で、サイクルを回し続けようと思えるのが、カードの「操作のしやすさ」にある。だから、細かな着想メモを書きため、利用していくには、操作することがすごく、すごーく重要。
それが、カードを使うことで見えてきたこと。

操作し、束を作った後は、Scrapboxに書き写すこともあれば、そのまま何枚かのカードをもとにブログを書き始めることもある(今回のエントリはそれでできあがった)。なにかしらの改善につながるメモなんかは、書いてすぐに実践してみることもある。もちろん、カードに書かれたままずーっと放置されるものもある。
操作のサイクルを回し、全体量を調整することで、名刺サイズの情報カードを使った着想メモの管理システムをながいこと維持していけたらな、と思う。

https://gyazo.com/d6568d281481a08e711381ff45ca2e43

では、お読みいただきありがとうございました。

Scrapboxは、情報カードを束ごとに保管し、持ち運ぶケース的なイメージで

PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに

カードはバラバラ。これは利点でもあり、欠点でもある。
どちらの面も持っているものの、「持ち運び」を考えたときには欠点として働きがち。
バラバラなものを持ち運ぶのはこわい気もするし、外出先ではカードを広げて俯瞰する、なんてこともしにくい。バラバラな利点を活かしきれない。
でも、書いたカードを持ち運んでおきたかったりもするよなぁ、なんて感じることもしばしばあり、なんとかならんものかと考えたりしていた。

 

カードは、1枚ではささいな思いつきでも、書きためて見返して近しいものを何枚かくっつけて束ねて膨らませていくことで意味を深めていく。
カードは名刺サイズのものを使っており、1枚1枚には短い文章が、ほんのささいな着想が書きつけられているだけ。書いた着想は、個別に何枚かあったらいいってもんではない。たくさんたまってきたときに見返し、同じテーマについて書いてるものはひとまとめにしたりしながら、「束」を作っていくことで育っていく。
https://gyazo.com/adc254919032d47d1ee4567af1699a6e
となると、持ち運ぶならたくさんのカードを持っていくか、もしくは、テーマごとに束ねられたカードにしぼって持ち運ぶか、になる。
後者の、何枚かを束ねて1つのテーマをつけれるくらいまで育った着想なら、それを持ち運ぶ価値ありそう、と考えたりしていた。

 

ScrapboxというWebサービスが一時期話題になった。ぼくもすぐに使いだし、メモを書きためていった。
使っていくうちにわかったことは、「1ノート1テーマを保持しやすい」ということ。
Scrapboxでは、ノート同士をリンクでつなげることで、1つのノートからいろんなノートへアクセスできるようになる。リンクの機能が優れているので、ひとつのノートにいろいろと詰め込まなくても、リンクでつなげればいいやって考えが働く。
よって自然と、1テーマ1ノートの発想に落ち着く。
Evernoteでは、ノート同士ははっきりと分断されている。
WorkFlowyでは、良くも悪くも「境目」があいまいになる。
Scrapboxは、「ノート」という区切りがあり、なおかつノート同士をリンクで簡単につなげ合うことができる。そのため、テーマごとに分けたとしても、完全には分断されず、つながりを保ったまま分けれる。1テーマ1ノートにしやすく、1テーマにフォーカスしやすい。
テーマごとの情報をぶぁーっとあつめておく場所として、Scrapboxは適していると感じた。

 

というわけで、

書いた情報カードをどう持ち運ぼうか?
 → たくさんのカードを持ち運ぶ?1つのテーマごとに束ねられたカードを持ち運ぶ?
 → Scrapboxは1テーマごとにノートに情報をまとめていきやすい
 → じゃあ、書いたカードをScrapboxにてテーマごとに束ねていき、持ち運べばいいやないか!

ということに落ち着いた。

基本的には、カードの内容をScrapboxに転記していくわけやけれども、Scrapboxは画像も扱えるので、カードの写真撮って貼り付けるだけでもいい。

情報カードのメモは、1つ1つよりも、いくつか束になることで情報は膨らみ、深まり、クリアになる。
それを束ねる場としてのScrapbox。
で、Scrapbox上に束ねていくことで、持ち運べるようになるという利点に気がついたとき、俄然どんどんScrapbox上にカードの内容を保管していくことへのモチベーションが高まった。
Scrapboxの

  1. 1ノート1テーマを保持しやすい
  2. iPhoneさえあれば見れる

って利点をどんどん活用していこうと思う。

では、お読みいただきありがとうございました。

ノートがあたえてくれるもの、カードがさずけてくれるもの

ノートは、安心をあたえてくれる。
自分の頭だけでは心もとない。でも、ノートがあれば、常用するノートがあれば、必要とあらばすぐに心もとない自分の頭をサポートしてくれる。
何か考えるとき。覚えておきたいとき。頭の中がいっぱいなとき。
まっさらなページを開けば、考えるをサポートしてくれる。これまでの考えたことを見返しても、新たな着想を与えてくれる。
書いたことを見返すと、忘れていたことも思い出させてくれる。ノートに覚えておいてもらうことができる。
頭の中がパンクしそうそうなとき、とにかくそれを書き出すと、いくらかの落ち着きを取り戻すことができる。
ノートは綴じられていて、いつでも書いたことを、書いた順番に見返すことができる。書いたものは動くことなく、いつでも同じ状態で、そこにいてくれる。
だから、ノートは安心をあたえてくれる。
考えられる安心。覚えておける安心。いっぱいでも、書き出して落ち着きを取り戻せる安心。
そしてそれらが、いつでも同じ場所にある安心。

カードも、必要とあらばすぐに、心もとない自分の頭をサポートしてくれる。
けど、カードは安心をあたえてくれるわけではない。
ノートは、安心を与えてくれる。けど、カードはそうじゃない。
ノートは綴じられていて、ばらけない。がゆえの安心感。
カードは綴じられておらず、一枚一枚がバラバラ。だから、安心できない。不安定。
でも、不安定さがカードの真骨頂。
ノートにあれこれ書き出すのとはまた違う形で、考えるをサポートしてくれる。
ノートのように、書いたものが同じ場所にとどまることはない。いつなにがどこにいくかはわからない。いつでもどれでもどこにでも動いてしまう。いや、動かすことができる。
綴じられていないがゆえの利点。
そう、カードの強みは動かすことができることにある。「操作」できることにある。
カードは安心をあたえてはくれないが、代わりに操作できる。
くれる。組み替えれる。動かすことができる。配置できる。束ねられる。自由に。
つまり、ノートとカードは役割が全く違う。

安心できるノートと、安心はできないカード。
安定的なノートと、不安定なカード。
固定されるノートと、流動性をたもてるカード。

ノートは情報カードの代わりにはなれないし、情報カードはノートの代わりにはなれない。

「細かなメモ」を書き、活かすために

これまでずっと、「細かいメモ」の活用に悩んでいました。
Evernoteに放り込んでいた時期もあれば、5×3サイズの情報カードに書きつけていた時期もあります。そこからWorkFlowyにすべて集めるようになり。。。いろいろ試してきましたが、まだこれといった決定打がなく、死蔵していったメモは数知れず。

「細かいメモ」とは、200文字以内の、ふとした思いつきのようなものです。名刺サイズの情報カードにメモすることができるほどの、着想や発見やふとした思いつきを書きつけたもの。

少し前にScrapboxが登場し、「これ、細かいメモを書いていったらおもしろいかも!?」と期待に胸を膨らませて使い始めてみたものの、すぐに使わなくなり。
細かいメモにタグをつけたりリンクを貼ったりするのって、ものすごい手間ってことにすぐに気づいたからです。1日に何個か作成されるメモたちに対して、いちいちそんなんしてられないですものね。

 

「細かいメモ」ってのは、タグつけたり分類したりリンク貼ったりってのがめんどうで、いちいちやってられないものの、いくつか集めてみると、それなりに新たな発見につながったりっていう性質を持っていると思います。
一つじゃそこまで意味をなさないけど、いくつか集まったときは何かしら生まれてくる。そんな予感のさせる、細かいメモたち。
となると、メモったあとにうんじゃかんじゃしやすい状態が一番望ましい。
見返し、近しいものを集めたり、意味をなすように並べ替えたり、くっつけたりはなしたり、配置し直したり。細かいメモに対しては、そういう操作をおこないたい。操作しやすいのを最優先に考えたほうがいい、と思うんです。

でね、これってやっぱり情報カードの出番だと思うわけです。

 

カードのデメリットはいっぱいあります。
クラウドのようにいつでもどこでも参照できるわけじゃないし、ノートのようにまとめて持ち運びやすくもない。メモを検索することができないために探しづらい。書くスペースも限られている。
でも、それでも、まだどう活かされるかわからない「細かいメモ」の保管には情報カードが、名刺サイズの情報カードがもっとも適している。
情報カードはなにより、操作性に秀でています。これはもう他の追随を許さない。デジタルにおいても、アナログにおいても。
簡単にグループ分けできますし、机一面にひろげて置いて俯瞰したり、カードの束ねかたによってカードどうしの結びつきの強さを表現したり、グループどうしを一つのメモでつなげたりもお茶の子さいさい。

おわりに

細かいメモの扱いについてあれこれ考え、試しては他のものに手を出し、を続けてきました。
今回、新たにScrapboxというサービスを利用してみて、また細かいメモについて考え、一つの暫定的な結論に達しました。
それが、名刺サイズの情報カードを使うこと。
で、使い始めていろいろ考え、考えたことを書き残したのが「PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに」になりました。
今後も、名刺サイズの情報カードを、着想を書き残す場として使い続けてみたいと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに

これまで何度も、情報カードを使ってみては他のツールに心移りし、またカードにもどってきては他に目移りし、というのを続けてきました。そして今回、また情報カードにもどってきてます。
これまでメインに使っていたのは、5×3サイズの情報カード。PoICの規格と同じもの。でも今回は、名刺サイズの情報カードを使ってみていて、これがなかなかにいい感じなのです。
名刺サイズの情報カードで、PoICを実践しようとしている、と言えます。

PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに

PoICでは、メモは「記録」「発見」「GTD」「参照」の4つのいずれかとされます。5×3サイズの情報カードにメモをとり、4種類のどれにあたるのかタグ付けしてわかるようにして、それらのメモを時系列に並べ、蓄積していくってのが基本方針。
で、それを名刺サイズの情報カードで、今の自分に合った形で実践してみようと考えました。

ぼくの場合、「記録」はたすくまか手帳に書き付けていってるので、それらにメモできない状況下においてのみ、ポケットに入れている名刺サイズ情報カードにメモすることになります。でも情報カードに書いた後は、最終的には手帳に転記するか貼り付けられるので、「記録」をカードのまま残しておくことはありません。
となると残りは、「発見」と「GTD」と「参照」。

「参照」は本から得ることが多く、読書メモはWorkFlowyに書いていってます。他にはレシピなんかも「参照」にあたるけれども、以前はEvernote、今はScrapboxに記録してるので、「参照」においてカードの出る幕はなし。(と書きつつ、今、読書メモをカードに書いていったらどうなるかってのを実験中。それはまたおいおい。)

「GTD」、つまりタスクは、基本的に手帳に書きます。手帳が手元にないときだけ、カードに書く。カードに書いたとしても、必ず手帳やたすくまに転記する。その二つがマスタータスクリストとデイリータスクリストを担ってるから。なので、カードに書かれたタスクは、転記された時点で役目を終えます。タスクを書いたカードが蓄積されることはありません。

ということで、残りは「発見」。カードに書いて、それを蓄積していくのは、「発見」のみということになるわけです。

まとめると、

  • 「記録」はたすくまか手帳
    • カードに書いても、手帳に貼るか転記する
  • 「参照」はWorkFlowy、Scrapbox
  • 「GTD」はカードに書いたとしても、たすくまか手帳に転記されたら役目を終える
  • よって、「発見」だけが蓄積されていく

ってのが、ぼくのPoICの名刺カードでの実践になりそうです。

ちなみに、どのカードにも「タイトル」はつけてません。サクッととるメモに対して、いちいちタイトルをつけるのは、、と思ったから。
ほんの些細な思いつきをメモするために名刺サイズを使う、とも言えます。PoICよりも、メモの粒度としては細かいと言えるのかも。
書いたカードを見返し、束ね、まとまってきた段階で、タイトルをつけるようにしてます。その話もまた、おいおい。

で、ここまで書いて思いました。これはもはやPoICではないな、と。
ただ単に、名刺サイズの情報カードをメモ帳として使う具体的な方法やな、と。

最終的には、「着想」のすべてを情報カードに

というわけで、着想、思いつき、発見の類のメモは、最終的には必ず情報カードに書いて蓄積していっております。

記録は「たすくま」と「手帳」が担ってくれてるわけですが、記録から着想を得たり、振り返ることで気づきがあったりもします。それもカードに転記して、カードの状態で書き残して、蓄積していくってのが基本方針です。
思いついたことをカードにかけない状況では、iPhoneにてたすくまにとりあえずメモしておいてしのぎます。で、たすくまのログは、毎日必ず見返すようになってるので、そのときにカードに転記します。
そんな感じで、着想、思いつき、発見の類のメモは、最近は全て、ほんとに全て名刺サイズのカードにメモし、蓄積していくってのを続けております。
基本は、そのメモたちは、時系列にストックされていくわけなのですが、そうするとカードばっかが増えていくだけで、たいした意味をなさないってなことになりがち。そこでどうしていくか、については、また回を改めて。

おわりに

A6、5×3、B6、名刺と、いろんなサイズの情報カードを使ってみてきました。大きさが違えば用途も違ってきますし、カードの書き方も変わってきます。
で、ぼくにとっては、「思いつきを一言書き残しておく」くらいの使い方が一番合っているようで、数あるサイズの中で、名刺サイズがいい感じにしっくりきています。
で、使うたびに思うのが、操作する楽しさ。カードをくり、あれこれ考えては好きなように配置し、いくつか束ねて大きくしていく。それがやっぱり楽しいな、と感じます。
「ちっさすぎるやろう」と思ってあんまり使ってこなかった名刺サイズの情報カードが、自分には一番しっくりくるもんやったんやなぁとちょっと驚きつつ、今日もせっせと書き残していってます。

では、お読みいただきありがとうございました。

「過去に書いたことが否応なしに目に入る」環境づくり

過去の日記が「否応なしに目に入る」ように、日記を書いていく。この「否応なしに」は、けっこう重要なキーワード。


テキストデータを扱うのが主流になって久しいけど、それでも紙のノートを使ってる人は多い。
アイデアメモしたりとかにもノートを使ってたり、日記はノートやったり。

ノートの良さは、「ペラペラめくれる」ところが一番じゃないか、と感じる。これは、タブレットとかでは実現できない。
ペラペラめくる時に、過去に書いたことが目に入る時がある。そういうのんが、紙のノートの最も優れた点の一つじゃないか、と。
で、これをテキストデータでも実現したい。ペラペラは現状実現は無理。となると、「過去に書いたことが目に入る時がある」ようにできないか?ってことになる。で、この解として、「連用日記」が思いつく。

紙の連用日記は、同じページに3年や5年分の、同じ日の日記を書くことになる。自然と、「1年前の今日」が目に入る。そう、「過去に書いたことが目に入る」ことになる。これしかない。
Evernoteで実践する。同じノートに、同じ日付の日記を書いていく。まさに連用日記。
ノートのタイトルは「日付」。内容が「2016 Mon」という風に、西暦と曜日を入れて、その年のその日の日記を書くようにし始めてはや2年ほど。イメージとしては、こんな感じ。

  • 2016 Sun
    • 日記を書き書き。
  • 2015 Thu
    • 去年の日記が書き書きされている。

去年の日記が、確かに「目に入る」のですごく気に入ってる。で、それを「1日のログ」にも応用させて、たすくまの実行記録とそのメモも連用の形で書いていってる。
同じノートに、同じ日付の記録が並ぶ。並べていく。確かに「目に入る」ので、これまたすごく気に入ってる。


ノートでは、「ペラペラめくる」ときに、過去に書いたことが目に入る。一方で、同じ手書きでも、カードではまったく事情が変わってくる。
紙のノートなら、新しく何か書き込む時に、一番新しいページまでたどり着くためにペラペラとページをめくることになり、過去に書いたものが目に入りやすい。
けど、カードはそうはいかない。ノートのように、新しく書くときに過去に書いたカードをペラペラすることはない。新しく何かを書く時には、新しいカードを取り出す。過去に書いたカードには、目もくれず。
カードの弱さというか、弱点はここにあるかも。自分から見返しにいかないといけないところ。
意識的に「見返す」をしなければいけない。それは、見返さなかったら過去に書いたものは目に入ってこない、ということ。ただ単にカードを書きためて、束にしておいておくだけでは、「否応なしに目に入る」にはなり得ないということ。
ぼくはどうやら意識的に「見返す」が苦手なようで、カードは使ってみては破綻し、また使ってみては断念し、を繰り返してる。今また使ってみてるところやけど。

そこで、「否応なしに目に入る環境」が一つのヒントになるかな、なんて思ったり。
とりあえず今やってみてるのは、書いたカードをデスクの上にほったらかしておく、というもの。
家のデスクの上には、iMacがのってて、その下のスペースにカードを乱雑にほったらかしてる。ほったらかしてたら、「否応なしに目に入る」。そこからなにかがうまれるのかはわからんけれども、とりあえず続けていこうと思う。

ノート、カード、テキスト。それぞれに合った「否応なしに目に入る」ような管理の仕方。過去に書いたことたちに日が当たるような、蓄積のさせ方。手間なく実践できるようなものを考え、試していきたい。

〜余談〜

目に入った時に少し考える時間をもてる、ちょっとゆとりもあれば、尚いい。というか、それがないと、目に入ってきても意味がなくなっちゃう。
過去に書いたことが目に入った時に少し考える時間をもてるようなゆとりを得るために、「ライフハック」はあると思ったりする。


では、お読みいただきありがとうございました。

執筆専用ブラウザ、という考え方

まっさらな紙に書いていくのが好きです。
手書きで紙に書くときも、キーボードをポチポチして書くときも。

WorkFlowyが好きです。「好きです」というか、ないといろんなところに支障をきたすくらいには使い込んでいます。
日常のタスクはすべてWorkFlowy上にありますし、メモもすべてWorkFlowyに放り込んでいます。
WorkFlowyでは、文章だって書きます。
文章を書くときも、まっさらな紙に書くような感覚で書きたい、と願うばかりです。

書く場所を変えながら、文章を仕上げていくのが好きです。
書き始めてから一つの記事に仕上がるまで、いくつかの段階を経ていきます。ぼくはどうやら、その各段階によってツールを分けるのが好きみたいなんです。

WorkFlowyを、アウトライナーとして使わない

まっさらな紙に書きたいなと強く願うのは、一番最初の段階、だぁーっと頭の中を書き出していく段階です。
文章を仕上げていくときは、

  1. はじめのだぁーっと書き出すのはまっさらなエディタにて。
  2. そのあとは、アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする。
  3. 最終的に記事に仕上げる際には、マークダウンをプレビューしてくれるエディタへ。

という段階を経ることが多いです。
この流れは一方通行なわけではなく、1から2に進み、また1に戻ってくることもありますし、3まで進んだけれどもまた2や1に戻ったりもする。
だから各段階を、なるべくスムーズに行き来したいわけです。

2の「アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする」は、もちろんWorkFlowyにて、です。
それを考えると、1の「だぁーっと書き出す」のもWorkFlowyでやりたいな、なんて思いが沸き上がります。
ただ、WorkFlowyは、「まっさらな紙」って感じがしない。
「だぁーっと書き出す」のは、まっさらな紙がいい。そこはもう何がなんでも。まっさらな紙を強く願うのです。
まっさら感をなくすのが、文章の一つ一つの左側につく「●」。
この「●」のせいで、なんだか落ち着かない。
階層化も必要ありません。
だぁーっと書き出したい。その一心なのですから。
つまり、アウトライナーであるWorkFlowyを、アウトライナーとして使いたくないわけです。
こんな感覚、ぼくだけかもしれませんね。

だぁーっと書くとき以外であれば、「●」があってもなにも気になりません。というか、「●」は必要です。
階層化できるからこその、アウトライナーですし、階層構造をシンプルに表現してくれるのが「●」です。
でも、「だぁーっと書こう」というときには、まっさらな紙に向かいたいって思っちゃう。
そこで登場、「Stylish」。
「Stylish」については、たくさんの解説エントリがありますので、そのいくつかを。

R-style » 『Stylish』でWorkflowyの見た目をカスタマイズした

アドオン「Stylish」で「WorkFlowy専用Firefox」に機能を追加する

WorkFlowyにFirefoxやChromeのアドオン「Stylish」を適用してブログエディタとして使う方法

「Stylish」を利用して、「●」を消し、階層もなくし、見かけは一枚の紙に見えるようにしました。
ただ、切り替えるのもめんどうくさい。ぼくは生粋のめんどうくさがりやなのです。
立ち上げるとすぐに、「●」がなく、階層化もされないWorkFlowyが登場してほしい。「一つのアプリ」のように使いたい。
そこで思いついたのが、「執筆専用ブラウザ」というもの。
書こう、と思ったときのみ立ち上げるブラウザ。
ブラウザですが、自分の中ではブラウザではない。エディタです。

FireFoxを「執筆専用ブラウザ」に

ぼくは普段GoogleChromeにてWorkFlowyを使っています。
そこで、FireFoxを執筆専用のブラウザにしよう、と思い立ちました。
FireFoxならStylishを使って、WorkFlowyの見た目を自由にいじることができます。
つねにStylishをオンにしておき、立ち上がるときのウェブページをWorkFlowyにしておけば、起動させてすぐに書きかけの文章を目の前に広げることができます。
こんな感じに。

だぁーっと思いついたことを書き出すときに、すごく重宝します。
だぁーっと書き出したあと、書いたものをうんじゃかんじゃいじりたくなったら、いつものGoogleChromeにてWorkFlowyを開き、階層化したり文章を移動させたりしてやればいい。
「執筆専用ブラウザ」の利点は、書きかけでもなんでもすぐにWorkFlowyへと引き継げるところ。
そりゃそうです。WorkFlowy上に書いているのですから。
データもすぐに保存され、いつでもどこでも見れる安心感があります。
他のシンプルなエディタで書いているときは、書き終わったあとにWorkFlowyへとコピペしなくてはいけません。
で、WorkFlowyに引き継いだものの、またエディタで書きたくなったらコピペがいる。
その手間を省くためだけに、一つのブラウザを利用し、WorkFlowyのための執筆専用にするという感じです。

  1. はじめのだぁーっと書き出すのはまっさらなエディタにて。
  2. そのあとは、アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする。
  3. 最終的に記事に仕上げる際には、マークダウンをプレビューしてくれるエディタへ。

WorkFlowyのために「執筆専用ブラウザ」を用意することで、1と2がすごくスムーズになってくれています。それが心地いい。

おわりに

WorkFlowyをガシガシ使っている方は、FriFoxはWorkFlowy専用ブラウザとして使っているかもしれません。
WorkFlowyのためだけに一つのブラウザをインストールし、使う。
かなり贅沢なブラウザの使い方かと思います。
ましてや「WorkFlowyで書く」ときだけ専用にブラウザを使うなんて、もったいない感じもしますが、現状ぼくはすごく気に入ってます。
WorkFlowyをエディタとして使いたい、という方は、ぜひお試しあれ。

では、お読みいただきありがとうございました。

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”とらえる”メモツール、”ひねりだす”メモツール~メモに対して今いろいろと考えていることその10~

ぼくの最近の話題は、メモに関してばかりです。あきれるくらいメモの話題ばっかりなわけですが、そんな中、こちらの記事をよんだら、ぼくの環境についても書いてみようとなるわけで。

R-style » 急場のメモツール 5種(デジ・アナ)

触発されて、自分のメモ環境についてまとめていきます。ぼくは物書きではありませんが、メモがないとはじまらない、という気持ちは、まったくもって同じです。
情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~」にて、メモは”とらえる”ときに加え、”ひねりだす”際にも必要になる、みたいなことを書きました。で、その二つのシーンー”とらえる”ときと、”ひねりだす”ときーで、使うメモツールも違ってきます。その辺を踏まえて、いっちょ書いていってみたいと思います。

「着想」「やること」「雑多な感情」を”とらえる”ためのメモ帳たち

人間ってのは、常に何かしら考えているもの。その中で、「おっ!」っと思ったり、「これは!」という発見があったり。そういう”着想”は、いつなんどき現れるかわかりません。”着想”でなくとも、そのとき自分が考えたこと、抱いた感情を書き記しておくのも、1日にちょっとした彩りを加えてくれたりします。また、「あ、あれせなあかん」であったり、「これ、やっといてくれる?」であったり、「やること」も、いつ降ってくるのか、湧いてくるのかってのは、予想できない。
そういう「着想」「やること」「雑多な感情」は、とらえなければポロポロこぼし放題なわけで。となると、いつでもどこでも”とらえる”準備をしておかなければいけません。メモをとにかくとる、まずとらえるためにも。そのための、メモ帳たち。
仕事柄、個人情報を扱うことも多く、メモ帳を、仕事中とプライベートで分けています。まずはプライベートの方から。

プライベート

  • モレスキン

手書きで”とらえる”ときは、モレスキン。肌身離さず携帯しています。今も、傍らにはモレスキンを開き、いつでもメモできる態勢をとっています。なんでもかんでもここに書きます。迷わず、書く。まず、とらえなくては始まりません。

テキストメモは、アウトライナー、WorkFlowyに書き付けていきます。
モレスキンにメモしたことでも、「着想」に関してはWorkFlowyに書き写します。で、他のメモたちと組み合わせながら、育てていきます。つまり、WorkFlowyは、メモを”育てる”場であり、かつ”とらえる”場でもあるわけです。

  • Evernote

食べたものや、ランニングの記録、日記などはEvernoteに書いていきます。写真を添付しておきたい記録や、他のメモと組み合わせる必要のない日記なんかは、アーカイブする場として構えてもらっているEvernoteに直接書いていきます。

仕事

  • LIFEのメモパッド

仕事中に、モレスキンの代わりをしてくれる存在が、メモパッドです。常にポッケに入れておき、何かあればすぐにメモる。綴じノートを使わない理由は、すぐに母艦ノートに貼り付けたいから。使っているのは、LIFEのノーブルメモ方眼 B7サイズ。
仕事をしていると、自分のメモ以外にも、他の人からメモを渡されることも多いので、それらをすべて貼り付けておく「母艦ノート」を用意しておいたほうがいいためです。

  • LIFEのSCHOPFER A5サイズ

母艦ノートとして使っているのが、LIFEのSCHOPFER A5サイズ。メモパッドに書いたら、ピリリとちぎり、ここに貼り付けます。また、このノートを携帯している時には、直接書き込みます。他の人からメモをもらったときも、ペタリと貼り付けておきます。仕事中のメモは、最終的にはすべてここに集まるようにしています。

「アイデア」を”ひねりだす”ためのメモ帳たち

ここからは、”ひねりだす”ためのメモ帳たち。”とらえる”時と違い、常に携帯はしていないものの、ぐっと考えたいときは、ここにあるいずれかを取り出して、頭に浮かんだことをとにかく書き付けていくことになります。

  • 情報カード 5×3サイズまたは名刺サイズ

情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~」でも書きましたように、情報カードはアイデアを”ひねりだす”シーンで使っています。サイズの大きくないものが好み。
カードの大きさが小さければ、そこに何か書き付けてハイ次のカード、また書いてハイ次、という具合に、ポンポンと書き出していけます。それらをあとでうんじゃかんじゃしやすいのも、カードのいいところ。
まさに、なんでもいいからとにかくネタを出してみる、ってときに重宝するメモツールです。

  • 二ーモシネ A4サイズ

どわーっとネタを出していくための情報カードに対し、二ーモシネは、一つのテーマに対して、じっくり考えたいときに使います。まだおぼろげながらにしか見えていない、モヤモヤしているとき、二ーモシネに向かい、対象をはっきりとさせていく。そんな感じです。
大きさは、A4が好み。大きい紙を相手にしながら、あれこれ考えるのが好きです。

  • A5サイズの方眼ノート

A4の二ーモシネは、大きいのでかさばります。基本的に荷物は少なくすましたい外出時などに、持って歩くのしんどい。そういうときは、A5サイズの方眼ノートを持ち歩きます。
見開きでA4のサイズになってくれるので、二ーモシネと同じポジションで働いてくれます。A4サイズ、しかも方眼ってのが、とにかくぼくの好みなんです。

おわりに

メモツール、幾種類も使ってはいるものの、それらの住み分け、使うシーンは、自分の中でかなりはっきりと区別されています。そのため、どれも欠かすことのできないメモツールたちとして働いてくれています。
どういったメモツールを、どういうシーンで、どのように使っているのか。
自分はこんな感じですが、みなさんのメモツールの使い方、使い分けってのが、すごく気になります。
では、お読みいただきありがとうございました。

”過去”と”現在”をつなぐ作業場、Evernote~メモに対して今いろいろと考えていることその9~

アクティブなメモ、うんじゃかんじゃしたいメモは、アウトライナーにため込んで、他のメモたちと組み合わせながら育てる。ブログなどの形で一応のまとまりを見せたら、Evernoteにアーカイブする、という流れで、アウトライナー(WorkFlowy)とEvernoteを使い分けております。最近この話題ばっかりですが。

着想メモの保管場所~メモに対して、今いろいろと考えていることその1~

着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~

WorkFlowy内のメモたちは、育てて、ブログにて「一応の完成品」を提出する。わけですが、メモたちは、組み合わせるだけでは、完成品にはなりません。ブログのエントリに仕上げるためには、読んでも自分にしかわからない「アクティブなメモ」たちを、他の人が読んでも理解できる形へと”書き上げる”必要があります。
メモたちを蓄積し、組み合わせ、育てるのは、WorkFlowyにて。じゃあその次のステップ、他の人が読んでも理解できる形へと”書き上げる”のは、どこで行うのがいいんでしょうか。
アーカイブする場であるEvernoteこそ、”書き上げる”場として優れていると感じます。

”現在”と”過去”をつなぐ、「関連するノート」

Evernoteには、いろーんな情報が入っています。以前は、着想メモの類もEvernoteに放り込んでいましたし、ブログの記事は全部保管しています。また、日々の出来事や、日記、作業の記録も、全部Evernoteにあるわけです。
今までに書いたブログ記事がすべてつまっているということは、過去、自分が考えたこと、試してみたことを、「他の人が分かる形」に仕上げた文章が、たくさん蓄積されているということ。自分が書いたことなのに、「こんなん書いたっけ?」と思うようなことも多い。自分自身書いたことを忘れているってことは、「あ、そういえば今書いてる記事に関連するようなこと、昔書いたぞ」と思い出すこともない。せっかく書いたにも関わらず。
Evernoteが、自分が忘れ去ってしまっている過去記事やメモへのアクセスを可能にしてくれます。「関連するノート」によって。

自分というものは、時間がたてば他人とおなじ

「知的生産の技術」に、こういう一節があります。

一年もたてば、自分でもなんのことかわからなくなるものだ。自分というものは、時間がたてば他人とおなじだ、ということもわすれてはならない。

ちゃんとした文章で、「他の人が読んでもわかるような」文章で、メモを残しておかなければいけない。自分というのは時間が経てば、他人と同じだから。そうしておかないと、読み返しても「ん?これどういう意味や?」ってなっちゃう。
でもそれが、「他の人が分かる形」に仕上げられているブログの文章であれば、内容をきれいさっぱり忘れていたとしても、読み返すと理解することができます。なんせそれは、「他の人が分かる形」にまで仕上げた、文章だから。

Evernoteが”過去”と”現在”をつなぐ

Evernoteにて文章を書き進めると、「関連するノート」として、過去のブログ記事や、自分のメモを提示してくれます。ブログ記事であれば、書いたことを、内容をきれいさっぱり忘れていたとしても、読み返すことで理解することができます。そして、その、”過去に書いたこと”を、”現在書いていること”に反映させながら、文章を書き進めることができるんです。Evernoteで文章を書くことによって。
これは、本当に画期的なことだと思います。今までなら、書いたのを忘れていたこと、その存在すら忘却の彼方に消え去っていた内容を、Evernoteにて文章を書くことによって、”現在”書いていることに反映できるなんて。

アーカイブを活かすためにも、Evernote

Evernoteにアーカイブしていく理由の一つが、”過去”を”現在”に反映することができるから。Evernoteに蓄積されている情報がたくさんあればあるほど、参照元が豊かになる。関連する内容にも厚みが出る。
着想を書きためていき、順番を並び替え、組み替えることで、ムクムクと育っていくメモたち。ある程度育ったメモに対して、今、自分が考えていることを、「他の人が分かる形」にまで仕上げる。そこに、”過去”の自分の意見を取り入れ、加えることで、「一応の完成品」として、提出できる状態にする。それを可能にしてくれるのが、Evernoteの「関連するノート」である、というわけです。
今まで自分が考えたことのアーカイブが、Evernoteには詰まっている。それらの多くを活かしていくためにも、ブログを書く際には、Evernoteでってのを、続けていこうと思います。そしてまた書いたものをEvernoteに放り込んでいき、さらに参照元を厚く、厚くしていこうと思います。

おわりに

ぼくは、とても忘れっぽいと自覚しています。でも、決して忘れたくて忘れているわけではなく、覚えておきたいことも忘れてしまう。覚えておくことができれば、もっと今に生かすことができるのに。そんな想いを抱き続けていました。
それが、今少しずつ実現されていると感じるんです。「関連するノート」を表示してくれることは、ぼくに大きな希望を、「忘れてしまったことさえも、今に生かすことができるんじゃないか」という期待を、与えてくれます。そりゃあ夢中になるわけです。
忘れていることに再び出会える喜びを、それを今につなぐことのできる快感を、大切にしていきたいな、と思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~

以前は5×3情報カードを常に持ち歩き、着想を含めたメモはぜーんぶその情報カードにメモをしていました。そして、メモを見返し、組み合わせ、ある程度育った後は、A6情報カードにまとめていました。けれども、WorkFlowyを使い始めてからは、メモの場がWorkFlowyに、A6情報カードの代わりにもっぱらEvernoteを使うようになった、と書きました。

「5×3情報カード+A6情報カード」が、「WorkFlowy+Evernote」へ~メモに対して今いろいろと考えていることその7~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

現状は、5×3情報カードが担っていた部分をWorkFlowyに完全に移行しています。いつでもWorkFlowyに直接メモできるとは限りませんので、ポッケには常にモレスキンを入れておき、とにかくメモを取り逃がさないようにしています。そして、着想メモに関しては、WorkFlowyに転記する、というかたちをとっています。多少のめんどうはあるものの、着想を思いついても、WorkFlowyにメモできないならメモしなくていいのか、というと、絶対そういうわけではないわけで。最も優先すべきは、メモをすること。まずどこでもいいから、メモを捕らえること。と割り切って、メモするようにしています。
じゃあ、完全移行した今は、情報カード、まったく使わないのか、って言うと、決してそんなわけはないわけです。ただ、以前のように常に持ち歩いて使うという用途ではなく、別のシーンで使うのがメインとなりました。

”ひねりだす”ための、情報カード

着想、思いつきってのは、いつ何時現れるかわかりません。なので、常にメモをとれる状況を保っておくってのはすごく大切で、ぼくはWorkFlowyとモレスキンで、テキストメモも手書きメモも捕らえることができる状態にしています。そこには、情報カードが入り込む余地はありません。そう、日常的にメモを”とらえる”ツール、そして、捕らえたメモを”育てる”ツールとしては、情報カードよりも「アクセスしやすく」かつ「眺めやすい」アウトライナーに軍配が上がります。が、着想や思いつきを書き出す場面って、日常的にメモを”とらえる”ばかりではありません。
授業案を考えたり、プレゼンの内容を考えるときなど、少し時間をとって、いろーんなアイデアを出すとき、つまり、”ひねりだす”ときも、だだだーっと思いついたことを書き出すことって必要だと思います。そして、そんな場面において、情報カードってのはすごく有効なツールである、と感じます。 アイデアを、日々の中で”とらえる”道具と、対象と向き合って”ひねりだす”道具は、やっぱり違ってきます。
日々の中から、着想を”とらえる”道具としては、いつもポッケに入れているモレスキンや、iPhoneからも追記できるアウトライナー、WorkFlowy。”ひねりだす”道具としては、一枚一枚に思いつくことを書き付けていき、書き散らかした後、並べ替え、配置を変えることで整理しながらさらに深めていける情報カード。
情報カードは、少し厚めのただの紙。そこにあれこれ書き付けた後は、どうにでもできます。任意の位置に配置しながら、グループを作ったり、代表を一つ定めたり。まだ自分でも何を思いつくのかわからない段階から、とにかく書き出し、整理すればいい柔軟性は、”ひねりだす”ためにはぴったりだと思います。

カードの持ち味は、「扱いやすさ」

この用途での情報カードの使い方は、蓄積のためではありません。だぁーっと書き出し、組み替えて、ある程度アイデアが固まってきたらお役御免となります。となると、少し厚い紙である必要があるのか、ふつーの紙で十分じゃないか、という考えが頭をもたげます。確かに、蓄積しないのであれば、何度もカードを”くる”ことはしません。丈夫である必要がなくなる。少し厚い紙の必要性が薄れるように感じます。が、一度カードによってアイデア出しをしてみるとわかるのですが、ペラペラの紙よりも、少し厚い情報カードの方が、だいぶと扱いやすい。トランプは、ペラペラではなく、一枚一枚がある程度の強度を持っている、なおかつ、大きさが均一であるために、くったり、配ったり、手に持って広げたり、ってのがやりやすいわけです。その「扱いやすさ」の感覚を想像していただければ、紙よりも情報カードのほうがいいってのも、頷けるのではないでしょうか。
道具を扱う時には、それ自体が使いやすいか、扱いやすいのかは、かなり重要ではないか、と思います。

おわりに

道具は適材適所。適したシーンで使うことで、その威力は増します。
着想を”とらえ、育てる”、モレスキン、アウトライナー。着想を”ひねりだし、整理する”、情報カード。それぞれが自分の持ち味を発揮してくれるシーンで使う。そうすることで、自分の思考も一段階深くなるんじゃないか。と期待するのは、道具に頼りすぎでしょうか。
では、お読みいただきありがとうございました。