PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに

これまで何度も、情報カードを使ってみては他のツールに心移りし、またカードにもどってきては他に目移りし、というのを続けてきました。そして今回、また情報カードにもどってきてます。
これまでメインに使っていたのは、5×3サイズの情報カード。PoICの規格と同じもの。でも今回は、名刺サイズの情報カードを使ってみていて、これがなかなかにいい感じなのです。
名刺サイズの情報カードで、PoICを実践しようとしている、と言えます。

PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに

PoICでは、メモは「記録」「発見」「GTD」「参照」の4つのいずれかとされます。5×3サイズの情報カードにメモをとり、4種類のどれにあたるのかタグ付けしてわかるようにして、それらのメモを時系列に並べ、蓄積していくってのが基本方針。
で、それを名刺サイズの情報カードで、今の自分に合った形で実践してみようと考えました。

ぼくの場合、「記録」はたすくまか手帳に書き付けていってるので、それらにメモできない状況下においてのみ、ポケットに入れている名刺サイズ情報カードにメモすることになります。でも情報カードに書いた後は、最終的には手帳に転記するか貼り付けられるので、「記録」をカードのまま残しておくことはありません。
となると残りは、「発見」と「GTD」と「参照」。

「参照」は本から得ることが多く、読書メモはWorkFlowyに書いていってます。他にはレシピなんかも「参照」にあたるけれども、以前はEvernote、今はScrapboxに記録してるので、「参照」においてカードの出る幕はなし。(と書きつつ、今、読書メモをカードに書いていったらどうなるかってのを実験中。それはまたおいおい。)

「GTD」、つまりタスクは、基本的に手帳に書きます。手帳が手元にないときだけ、カードに書く。カードに書いたとしても、必ず手帳やたすくまに転記する。その二つがマスタータスクリストとデイリータスクリストを担ってるから。なので、カードに書かれたタスクは、転記された時点で役目を終えます。タスクを書いたカードが蓄積されることはありません。

ということで、残りは「発見」。カードに書いて、それを蓄積していくのは、「発見」のみということになるわけです。

まとめると、

  • 「記録」はたすくまか手帳
    • カードに書いても、手帳に貼るか転記する
  • 「参照」はWorkFlowy、Scrapbox
  • 「GTD」はカードに書いたとしても、たすくまか手帳に転記されたら役目を終える
  • よって、「発見」だけが蓄積されていく

ってのが、ぼくのPoICの名刺カードでの実践になりそうです。

ちなみに、どのカードにも「タイトル」はつけてません。サクッととるメモに対して、いちいちタイトルをつけるのは、、と思ったから。
ほんの些細な思いつきをメモするために名刺サイズを使う、とも言えます。PoICよりも、メモの粒度としては細かいと言えるのかも。
書いたカードを見返し、束ね、まとまってきた段階で、タイトルをつけるようにしてます。その話もまた、おいおい。

で、ここまで書いて思いました。これはもはやPoICではないな、と。
ただ単に、名刺サイズの情報カードをメモ帳として使う具体的な方法やな、と。

最終的には、「着想」のすべてを情報カードに

というわけで、着想、思いつき、発見の類のメモは、最終的には必ず情報カードに書いて蓄積していっております。

記録は「たすくま」と「手帳」が担ってくれてるわけですが、記録から着想を得たり、振り返ることで気づきがあったりもします。それもカードに転記して、カードの状態で書き残して、蓄積していくってのが基本方針です。
思いついたことをカードにかけない状況では、iPhoneにてたすくまにとりあえずメモしておいてしのぎます。で、たすくまのログは、毎日必ず見返すようになってるので、そのときにカードに転記します。
そんな感じで、着想、思いつき、発見の類のメモは、最近は全て、ほんとに全て名刺サイズのカードにメモし、蓄積していくってのを続けております。
基本は、そのメモたちは、時系列にストックされていくわけなのですが、そうするとカードばっかが増えていくだけで、たいした意味をなさないってなことになりがち。そこでどうしていくか、については、また回を改めて。

おわりに

A6、5×3、B6、名刺と、いろんなサイズの情報カードを使ってみてきました。大きさが違えば用途も違ってきますし、カードの書き方も変わってきます。
で、ぼくにとっては、「思いつきを一言書き残しておく」くらいの使い方が一番合っているようで、数あるサイズの中で、名刺サイズがいい感じにしっくりきています。
で、使うたびに思うのが、操作する楽しさ。カードをくり、あれこれ考えては好きなように配置し、いくつか束ねて大きくしていく。それがやっぱり楽しいな、と感じます。
「ちっさすぎるやろう」と思ってあんまり使ってこなかった名刺サイズの情報カードが、自分には一番しっくりくるもんやったんやなぁとちょっと驚きつつ、今日もせっせと書き残していってます。

では、お読みいただきありがとうございました。

「過去に書いたことが否応なしに目に入る」環境づくり

過去の日記が「否応なしに目に入る」ように、日記を書いていく。この「否応なしに」は、けっこう重要なキーワード。


テキストデータを扱うのが主流になって久しいけど、それでも紙のノートを使ってる人は多い。
アイデアメモしたりとかにもノートを使ってたり、日記はノートやったり。

ノートの良さは、「ペラペラめくれる」ところが一番じゃないか、と感じる。これは、タブレットとかでは実現できない。
ペラペラめくる時に、過去に書いたことが目に入る時がある。そういうのんが、紙のノートの最も優れた点の一つじゃないか、と。
で、これをテキストデータでも実現したい。ペラペラは現状実現は無理。となると、「過去に書いたことが目に入る時がある」ようにできないか?ってことになる。で、この解として、「連用日記」が思いつく。

紙の連用日記は、同じページに3年や5年分の、同じ日の日記を書くことになる。自然と、「1年前の今日」が目に入る。そう、「過去に書いたことが目に入る」ことになる。これしかない。
Evernoteで実践する。同じノートに、同じ日付の日記を書いていく。まさに連用日記。
ノートのタイトルは「日付」。内容が「2016 Mon」という風に、西暦と曜日を入れて、その年のその日の日記を書くようにし始めてはや2年ほど。イメージとしては、こんな感じ。

  • 2016 Sun
    • 日記を書き書き。
  • 2015 Thu
    • 去年の日記が書き書きされている。

去年の日記が、確かに「目に入る」のですごく気に入ってる。で、それを「1日のログ」にも応用させて、たすくまの実行記録とそのメモも連用の形で書いていってる。
同じノートに、同じ日付の記録が並ぶ。並べていく。確かに「目に入る」ので、これまたすごく気に入ってる。


ノートでは、「ペラペラめくる」ときに、過去に書いたことが目に入る。一方で、同じ手書きでも、カードではまったく事情が変わってくる。
紙のノートなら、新しく何か書き込む時に、一番新しいページまでたどり着くためにペラペラとページをめくることになり、過去に書いたものが目に入りやすい。
けど、カードはそうはいかない。ノートのように、新しく書くときに過去に書いたカードをペラペラすることはない。新しく何かを書く時には、新しいカードを取り出す。過去に書いたカードには、目もくれず。
カードの弱さというか、弱点はここにあるかも。自分から見返しにいかないといけないところ。
意識的に「見返す」をしなければいけない。それは、見返さなかったら過去に書いたものは目に入ってこない、ということ。ただ単にカードを書きためて、束にしておいておくだけでは、「否応なしに目に入る」にはなり得ないということ。
ぼくはどうやら意識的に「見返す」が苦手なようで、カードは使ってみては破綻し、また使ってみては断念し、を繰り返してる。今また使ってみてるところやけど。

そこで、「否応なしに目に入る環境」が一つのヒントになるかな、なんて思ったり。
とりあえず今やってみてるのは、書いたカードをデスクの上にほったらかしておく、というもの。
家のデスクの上には、iMacがのってて、その下のスペースにカードを乱雑にほったらかしてる。ほったらかしてたら、「否応なしに目に入る」。そこからなにかがうまれるのかはわからんけれども、とりあえず続けていこうと思う。

ノート、カード、テキスト。それぞれに合った「否応なしに目に入る」ような管理の仕方。過去に書いたことたちに日が当たるような、蓄積のさせ方。手間なく実践できるようなものを考え、試していきたい。

〜余談〜

目に入った時に少し考える時間をもてる、ちょっとゆとりもあれば、尚いい。というか、それがないと、目に入ってきても意味がなくなっちゃう。
過去に書いたことが目に入った時に少し考える時間をもてるようなゆとりを得るために、「ライフハック」はあると思ったりする。


では、お読みいただきありがとうございました。

執筆専用ブラウザ、という考え方

まっさらな紙に書いていくのが好きです。
手書きで紙に書くときも、キーボードをポチポチして書くときも。

WorkFlowyが好きです。「好きです」というか、ないといろんなところに支障をきたすくらいには使い込んでいます。
日常のタスクはすべてWorkFlowy上にありますし、メモもすべてWorkFlowyに放り込んでいます。
WorkFlowyでは、文章だって書きます。
文章を書くときも、まっさらな紙に書くような感覚で書きたい、と願うばかりです。

書く場所を変えながら、文章を仕上げていくのが好きです。
書き始めてから一つの記事に仕上がるまで、いくつかの段階を経ていきます。ぼくはどうやら、その各段階によってツールを分けるのが好きみたいなんです。

WorkFlowyを、アウトライナーとして使わない

まっさらな紙に書きたいなと強く願うのは、一番最初の段階、だぁーっと頭の中を書き出していく段階です。
文章を仕上げていくときは、

  1. はじめのだぁーっと書き出すのはまっさらなエディタにて。
  2. そのあとは、アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする。
  3. 最終的に記事に仕上げる際には、マークダウンをプレビューしてくれるエディタへ。

という段階を経ることが多いです。
この流れは一方通行なわけではなく、1から2に進み、また1に戻ってくることもありますし、3まで進んだけれどもまた2や1に戻ったりもする。
だから各段階を、なるべくスムーズに行き来したいわけです。

2の「アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする」は、もちろんWorkFlowyにて、です。
それを考えると、1の「だぁーっと書き出す」のもWorkFlowyでやりたいな、なんて思いが沸き上がります。
ただ、WorkFlowyは、「まっさらな紙」って感じがしない。
「だぁーっと書き出す」のは、まっさらな紙がいい。そこはもう何がなんでも。まっさらな紙を強く願うのです。
まっさら感をなくすのが、文章の一つ一つの左側につく「●」。
この「●」のせいで、なんだか落ち着かない。
階層化も必要ありません。
だぁーっと書き出したい。その一心なのですから。
つまり、アウトライナーであるWorkFlowyを、アウトライナーとして使いたくないわけです。
こんな感覚、ぼくだけかもしれませんね。

だぁーっと書くとき以外であれば、「●」があってもなにも気になりません。というか、「●」は必要です。
階層化できるからこその、アウトライナーですし、階層構造をシンプルに表現してくれるのが「●」です。
でも、「だぁーっと書こう」というときには、まっさらな紙に向かいたいって思っちゃう。
そこで登場、「Stylish」。
「Stylish」については、たくさんの解説エントリがありますので、そのいくつかを。

R-style » 『Stylish』でWorkflowyの見た目をカスタマイズした

アドオン「Stylish」で「WorkFlowy専用Firefox」に機能を追加する

WorkFlowyにFirefoxやChromeのアドオン「Stylish」を適用してブログエディタとして使う方法

「Stylish」を利用して、「●」を消し、階層もなくし、見かけは一枚の紙に見えるようにしました。
ただ、切り替えるのもめんどうくさい。ぼくは生粋のめんどうくさがりやなのです。
立ち上げるとすぐに、「●」がなく、階層化もされないWorkFlowyが登場してほしい。「一つのアプリ」のように使いたい。
そこで思いついたのが、「執筆専用ブラウザ」というもの。
書こう、と思ったときのみ立ち上げるブラウザ。
ブラウザですが、自分の中ではブラウザではない。エディタです。

FireFoxを「執筆専用ブラウザ」に

ぼくは普段GoogleChromeにてWorkFlowyを使っています。
そこで、FireFoxを執筆専用のブラウザにしよう、と思い立ちました。
FireFoxならStylishを使って、WorkFlowyの見た目を自由にいじることができます。
つねにStylishをオンにしておき、立ち上がるときのウェブページをWorkFlowyにしておけば、起動させてすぐに書きかけの文章を目の前に広げることができます。
こんな感じに。

だぁーっと思いついたことを書き出すときに、すごく重宝します。
だぁーっと書き出したあと、書いたものをうんじゃかんじゃいじりたくなったら、いつものGoogleChromeにてWorkFlowyを開き、階層化したり文章を移動させたりしてやればいい。
「執筆専用ブラウザ」の利点は、書きかけでもなんでもすぐにWorkFlowyへと引き継げるところ。
そりゃそうです。WorkFlowy上に書いているのですから。
データもすぐに保存され、いつでもどこでも見れる安心感があります。
他のシンプルなエディタで書いているときは、書き終わったあとにWorkFlowyへとコピペしなくてはいけません。
で、WorkFlowyに引き継いだものの、またエディタで書きたくなったらコピペがいる。
その手間を省くためだけに、一つのブラウザを利用し、WorkFlowyのための執筆専用にするという感じです。

  1. はじめのだぁーっと書き出すのはまっさらなエディタにて。
  2. そのあとは、アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする。
  3. 最終的に記事に仕上げる際には、マークダウンをプレビューしてくれるエディタへ。

WorkFlowyのために「執筆専用ブラウザ」を用意することで、1と2がすごくスムーズになってくれています。それが心地いい。

おわりに

WorkFlowyをガシガシ使っている方は、FriFoxはWorkFlowy専用ブラウザとして使っているかもしれません。
WorkFlowyのためだけに一つのブラウザをインストールし、使う。
かなり贅沢なブラウザの使い方かと思います。
ましてや「WorkFlowyで書く」ときだけ専用にブラウザを使うなんて、もったいない感じもしますが、現状ぼくはすごく気に入ってます。
WorkFlowyをエディタとして使いたい、という方は、ぜひお試しあれ。

では、お読みいただきありがとうございました。

ぜひぜひ登録お願いしますーfollow us in feedly

”とらえる”メモツール、”ひねりだす”メモツール~メモに対して今いろいろと考えていることその10~

ぼくの最近の話題は、メモに関してばかりです。あきれるくらいメモの話題ばっかりなわけですが、そんな中、こちらの記事をよんだら、ぼくの環境についても書いてみようとなるわけで。

R-style » 急場のメモツール 5種(デジ・アナ)

触発されて、自分のメモ環境についてまとめていきます。ぼくは物書きではありませんが、メモがないとはじまらない、という気持ちは、まったくもって同じです。
情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~」にて、メモは”とらえる”ときに加え、”ひねりだす”際にも必要になる、みたいなことを書きました。で、その二つのシーンー”とらえる”ときと、”ひねりだす”ときーで、使うメモツールも違ってきます。その辺を踏まえて、いっちょ書いていってみたいと思います。

「着想」「やること」「雑多な感情」を”とらえる”ためのメモ帳たち

人間ってのは、常に何かしら考えているもの。その中で、「おっ!」っと思ったり、「これは!」という発見があったり。そういう”着想”は、いつなんどき現れるかわかりません。”着想”でなくとも、そのとき自分が考えたこと、抱いた感情を書き記しておくのも、1日にちょっとした彩りを加えてくれたりします。また、「あ、あれせなあかん」であったり、「これ、やっといてくれる?」であったり、「やること」も、いつ降ってくるのか、湧いてくるのかってのは、予想できない。
そういう「着想」「やること」「雑多な感情」は、とらえなければポロポロこぼし放題なわけで。となると、いつでもどこでも”とらえる”準備をしておかなければいけません。メモをとにかくとる、まずとらえるためにも。そのための、メモ帳たち。
仕事柄、個人情報を扱うことも多く、メモ帳を、仕事中とプライベートで分けています。まずはプライベートの方から。

プライベート

  • モレスキン

手書きで”とらえる”ときは、モレスキン。肌身離さず携帯しています。今も、傍らにはモレスキンを開き、いつでもメモできる態勢をとっています。なんでもかんでもここに書きます。迷わず、書く。まず、とらえなくては始まりません。

テキストメモは、アウトライナー、WorkFlowyに書き付けていきます。
モレスキンにメモしたことでも、「着想」に関してはWorkFlowyに書き写します。で、他のメモたちと組み合わせながら、育てていきます。つまり、WorkFlowyは、メモを”育てる”場であり、かつ”とらえる”場でもあるわけです。

  • Evernote

食べたものや、ランニングの記録、日記などはEvernoteに書いていきます。写真を添付しておきたい記録や、他のメモと組み合わせる必要のない日記なんかは、アーカイブする場として構えてもらっているEvernoteに直接書いていきます。

仕事

  • LIFEのメモパッド

仕事中に、モレスキンの代わりをしてくれる存在が、メモパッドです。常にポッケに入れておき、何かあればすぐにメモる。綴じノートを使わない理由は、すぐに母艦ノートに貼り付けたいから。使っているのは、LIFEのノーブルメモ方眼 B7サイズ。
仕事をしていると、自分のメモ以外にも、他の人からメモを渡されることも多いので、それらをすべて貼り付けておく「母艦ノート」を用意しておいたほうがいいためです。

  • LIFEのSCHOPFER A5サイズ

母艦ノートとして使っているのが、LIFEのSCHOPFER A5サイズ。メモパッドに書いたら、ピリリとちぎり、ここに貼り付けます。また、このノートを携帯している時には、直接書き込みます。他の人からメモをもらったときも、ペタリと貼り付けておきます。仕事中のメモは、最終的にはすべてここに集まるようにしています。

「アイデア」を”ひねりだす”ためのメモ帳たち

ここからは、”ひねりだす”ためのメモ帳たち。”とらえる”時と違い、常に携帯はしていないものの、ぐっと考えたいときは、ここにあるいずれかを取り出して、頭に浮かんだことをとにかく書き付けていくことになります。

  • 情報カード 5×3サイズまたは名刺サイズ

情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~」でも書きましたように、情報カードはアイデアを”ひねりだす”シーンで使っています。サイズの大きくないものが好み。
カードの大きさが小さければ、そこに何か書き付けてハイ次のカード、また書いてハイ次、という具合に、ポンポンと書き出していけます。それらをあとでうんじゃかんじゃしやすいのも、カードのいいところ。
まさに、なんでもいいからとにかくネタを出してみる、ってときに重宝するメモツールです。

  • 二ーモシネ A4サイズ

どわーっとネタを出していくための情報カードに対し、二ーモシネは、一つのテーマに対して、じっくり考えたいときに使います。まだおぼろげながらにしか見えていない、モヤモヤしているとき、二ーモシネに向かい、対象をはっきりとさせていく。そんな感じです。
大きさは、A4が好み。大きい紙を相手にしながら、あれこれ考えるのが好きです。

  • A5サイズの方眼ノート

A4の二ーモシネは、大きいのでかさばります。基本的に荷物は少なくすましたい外出時などに、持って歩くのしんどい。そういうときは、A5サイズの方眼ノートを持ち歩きます。
見開きでA4のサイズになってくれるので、二ーモシネと同じポジションで働いてくれます。A4サイズ、しかも方眼ってのが、とにかくぼくの好みなんです。

おわりに

メモツール、幾種類も使ってはいるものの、それらの住み分け、使うシーンは、自分の中でかなりはっきりと区別されています。そのため、どれも欠かすことのできないメモツールたちとして働いてくれています。
どういったメモツールを、どういうシーンで、どのように使っているのか。
自分はこんな感じですが、みなさんのメモツールの使い方、使い分けってのが、すごく気になります。
では、お読みいただきありがとうございました。

”過去”と”現在”をつなぐ作業場、Evernote~メモに対して今いろいろと考えていることその9~

アクティブなメモ、うんじゃかんじゃしたいメモは、アウトライナーにため込んで、他のメモたちと組み合わせながら育てる。ブログなどの形で一応のまとまりを見せたら、Evernoteにアーカイブする、という流れで、アウトライナー(WorkFlowy)とEvernoteを使い分けております。最近この話題ばっかりですが。

着想メモの保管場所~メモに対して、今いろいろと考えていることその1~

着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~

WorkFlowy内のメモたちは、育てて、ブログにて「一応の完成品」を提出する。わけですが、メモたちは、組み合わせるだけでは、完成品にはなりません。ブログのエントリに仕上げるためには、読んでも自分にしかわからない「アクティブなメモ」たちを、他の人が読んでも理解できる形へと”書き上げる”必要があります。
メモたちを蓄積し、組み合わせ、育てるのは、WorkFlowyにて。じゃあその次のステップ、他の人が読んでも理解できる形へと”書き上げる”のは、どこで行うのがいいんでしょうか。
アーカイブする場であるEvernoteこそ、”書き上げる”場として優れていると感じます。

”現在”と”過去”をつなぐ、「関連するノート」

Evernoteには、いろーんな情報が入っています。以前は、着想メモの類もEvernoteに放り込んでいましたし、ブログの記事は全部保管しています。また、日々の出来事や、日記、作業の記録も、全部Evernoteにあるわけです。
今までに書いたブログ記事がすべてつまっているということは、過去、自分が考えたこと、試してみたことを、「他の人が分かる形」に仕上げた文章が、たくさん蓄積されているということ。自分が書いたことなのに、「こんなん書いたっけ?」と思うようなことも多い。自分自身書いたことを忘れているってことは、「あ、そういえば今書いてる記事に関連するようなこと、昔書いたぞ」と思い出すこともない。せっかく書いたにも関わらず。
Evernoteが、自分が忘れ去ってしまっている過去記事やメモへのアクセスを可能にしてくれます。「関連するノート」によって。

自分というものは、時間がたてば他人とおなじ

「知的生産の技術」に、こういう一節があります。

一年もたてば、自分でもなんのことかわからなくなるものだ。自分というものは、時間がたてば他人とおなじだ、ということもわすれてはならない。

ちゃんとした文章で、「他の人が読んでもわかるような」文章で、メモを残しておかなければいけない。自分というのは時間が経てば、他人と同じだから。そうしておかないと、読み返しても「ん?これどういう意味や?」ってなっちゃう。
でもそれが、「他の人が分かる形」に仕上げられているブログの文章であれば、内容をきれいさっぱり忘れていたとしても、読み返すと理解することができます。なんせそれは、「他の人が分かる形」にまで仕上げた、文章だから。

Evernoteが”過去”と”現在”をつなぐ

Evernoteにて文章を書き進めると、「関連するノート」として、過去のブログ記事や、自分のメモを提示してくれます。ブログ記事であれば、書いたことを、内容をきれいさっぱり忘れていたとしても、読み返すことで理解することができます。そして、その、”過去に書いたこと”を、”現在書いていること”に反映させながら、文章を書き進めることができるんです。Evernoteで文章を書くことによって。
これは、本当に画期的なことだと思います。今までなら、書いたのを忘れていたこと、その存在すら忘却の彼方に消え去っていた内容を、Evernoteにて文章を書くことによって、”現在”書いていることに反映できるなんて。

アーカイブを活かすためにも、Evernote

Evernoteにアーカイブしていく理由の一つが、”過去”を”現在”に反映することができるから。Evernoteに蓄積されている情報がたくさんあればあるほど、参照元が豊かになる。関連する内容にも厚みが出る。
着想を書きためていき、順番を並び替え、組み替えることで、ムクムクと育っていくメモたち。ある程度育ったメモに対して、今、自分が考えていることを、「他の人が分かる形」にまで仕上げる。そこに、”過去”の自分の意見を取り入れ、加えることで、「一応の完成品」として、提出できる状態にする。それを可能にしてくれるのが、Evernoteの「関連するノート」である、というわけです。
今まで自分が考えたことのアーカイブが、Evernoteには詰まっている。それらの多くを活かしていくためにも、ブログを書く際には、Evernoteでってのを、続けていこうと思います。そしてまた書いたものをEvernoteに放り込んでいき、さらに参照元を厚く、厚くしていこうと思います。

おわりに

ぼくは、とても忘れっぽいと自覚しています。でも、決して忘れたくて忘れているわけではなく、覚えておきたいことも忘れてしまう。覚えておくことができれば、もっと今に生かすことができるのに。そんな想いを抱き続けていました。
それが、今少しずつ実現されていると感じるんです。「関連するノート」を表示してくれることは、ぼくに大きな希望を、「忘れてしまったことさえも、今に生かすことができるんじゃないか」という期待を、与えてくれます。そりゃあ夢中になるわけです。
忘れていることに再び出会える喜びを、それを今につなぐことのできる快感を、大切にしていきたいな、と思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

情報カードは、”ひねりだす”シーンで~メモに対して今いろいろと考えていることその8~

以前は5×3情報カードを常に持ち歩き、着想を含めたメモはぜーんぶその情報カードにメモをしていました。そして、メモを見返し、組み合わせ、ある程度育った後は、A6情報カードにまとめていました。けれども、WorkFlowyを使い始めてからは、メモの場がWorkFlowyに、A6情報カードの代わりにもっぱらEvernoteを使うようになった、と書きました。

「5×3情報カード+A6情報カード」が、「WorkFlowy+Evernote」へ~メモに対して今いろいろと考えていることその7~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

現状は、5×3情報カードが担っていた部分をWorkFlowyに完全に移行しています。いつでもWorkFlowyに直接メモできるとは限りませんので、ポッケには常にモレスキンを入れておき、とにかくメモを取り逃がさないようにしています。そして、着想メモに関しては、WorkFlowyに転記する、というかたちをとっています。多少のめんどうはあるものの、着想を思いついても、WorkFlowyにメモできないならメモしなくていいのか、というと、絶対そういうわけではないわけで。最も優先すべきは、メモをすること。まずどこでもいいから、メモを捕らえること。と割り切って、メモするようにしています。
じゃあ、完全移行した今は、情報カード、まったく使わないのか、って言うと、決してそんなわけはないわけです。ただ、以前のように常に持ち歩いて使うという用途ではなく、別のシーンで使うのがメインとなりました。

”ひねりだす”ための、情報カード

着想、思いつきってのは、いつ何時現れるかわかりません。なので、常にメモをとれる状況を保っておくってのはすごく大切で、ぼくはWorkFlowyとモレスキンで、テキストメモも手書きメモも捕らえることができる状態にしています。そこには、情報カードが入り込む余地はありません。そう、日常的にメモを”とらえる”ツール、そして、捕らえたメモを”育てる”ツールとしては、情報カードよりも「アクセスしやすく」かつ「眺めやすい」アウトライナーに軍配が上がります。が、着想や思いつきを書き出す場面って、日常的にメモを”とらえる”ばかりではありません。
授業案を考えたり、プレゼンの内容を考えるときなど、少し時間をとって、いろーんなアイデアを出すとき、つまり、”ひねりだす”ときも、だだだーっと思いついたことを書き出すことって必要だと思います。そして、そんな場面において、情報カードってのはすごく有効なツールである、と感じます。 アイデアを、日々の中で”とらえる”道具と、対象と向き合って”ひねりだす”道具は、やっぱり違ってきます。
日々の中から、着想を”とらえる”道具としては、いつもポッケに入れているモレスキンや、iPhoneからも追記できるアウトライナー、WorkFlowy。”ひねりだす”道具としては、一枚一枚に思いつくことを書き付けていき、書き散らかした後、並べ替え、配置を変えることで整理しながらさらに深めていける情報カード。
情報カードは、少し厚めのただの紙。そこにあれこれ書き付けた後は、どうにでもできます。任意の位置に配置しながら、グループを作ったり、代表を一つ定めたり。まだ自分でも何を思いつくのかわからない段階から、とにかく書き出し、整理すればいい柔軟性は、”ひねりだす”ためにはぴったりだと思います。

カードの持ち味は、「扱いやすさ」

この用途での情報カードの使い方は、蓄積のためではありません。だぁーっと書き出し、組み替えて、ある程度アイデアが固まってきたらお役御免となります。となると、少し厚い紙である必要があるのか、ふつーの紙で十分じゃないか、という考えが頭をもたげます。確かに、蓄積しないのであれば、何度もカードを”くる”ことはしません。丈夫である必要がなくなる。少し厚い紙の必要性が薄れるように感じます。が、一度カードによってアイデア出しをしてみるとわかるのですが、ペラペラの紙よりも、少し厚い情報カードの方が、だいぶと扱いやすい。トランプは、ペラペラではなく、一枚一枚がある程度の強度を持っている、なおかつ、大きさが均一であるために、くったり、配ったり、手に持って広げたり、ってのがやりやすいわけです。その「扱いやすさ」の感覚を想像していただければ、紙よりも情報カードのほうがいいってのも、頷けるのではないでしょうか。
道具を扱う時には、それ自体が使いやすいか、扱いやすいのかは、かなり重要ではないか、と思います。

おわりに

道具は適材適所。適したシーンで使うことで、その威力は増します。
着想を”とらえ、育てる”、モレスキン、アウトライナー。着想を”ひねりだし、整理する”、情報カード。それぞれが自分の持ち味を発揮してくれるシーンで使う。そうすることで、自分の思考も一段階深くなるんじゃないか。と期待するのは、道具に頼りすぎでしょうか。
では、お読みいただきありがとうございました。

「メモが育つ」とはどういうことか?と、メモの育て方~メモに対して今いろいろと考えていることその6~

ここのところ何度も同じことを書いているのですが、メモすること、ブログを書くことが楽しいです。そしてこれまた何度も同じこと言うてるのですが、その楽しさは、アウトライナーに着想メモからタスクからを集約させたことに寄る部分が大きいです。
一つ一つの個々のメモを育てていけてるからこその、”楽しさ”だと感じています。

メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていける、アウトライナー~メモに対して今いろいろと考えていることその5~

最近しきりに「アウトライナーでメモが育ってくれる」って書いてるのですが、この「メモが育つ」という感覚、一般的なんかな?メモをとる習慣がついている人たちにとっては当たり前のことなのかな?と、ふと感じました。もし一般的ではないのであれば、ぜひこの育つ感覚を伝えたい。感じてほしい。
そこで「メモが育つ」っていったいどういうことなのかについて、ぼくの感覚をできるだけ伝えてみたいと思います。

メモが「育っている」状況

メモを書きため、それが「ブログエントリ」という、一つの「一応の完成品」になるところまでを追っていきます。
普段からメモをじゃんじゃんアウトライナーに放り込んでおきます。メモる時に大切なこと、それは、「とにかく書いておく」。あとからどう育つかわからないメモたち。書かないよりも書いたほうがいいに決まっています。で、書きためたメモたちを、アウトライナーを使って順番を入れ替えたりして、メモたちの「カタマリ」を作れるものについては作っておきます。作れないものについては、そのまま放ったらかしです。
そして、ブログのような、何かしらのアウトプットをしようと思ったときに、このアウトライナーに書かれているメモたちを見返します。で、内容を定め、内容と関連しそうなメモを一箇所に集めていくわけです。
少し前に、「■着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場 | メモ帳発、象さん経由、なんやかんや行」というアウトラインを、作りました。このアウトラインは、本ブログの「着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~」というエントリの、文章の骨格となったものです。
で、アウトラインをよく見てみると、メモの一つ一つに、「日付」が書かれています。さらによく見ると、その日付は、ほとんどが「2014/12/06」なのですが、中には「2014/12/05」のものや、「2014/11/20」など、バラバラなことに気づくと思います。

この日付は、そのメモを書いた日です。ということは、このアウトラインは、全く違ったタイミングでメモをしたものたちを集めて、作り上げられた、ということがわかります。そう、まったく違ったタイミングであっても、互いに関連のあるメモってのが一定数は存在するんです。別々のタイミングでメモったことでも、実は互いに影響し合っていて、同じ内容に関するメモがけっこうたまっていく。これこそ、「メモが育っている」状況と言えるでしょう。

メモの育て方

じゃあ、メモを育てるために重要になってくる要素はなんなのか。
まず言えることは、「メモを書きためる」こと。育てるためのメモがなければ、そりゃ育たないわけで。
そして、「着想メモを、一箇所に集めておく」こと。あるメモはアウトライナー上にあって、別のメモはEvernoteに、はたまた別のメモはアナログノートに、と散在していると、あんまりメモ同士影響し合わず、同じ内容に関するメモがたまっていきにくくなるように思います。ただ、はじめから「この場所にメモをとりためるんだ!」と決めつけてしまうと、その場所にメモがとれない状況では、メモが書けなくなっちゃいます。なので、メモは、撮れる場所に必ずとる。とること、書きとめることが最優先。で、あとから一箇所に集めてやる。そんなスタンスがいいと思います。
書きためたメモたちはどうするか。”眺める”んですね。「メモを眺める」ということも、ものすごく大事です。じっくり読み込む必要はないと思うんですが、頻繁に、書きためたメモたちを「眺める」ことで、関連することを思いついたり、自分の中にとどまり、新たな着想の火種になってくれます。また、メモを一箇所に集めておくことは、頻繁に見返しやすくなるというメリットも産んでくれます。
眺めると、内容的に関連のありそうなメモがあることに気づくはず。「似たものを、近くに配置しておく」ことで、メモ同士を結合させ、大きくしていくことができます。
さらに成長を促進したければ、「一つのメモにフォーカスを当て、他のメモを見返す」ことが有効です。ブログを書くときは、たいがいこれをやってます。一つのメモにフォーカスを当てながらメモを見返すと、関連のあるメモを集めてくることができますし、そこから新たに何かしらの気づきを得ることも多い。グングンと育っていってくれます。

  • とにかくメモを書いて捉え、
  • 一箇所に集めておき、
  • メモたちを眺め、
  • 似たものは近くに配置しておき、
  • 一つのメモにフォーカスを当て、他のメモを見返す

こうすることで、きっと「メモが育つ感覚」をつかむことができるんじゃないか、と思います。

おわりに

着想メモは、眺め、書きため、似ているものを集めることで、ある程度までは勝手に育っていってくれます。そしてそれを、他の人にもわかる、理解できる形に仕上げることで、さらに、一気に成長してくれます。一つの形へと仕上げることができるのは、ブログという「アウトプットの場」があるから。成長の活力剤となるのが、ブログなどの「アウトプットの場」であるように思います。アウトプットするからこそ、メモたちを育てることができている感覚を強く感じ、メモをとるのが楽しくなり、どんどんかきため、そこから新たなエントリがうまれる。いい循環のできあがりです。
つまりは、ブログは、ぼくにとってなくてはならない場所。今後も、ずーっと書き続けていくんだろうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
では、お読みいただきありがとうございました。

メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていける、アウトライナー~メモに対して今いろいろと考えていることその5~


アウトライナーで、「ブログ書き書き」がだいぶと変わりました。最近、ブログを書くのがすごく楽しいです。今までとはまた違った楽しさ。着想メモたちを、確かに形にしていけてるって感覚がすごいあって、それが楽しい。
今までは、ブログを書くときは、「何書こうかなぁ?」とひねり出していました。ブログのネタになりそうなことはメモして捉え、Evernoteや情報カード上にあったものの、それぞれのメモが十分に育っておらず、ブログのエントリに仕上げるまでのハードルが高かったように感じます。ブログのネタはあるものの、「書けそうなネタ」は少なかった。だから毎回、「書けることないなぁ、どうしよ?」ってひねり出す必要があったわけです。
その状況がガラリと変わります。アウトライナー、「WorkFlowy」によって。
最近WorkFlowyの話題ばっかですね。

「メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていく」感覚を、強く感じるように

WorkFlowy上には、着想メモが日々書きたまっていってます。その時々に思いついたこと、考えたことをメモし、WorkFlowyに放り込んでいってるからです。
メモの内容は、多種多様です。ブログについてのメモもあれば、数学についてのメモも、Kindleについて感じたことなんかもメモっています。ただただ書きためていってる。で、折を見てその着想メモたちを見返すわけです。特に、新しいブログエントリを書こうと思ったときは、入念に見返していきます。で、「これについてなら書けそう」と思ったメモを主役に据え、もう一度他のメモを見返していきます。すると、主役に据えたメモに関連しそうなメモがいくつもあることに気づきます。「これについて書けそう」ということは、それだけ自分の中ではその内容が定まっているということ。似た内容のメモを、自然といくつもとってる。メモがたまってるからこそ、「これについてなら書けそう」という感覚が湧いてくるんだと思います。
ここからはアウトライナーの本領発揮です。関連しそうなメモたちを集め、近くに配置し、順番を考えていく。別々のタイミングで書いたメモたちが、このとき、集結し、一つの文章を形作る材料となってくれるわけです。その感覚、今までのメモを、確かに形にしていけてる感覚。これが、今までにない楽しさを、僕に与えてくれています。

「書き加える」→「書いては消し」へと

また、アウトライナーを使うようになって、ブログの文章を「書いては消し」ながら完成まで書き進めていくようになりました。
以前は、着想メモからブログに仕上げるために、一度マインドマップを描いて骨格を定め、それをもとに文章を書き進めていました。マインドマップは、自己流の、手描きのもの。手描きなので、一度描けば、マインドマップ自身に変更を加えることはできません。その、固定されたマインドマップを元にブログを書いていくので、文章を書いていくときも、「書いては消し」ってことはなく、はじめから最後まで書き加えていくばかりでした。
じゃあ、アウトライナーならどうなのか。まずいくつものメモたちを元に文章の骨格を定めるところまでは一緒です。でも、そこからが違う。アウトライナーでは、骨格が定まった後も、いつでも順番を入れ替えたり、新たな要素を加えたり、逆に不必要な部分を削ったり、ということができます。骨格が定まったとしても、それは変更可能であるがために、文章自体も変更を加味しながら書き進めていくことになります。アウトライナーを使うようになって、「骨格を定める→文章を書き進める」が、「骨格を定める→文章書き進める→何かしら新たに思いつく→アウトラインに戻って修正→文章を書き進める」になったわけです。書いては消し、また書く。自然と、そういう書き進め方に変化しました。
一つのエントリを仕上げるのには時間がかかってしまうようにはなりました。が、これまで以上に、十分な思考の末、文章が完成している分、満足感というか、書ききった感っていうのが強く、それもまた楽しさの一要因である等に感じます。

おわりに

最近、WorkFlowy、というかアウトライナーのことばかりブログで書いていますが、話題がそればっかりになってしまうくらい、ぼくの中では大きな変化だったわけです。まちがいなく、メモを自分の生活のいろんな部分に、有効に組み込めるようになりました。メモという記録によって、その瞬間に思いついた着想や、やるべきことなど、「覚えておきたいこと」や「忘れたくないこと」、「忘れるとまずいこと」を着実に捉え、実際に後で活用することができている。そんな感覚があります。で、これってなかなかの満足感を与えてくれるものなんですね。
ぜひぜひ、アウトライナーを一度試していただければ、と思います。
おすすめはもちろん、WorkFlowyです。こちらから登録していただければ、とてもうれしく思います。→WorkFlowy – Organize your brain.
では、お読みいただきありがとうございました。

WorkFlowy×43Foldersで、テキストメモをぜーんぶ集約~メモに対して、今いろいろと考えていることその4~

前回、着想メモに加えて、タスクもWorkFlowyにて管理するように決めた、と書きました。

WorkFlowyにてタスク管理~メモに対して、今いろいろと考えていることその3~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

今回は、具体的にWorkFlowy上でどのようにタスクの書かれたメモに対して、「実行日」なるものを設定し、実際に運用しているのか、という部分についていってみましょう。

WorkFlowyにメモったタスクに、日付を加える

WorkFlowyというアウトライナーに、「43Folders」の手法を組み合わせることで、実行日を付加していきます。
必要なのは、「月」の書かれた行と、「日付」の書かれた行。月は12個、日付は31個必要なので、合わせて43個の行が必要になります。もともとはそれらを、フォルダによって管理する手法だったために、「43Folders」という名称が定められているわけです。
それを、今日から最も遠い月から、上から下へと「月」の書かれた行を並べていきます。

今月の見出し部分の階層下に、今日以降の「日付」の書かれた行を配置し、昨日までの日付の書かれた行に関しては、来月の「月」の行の階層下に置いておきます。
ちなみにぼくは、さらに「日付」の書かれた行を、週ごとに分けています。


こうすることで、直近1カ月分の日付を、タスクに設定できるようになりました。
あとは、タスクの書かれたメモを、「日」の書かれた行の階層下に置くことで、日付を設定します。例えば、「週次レビュー」を12月28日に行おう、と考えているならば、[12.December]という行の階層下にある、[Days28]という行の階層下に配置しておけば、「週次レビュー」というタスクに、「12月28日に実行する」という実行日を付加できる、というわけです。

実行できればチェックを入れ、次の日になれば、「日付」の書かれた行を、来月の「月」の行の階層下に移動させればOKです。 これが、「43Folders」の基本的な運用となります。

まず放り込む、「Inbox」

EvernoteやGmailに、はたまたデスクの上にも、「Inbox」という、”とにもかくにもまず放り込む場所”ってのを設置しておき、1日に一度その中身を処理するという流れが、結構一般的になっているような気がしますが、WorkFlowyでも同じように「Inbox」なるものを設置しておきます。着想メモもタスクの書かれたメモも、まずはそこにメモっていき、あとで処理する。どんなメモに関しても、です。
ぼくは、43Folders方式によって区切られた、「今日の日付の行」の階層下にその「Inbox」を設置することにしています。
各日付には、その日に実行するタスクが並んでいます。その下に一本線を引いておき、そこにメモを追記していきます。あらかじめ書かれたタスクにとりかかったときは、そのタスクを一番下へと移動させ、完了後にメモを残しておきます。で、また他に何か思いついたりしたらメモを書き加えていく。

そうすると、1日の最後には、今日書いた「メモ」と「完了したタスク」がずらずらと並びます。1日の記録のできあがりです。今日やったこと、考えた事がそこにはあります。それらをエクスポートして、Evernoteへそのまま保管。保管した後に、処理をしていきます。

1日に一回、処理する

「記録」としては、メモと官僚タスクを時系列に並べておけばいい。なので、メモったそのままを、Eevrnoteにはエクスポートしておきます。1日を記録しておくために。
ただ、Inboxに書かれたものには、「着想メモ」や、新たに出てきたタスクなど、「うんじゃかんじゃしたいもの」も含まれます。それらは、WorkFlowyのアウトライン上の適切な位置に移動して、置いておきます。着想メモは、着想メモたちばっかりを書きためている部分に移動し、他の着想メモたちと寝かせ、育てる。新たに出てきたタスクについては、「43Folders」の中に組み込み、実行日を設定する。
それ以外の、記録としてのメモや、完了し、線を入れたタスクの書かれたメモについては、Evernoteにエクスポートした時点で役目を終えるので、WorkFlowy上からは消してしまいます。ぼくは、WorkFlowyをProアカウントにはしておらず、一月あたりに新たに作成できる行数に制限があります。その容量対策のためにも、役目を終えたものについてはちゃちゃっと消しちゃいます。躊躇なく消すことができるのは、Evernoteにエクスポートしているからに他なりません。
WorkFlowyには、「着想メモ」や、まだ完了されていないタスクなどの、アクティブなメモを残しておき、役目を終えたものはEvernoteへエクスポート、WorkFlowy上からは削除、という形で住み分けをしています。

おわりに

この方式で、WorkFlowyにテキストメモを集約するようになってからというもの、かなり快適にメモを次へと活かしていけているように感じます。WorkFlowyにて、着想メモからタスクの書かれたメモまでをまるっと捉え、あるメモは育て、あるメモはタスクとして登録し、またあるメモはEvernoteにエクスポートして消去する。キレイな清流のような流れを作り出すことができました。アウトライナーを用いて、タスク管理もしちゃうことで、テキストメモはぜーんぶアウトライナーに放り込まれることとなりました。この運用、すごくしっくりきていて、当分手放せそうにありません。
では、お読みいただきありがとうございました。

WorkFlowyにてタスク管理~メモに対して、今いろいろと考えていることその3~

着想メモ置き場として、アウトライナーを使うようになった、ということについて、以前書きました。

着想メモの保管場所~メモに対して、今いろいろと考えていることその1~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

また、アウトライナーで扱うメモは、「うんじゃかんじゃしたい」もの。うんじゃかんじゃし、育て、ブログで”一応の完成品”として提出し、うんじゃかんじゃ後は、Evernoteへとアーカイブするという流れができたところまで、報告しました。

着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場~メモに対して、今いろいろと考えていることその2~ – iPhoneと本と数学となんやかんやと

「WorkFlowy」というアウトライナーを使うようになって、「うんじゃかんじゃしたい」メモ、つまり言い換えると、「アクティブなメモ」は、もうぜーんぶ突っ込んでおけばいいんじゃないか、という結論に至りまして、今ではタスクたちもWorkFlowyに全部メモっています。

「アクティブなメモ」は、ぜーんぶWorkFlowyへ

あとでいろいろと組み替えることができる、ってのは、ぼくのなかではほんとに強力です。アウトライナーにメモを置くようになってから、メモを、確かに何かしらの形にまで育てることができている感触があります。
となると、もう、テキストメモはすべてアウトライナーにつっこんじゃえばいいんじゃないか、まずはWorkFlowyに放り込んでおけばいいんじゃないか、と思うようになったわけです。「タスク」の書かれたメモも含めて。
「タスク」というのは、「やることの書かれたメモ」なわけです。実行されて、役目を終えるまでは、先送りされるかもしれませんし、メモを書き足すかもしれない、「アクティブなメモ」に含まれるんじゃないか。じゃあ、ぜーんぶまとめてWorkFlowyに突っ込んどいちゃえ、ってな話になる訳です。

思考のOSとしてのアウトライナー、生活デザインのアプリケーション:Word Piece >>by Tak.:So-netブログ

こちらの記事にも、すごく影響をうけました。とにかくメモし、アウトライナー上で分類する。アウトライナーには、今、自分が気になっていることがすべて書き出されている。からこそ、いろんなことを「Clear」にしていける。

実行され、役目を終えた後は、アーカイブしておけばいい。「着想メモ」が、そうであるように。場所はもちろん、Evernoteです。

「タスク管理」に求める事

WorkFlowyにて、タスクを管理してくことなると、ぼくがタスク管理に求めることをすべてみたしてくれるのか、というのが一番の重要ポイントになるわけです。じゃあぼくは、タスク管理に何を求めているのか。
そこで、必要な要素を書き出していくと、

  • 日付を設定できること
  • リピートタスクの扱いが比較的楽なこと
  • タスクにメモを残せること
  • こなしたタスクたちを、Evernoteにエクスポートできること

であることがわかりました。これらの要素さえ満たせば、日々のタスクが、心地よく回っていくわけです。
このなかで、もっとも重要というか、これ満たさなあかんやろう、というのは、「タスクに日付を設定できること」。日付が設定できなければ、タスクをいつやればいいのかわかんなくなってしまい、破綻は目に見えています。
他の要素は、WorkFlowyにもともと備わっているメモ欄や、エクスポートの機能を用いることでクリアできます。最も重要な、日付no
設定は、ちょっと工夫が必要になってきます。
では、タスクの書かれたメモに、いかにして「実行日」なる情報を付加していくのか。
この問題に対する解決方法は、すでにありました。というか、今までのタスク管理の方法を、そのままアウトライナーに引き継げば万事オッケーだったんです。
それは、「43Folders」という手法です。
1~12という数字の振られた「月フォルダ」と、1~31という数字の振られた「日付フォルダ」を使ってタスクを管理する「43Folders」。詳しくは次回に説明するとして、「43Folders」の実行日の付加の仕方を、そっくりそのままアウトライナーに持ってくることで、タスクの書かれたメモに実行日を付加することができるようになりました。これで、テキストメモの類をぜーんぶWorkFlowyで管理していくことが可能になり、万々歳です。

おわりに

着想メモやタスクの書かれたメモなどの、「うんじゃかんじゃしたいメモ」をすべてWorkFlowyに突っ込むようになって、それらのメモが一元管理されるようになり、すごくスッキリしました。今では、PCからでもiPhoneからでも、着想もタスクもなんでもかんでも、とにかくメモはWorkFlowyに放り込んでおき、1日に一回適切な場所に移動させています。うんじゃかんじゃしたければWorkFlowy内に置いておき、そうでなければEvernoteにアーカイブしていく。この流れが、すごくいい。
次回で、実際にどんな風に運用しているのか、詳しく書いていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。