アウトライン操作とエクスポート〜checkvistの使い方3〜

checkvistでは選択モードと編集モードがあるがために、あらゆる操作に対してショートカットキーが用意されているのでした。

今回は、アウトライン操作をするためのショートカットについてみていきたいと思います。
普段はアウトライナーでの1行1行を「トピック」と呼んでいるのですが、checkvistはどうやら「リスト」と呼んでいるみたいなので、今後はそれに倣っていこうと思います。

アウトライン操作

checkvistはリストアプリで、作成したリストを自由自在に扱うことができます。表示できるし、折りたためるし、組み替えることができる。これはつまり、アウトライナーでもあるわけです。
そして、すべてのアウトライン操作についてもショートカットキーが当然の如く存在します。

  • Tab/Shift+Tab:インデント・アンインデント

インデント操作は、編集モード中でも可能ですが、その他の操作は基本的に選択モード中となっています。

  • Shift+Backspace:選択中のリストを消去
  • ⌘↑/⌘↓:項目の移動
  • ←/→:折り畳み・展開
  • Shift+→/Shift+←:フォーカス・アンフォーカス

選択モード・編集モードに分かれているという違いがあれど、基本的には他のアウトライナーと同じことができます。で、慣れてしまえば結構快適に操作できるなーという感じです。
実際、この文章はcheckvistを使って書いています。文章を書くには、通常のエディタとは違う部分が大きいため、少し慣れが必要かな、とは思いますが。

エクスポート

もし書いた文章を、checkvistから他に受け渡すことができないとなるとちょっと困ったことになるわけですが、ちゃんとエクスポートの機能を備えています。これが結構大事でして。
DynalistWorkflowyにも、エクスポートの機能はあります。なんなら他に書き写したい部分をコピーしてしまえば受け渡すことができるわけですが、この2つではiPadではトピックを跨いでのコピーができないようになっています。なので、気軽に「ここからここまでを別のところに受け渡そう」ってなったときに、その手段があまりない。
一方、checkvistでは、「ex」というショートカットですぐにエクスポートが可能となります。
エクスポートしたい部分を「Shift+↑↓」で選択して、「ex」と押せば、その部分を幾つかの方法でサクッとエクスポートできます。よくできてる。
まさに、iPadでアウトライナーを使いたいぼくのような人にはうってつけのアプリです。
基本的にやりたいことはすべてできるのが、checkvistの売りではないかな、と思います。

選択・編集の切り替えを自由自在に使いこなす〜checkvistの使い方2〜

基本的な使い方

操作について、これまで使ってきたDynalistWorkflowyと大きく違う点があります。それは、「選択モード」と「編集モード」があること。
選択モード中は、選択しているリストの背景が水色になります。
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一方、編集モード中は、リストがテキストエリアになり、文字を入力することができます。
Image

選択と編集を切り替えながら書いていくことになり、そこがDynalistやWorkflowyと大きく違い、操作に戸惑うところなのですが、おそらく切り替えがあるおかげでとても大きなメリットを生み出しています。
それは、ありとあらゆる操作に「キーボードショートカット」をあてがうことができる、ということ。
選択モードであれば、仮に文字を入力しても何も記入されません。なので、普段なら「Ctrl+アルファベット」とかにショートカットが設定されることになるわけですが、Ctrlを押す必要がない。ふつーのアルファベットをショートカットのキーにすることができる、ということになります。
実際、checkvistには、選択モード中に「ee」や「ex」、「ll」とか入力することでショートカットが発動します。おかげで、どんな操作に対してもキーボードショートカットが使えるようにできています。
だから、「キーボードでなんだってできる」list making toolな訳です。

選択・編集の切り替え方

checkvistを使うにあたっては、選択モードと編集モードを自在に切り替えることが必須となってきます。
まず、新たに追加する方法は、追加したい場所を選択しEnterを押すことで、選択しているリストの下に追加する形で編集モードになります。

  • Enter:下に追加

また、すでに書いたリストを編集する方法は、編集したいリストを選択して、「ea」を押せば末尾にカーソルがきた状態で編集モードになります。「ei」なら行頭にカーソルが、「ee」ならそのリストに書かれているテキストが選択された状態で編集モードになります。

  • ea:選択中のリストを編集(末尾にカーソル)
  • ei:選択中のリストを編集(行頭にカーソル)
  • ee:選択中のリストを編集(リスト全体を選択)

とまぁ細かく書きましたが、とりあえずは新規追加はEnterで、既存を編集はeiで、と覚えておけば大丈夫かな、と思います。

とにかくcheckvistを快適に使うためには、選択・編集の切り替えを自在にしつつ、リストを作成していくことがポイントとなってくるので、まずはこの書き方に慣れるのが先決ではないかな、と思います。

知的生産その6「おいておく」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術16〜

以前は、Evernoteになんでも書きためていました。それが、情報を保管し、扱い始めた最初の一歩だったように思います。
それが、アウトライナーであるWorkflowyになったこともありました。メモを書き集め、なんでもWorkflowyに書いた時代。
そのどちらにおいても、最終的には、保存した情報が日の目を見ることがなくなりました。たくさん保管しすぎて、それを後から使うことができる状態にはならず、死蔵していく。

くりかえし強調するが、カードは分類することが重要なのではない。くりかえしくることがたいせつなのだ。

『知的生産の技術 (岩波新書)』(梅棹 忠夫)にて書かれている言葉です。
情報カードは繰り返しくったほうがいいように、EvernoteにおいてもWorkflowyにおいても、保管しておいたものを繰り返しくることができればよかったのかもしれません。でも、どちらにおいても、書いたら書きっぱなし。たまる一方で見返すこともままならず、くる機会を逃し続けた結果、情報が溜まりに溜まってもうどうにも扱えなくなっちゃったということなのだと思います。
それを変えてくれているのが、Scrapboxです。

やっていることは、EvernoteやWorkflowyの時と大差ありません。書きためていく。
一つ、大きく違う一つの点が、Scrapboxはリンクが抜群に貼りやすいというところ。書いたことを互いにリンクさせやすいので、書いたこと同士が他のいくつもの書いたものと結びついていきます。つまり、Scrapbox内の情報同士は、絶えず変化を繰り返しているということ。結びつく相手を増やし、互いが互いに関連しあっていく。
そのため、何かについて書いていると、他の、過去に書いたことが目に入ります。ちょろっとそのページを開いてみると、またそこで何か書きたくなったり書きたくならなかったり。
この行為こそが、「くる」ということになるわけです。

Scrapboxに溜まっていく情報は、それ自体が何かの成果物になるわけではなく、見返し、リンクを辿って回遊することに意味があります。そこから新たなブログのエントリが生まれたり、何かしらちょろっと思いついたり、組み合わせて新たなものに育ったり、育たなかったり。
というように、これまで書き溜めるだけでは死蔵していってたのですが、書きためて置いておくだけでも、書いたものを簡単にくることができるような環境をScrapboxは与えてくれています。

頭をはたらかせて、ひとにわかるかたちにしたものを、Scrapboxに置いておく。
Scrapboxのページは、常に他の情報と結びつくスタンバイができたままなので、すぐに他と結び付き、それがScrapbox内の情報を繰り返しくることに繋がる。
そこから新たな知的生産が生まれることもあったり。
書いたものの保管については、Scrapboxが、これまでのものを一変してくれたなーという感じがあります。

「メモの掘り起こし」をして、ホコリかぶっているメモをスタンバイ状態に

今のように、いろーんな内容のメモをとり、それを保管するようになってから10数年。
いろいろなところにメモをとってきました。

メモに意識が向いてちょっとしてからiPhoneを使いはじめ、ほぼ同時にEvernoteの存在を知ったので、たくさんのメモがEvernoteに保管されています。
やがて、とったあとどう使っていくのか、使うためにはどこに保管するのがもっとも良さそうか、を考えるようになり、Evernoteにはじまり、メモの保管場所はいろいろと移り変わりました。
情報カードを使っていた頃もあれば、アウトライナーにメモを放り込んだりも。
それこそ、千を超えるほどのメモが保管されています。

メモをどう扱おうか。
それについて考え続けてはいますが、なかなかに良いところに落ち着かず、結果、Evernoteや情報カードに書きとめられたメモたちは、今はそのまま放置されていて、ホコリをかぶっている状態に。
最近毎日ブログを書くようになり、なにか書くことはないかな、と情報カードを見返すことが何度かあったのですが、メモを見返してみると、そのメモに刺激され、あれこれ考えが浮かび、それが一つのブログ記事になる、なんてことが数回ありました。
過去のメモは、そのまま使えることは少ないと思います。が、ちょろっと見返して、ホコリをはらってやると、過去のメモを起点としてあれこれ考えが進むことがけっこうある。
で、直接ブログの記事にならずとも、今はScrapboxという心強い味方がいます。
Scrapboxのページは、常に他の情報と結びつくスタンバイができたまま保管されることになるので、過去のメモに対して今思ったこと、そこから考えたことを書き加えてScrapboxに入れておけば、今のホコリかぶってる状態を、スタンバイ状態にすることができる。

ちまちまと見返し、せっせとScrapboxのページへと変貌させていこうかな、と思います。
数が多い分、けっこう得られるものが多いのではないか、と期待して。

では、お読みいただきありがとうございました。

メモして、集めて、かき混ぜて、使ったら破棄でいってみようかな

細かなメモの扱いをどうするか。
ずっと、「これ!」といった解決策がない。

ちょっとメモ、1行から2行程度の、細かなメモ。
名刺サイズの情報カードに書き終えれる程度のメモ。
100文字に満たないくらいのメモ。
そういうメモをどうしていくのか。ずっと頭にある。

「どうもしていかなくてもえぇんちゃうか?」と思い、最近はデイリーページにメモして、特に何もせず終わったり。
そういう細かなメモから何かしら書いていけるのであれば、Scrapboxの1ページとして独立させる。あるいは、ブログの1記事になったりもする。
けど、細かなメモの多くは、メモして、終わり。

Evernoteにメモをためていってたこともあった。
Workflowyにためていってたこともあった。
情報カードに書いていってたこともあった。
どれも、かなりの数が存在するけれども、今になっては存在しているだけ。

細かなメモは、流動性を大切にしたほうがいいのかも。
メモして、集めて、かき混ぜて、使ったら破棄して、増えすぎないように。
増えすぎるとかき混ぜるのが難しくなり、流動性が失われちゃう。それが、メモしたらしっぱなしに終わってしまう。
なので、自分からどんどん細かなメモを減らしていけばいい。
かき混ぜて、いらんやつは破棄して、使えるものは使って破棄して。

そういう内容をメモしていた情報カードが数枚あって、ふと見返してみつけたので、これを書いている。
これを書いたことで、この数枚のカードは、お役御免ということで、書き束ねられたカードの山から取り除く。

メモして、集めて、かき混ぜて、使ったら破棄。この方針で、ちょっといってみよう。

では、お読みいただきありがとうございました。

毎日継続はできているものの、やり方は少し考えた方がいいかも(数検1級合格まで(2)11/03-11/09)

一週間の振り返りは、日曜日に固定することに。
数検の勉強もブログも毎日継続できてて、ナイス。ただ、睡眠時間の確保がやはり課題になってくるので、無理のないようにしたい。

数検の勉強

11/03-11/09

  • 1週間の勉強時間:2時間29分 21.28min/day

まだ問題集の1回目のテストを解いているところ。線形代数で忘れてること多かったのと、固有値を求める問題での計算ミスが頻発してしまって、正答までたどりつくのに時間がかかってしまった。
勉強するのが、夜寝る前になりがちで、眠気とお酒も入ってるのとで効率が悪い。時間帯を変更するのを考えねば。朝にできればベストやけど、時間の確保がなかなか。
何かを変えていかないと。

ブログ書き書き

毎日更新中。
アドラー心理学についてや、理解や教育、数学について考えていることを書いていけたらいいなぁと思う。

おわりに

この振り返りエントリがあるおかげで、勉強の仕方やブログを書くための課題について改めて目を向けることができる。
活動自体にも修正を加えつつ、今後もぼちぼちいきたい。

では、お読みいただきありがとうございます。

メモに関する悩みは、iPadで“書く”ためのツールに困ること

メモをする。
タスクなら、明日の日付でカレンダーに登録。
スケジュールでは、日時を指定してカレンダーに登録。
それ以外であれば、とりあえずScrapboxの今日の日付のページに追記する。

これで、だいたいはいけてる。
ただ、満足しているわけではない。
タスクやスケジュール以外のメモについては。

基本的に、iPhoneとiPadでテキストメモをとる。
メモしたことについて、さらに何かしら考えたいことがある。メモしたことを起点に、書き進めたいことがある。キーボードを使って、iPadであれこれと。
そういうとき、ちょっと困る。
iPadでは、ScrapboxWorkflowyDynalistも、ちょっと使いづらいから。

ScrapboxをSafariでひらくと、コピーやペーストがキーボードの操作ではできない。
WorkflowyやDynalistでは、トピック間の移動が、キーボード操作ではできない。
どちらも、致命的、といえる。
ということは、iPadで書きたいときの選択肢として、この3つは候補には挙げられないということ。主要な3つであるにもかかわらず。
困る。

なので、iPadでなにか書くときは、Textwellを使うことになる。テキスト自体は、なに不自由なく打てる。
でも、行ごと移動ができない。
PCで使ったときには、ScrapboxやアウトライナーであるWorkflowy・Dynalistでは、カーソル行を上下に移動する操作はお手の物。で、この操作が、いろいろ考えつつ書くときには、ひじょーに便利。
でも、Textwellではそれができない。

という悩みに直面中。
Scrapbox、Workflowy、Dynalist。どれもとても優れたものであるがゆえに、iPadで使えないのがすごく悩ましい。贅沢な悩みやけれども。

解決策としては、「Porter」というiPhone専用のアプリをiPadにインストールして使うこと。
このアプリであれば、キーボード操作もお手の物。
他にもScrapboxを便利に使える機能があったりで、iPhoneではすんごくお世話になっている。
けど、iPhone専用のアプリをiPadにて拡大表示して使うのは、やっぱりちょっとうーんとなる。
あるいは、iPadではキーボードを使わず、iPhoneで使うことにする、とか。
そっちの方が現実的かも。

おわりに

あくまでも、iPadでのお話で、基本的にScrapboxもWorkflowyもDynalistも、どれもとっても便利で、便利というか、メモや書くことの幅を素晴らしく広げてくれるもの。
引き続きお世話になりつつ、iPadでの環境については工夫してなんとかしていきたいな、と思う。

では、お読みいただきありがとうございました。

Porter for Scrapbox
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

シェイクの始まりはキーボードショートカットから

最近やっとようやくアウトライナーを使えるようになったな、と感じる。「あぁ、これがシェイクなんか」と実感できた気がする。

これまで、アウトライナーを使ってきてたこともあり、シェイクとはなんぞやってことも理解しているつもりでいた。けど、実はあんましわかってへんかってんな、と気づけた。

基本的に、ぼくはiPhoneとiPadを使っていた。なので、アウトライナーもこの両方で使えるものをあれこれさがしては試していた。
iPhoneではアウトライナーを親指で操作する。
iPadでは、キーボードを接続してアウトライナーを操作する。けど、ショートカットキーが思うように使えるものが、ほぼない。一番いいかな、と思ったのが「outlinely」というアプリやったけど、コピペにバグがあるっぽくて、やっぱり思うようには使えない。
つまり、iPhoneやiPadでアウトライナーを使っている限り、キーボードショートカットを思うがままに使う、ということができない。

Tak.さんは、アウトライナーとは、

  • アウトライン表示の機能
  • アウトラインを折りたたむ機能
  • アウトラインを組み替える機能

の3つを備えているもの、と定義してはる。
シェイクを行うために必要なことが、これら3つの操作が思うがままに使えること。iPhoneとiPadのアウトライナーアプリから離れ、PCにてアウトライナーを使うことでようやくそれに気付くことができた。

シェイクの入り口は、キーボードショートカットを使い、アウトライナーを操作すること。アウトライン操作の5つの〈型〉は、ショートカットによってスムーズに行うことが可能になり、結果、文章はシェイクされる。

長くアウトライナーを使ってきたけども、まだまだ奥が深く、そして楽しい。
では、お読みいただきありがとうございました。

細かなメモは、積極的に分類する

iPhoneではWorkFlowyに手書きでは名刺サイズの情報カードに着想をメモしていってます。
着想といっても、他愛もない一言メモのようなもの。一つ一つがなにかしら重要な意味合いがあるわけでも、一つのメモが単体で価値を持つわけでもありません。思いついた、ほんの些細なことをメモしているだけ。
となると、「メモしたあとどうするか?」が大事で、そこが決まっていないことにはメモして終わって「なんのためのメモやったんやろう?」ってなっておしまい、です。実際そうなったメモは数知れず。
そこでこれまであれこれメモの活用というか、メモした後のフローを考えていました。

着想メモをとにかく思いついた順に書きつけて、それを眺めて書き足し、あるいはメモ同士をくっつけたりしてふくらませていました。が、思うようにいかない。特に、メモが増えてきたら、なんの秩序もなく、ただ単に書かれた順に並ぶ着想メモが手に負えなくなり、メモの順番を変えたり近しいものをくっつけたりっていう操作がとてもしにくくなてしまいました。
この現象はこれまで、着想メモ全般に言えることだったのですが、最近はWorkFlowyのメモに限って目立つ問題となっていました。情報カードのメモのほうは、けっこううまいこと使えてる。
これはなぜか。
情報カードを見返すという操作を何度か繰り返しているうちに、その原因に気づきました。

情報カードの扱い

着想のメモされた情報カードは、インボックス用の箱に入れ、一箇所に集めていきます。で、折を見て集められたカードの束をさささっと見返しながら、机に近しいもの同士を配置していきます。
で、いくつかのかたまりができたあと、あるものはScrapboxに転記して着想メモの役割を果たし、アーカイブの箱に移動されます。
転記し終えたあとは、かたまりができているものの、まだまとまりきっていないと感じるものが机に残ります。その数は、転記されるものよりも多いわけですが、一度すべて回収してひとつの束にし、またインボックスに戻します。

これを定期的におこなうことで、インボックスの中は空にはならないものの、カードが増えすぎることを防ぐことができます。かつ、インボックス内のカードが、近しいもの同士のかたまりができた状態で保管されることになります。
かたまりを作っておくことで、次またこの作業をおこなうときに、新規に作成されたカードを配置しやすく、かたまりのどこかに属しやすくなるので、次の工程のScrapboxへの転記がおこなわれやすくなり、結果、インボックスのカードの増加防止につながってくれます。
で、この、カードを定期的に見返してかたまりをつくるって作業をすることで、着想メモの書かれた情報カードの束は、つねに変化を繰り返し、増えすぎることなく、ある程度の秩序をもってインボックス内におさめられ、次の新たなメモを待ち構えてくれています。
この状態を保っていることが、着想メモを次に使っていくためには必要なのではないかと気づきました。
つまり、メモが使われにくくなってしまう原因は、「何の秩序も与えられていない着想メモが大量に増えすぎること」にあったわけだろうということです。

積極的に分類する

そこで、WorkFlowyに書きとめる着想メモにも同じことをしてやろう、と思ったわけです。
ただ、WorkFlowyでは情報カードのように机の上に好きに並べて、近しいものは近くに配置していく、なんてことはできません。WorkFlowy内の着想メモは、必ず上から下に一列に並んでいます。好きな場所に配置して、、、とかできない。
並び替えはできますが、似てる感じのするもの同士を近くに集める、とかはけっこうやりにくかったりします。操作の点では、情報カードにはかなわない。
じゃあどうするか。
情報カードがうまい感じにいってるのは、

  • ちょくちょくかたまりを作っていること
  • まとまったものは転記してアーカイブして枚数を減らすこと

の2点にありました。そこで、着想メモたちに関しては、「積極的に分類する」という方針をとることにしました。
「細かなメモは、積極的に分類する」です。

メモったそばから分類する。
似たようなメモはすぐてきとーに見出しをつけてひとまとめにする。
新たなメモはどこかのグループに放り込む。
放り込む先がなければ、また新たに見出しをつけてそこに入れる。
ちょっとまとまってきたらScrapboxに転記する。

積極的に分類することで、かたまりを作ってまとめ、転記してアーカイブしてメモの量が増えすぎないようにすることにしました。
転記先のScrapboxは、分類とは無縁の場。
WorkFlowyの細かな着想メモは積極的に分類し、それをある程度まとめたあとは、逆に分類とは無縁のScrapboxへ。
最近はそんな方針でメモしていってます。

おわりに

思えば、Scrapboxが後ろに控えてくれるから、WorkFlowyでは「かたまりづくり」に専念できるのかもしれません。
着想メモの一つ一つはささいなもので、いくつか集まることで力を発揮してくれるようになる。なので、それまでは、積極的に分類してかたまりを作ることに専念する。
かたまりができてしまえば、分類は考えず、更新順に配列し、リンクを張り巡らせた状態でスタンバイさせておく。
メモが最終的にどう使われるのか、はメモするときにはわからないので、メモ同士をリンクさせておき、またいつか自分の目に触れる可能性を持たせておくのが一番かな、と。で、そういう状態で保管する場がScrapboxで、その前段階の細かな着想メモたちをまとめ、そこまで持っていくのが、WorkFlowyの役割かな、ということで。

では、お読みいただきありがとうございました。

iPhoneで着想メモをとらえたい

iPhoneに求めるメモとは?について考える。

「iPhoneでメモ」するときの4つの条件

iPhone上でうんじゃかんじゃする気はさらさらない。ので、あくまでも一時的にメモしておきくのみでいい。画面が小さく制約の多いiPhoneでは、操作するのを求める必要はない。

普段、手書きの着想メモは、名刺サイズの情報カードにとっていってる。で、それを操作して近しいものを束ね、Scrapboxにスクラップしている。ので、基本的にiPhoneでもメモもこの方針に則っていきたい。やから情報カードみたいに1枚1枚な感じがいい。で、それを次に受け渡しやすいのがいい。
具体的には、メモの一つ一つが全文表示され、各メモの内容をスクロールにてさらさら…と眺めれるようなもの。

iPhone上での操作は基本はしないつもりなので、メモった後、PC上ではそのメモを操作することができるのが望ましい。
メモの順番を入れ替えたり、近しく感じるものを集めたり。

あとは、アクセスのしやすさも大事。手間なく、サクッと一発で書き込みができる、ってのが大事にしたい点。

  • 全文表示
  • エクスポートしやすい
  • PCではうんじゃかんじゃできる
  • すぐ起動できてメモできる

Scrapboxか、Bearか、Evernoteか、、、

候補として考え付いたのは、Scrapbox、Bear、Evernote、WorkFlowy。

細かなメモをScrapboxに入れて、全文表示させて眺めるのがいいとおもった。PCでカードサイズを最大にすれば、内容もけっこう表示される。

ので、Scrapboxを候補にあげたけど、やっぱり、カード同士の結合や並び替えができないのは、着想メモを置いておくにはちょっと厳しい。
Scrapboxでは、1テーマ1ノートで書いていき、「書いたメモを組み合わせて大きくしていく」のではなく、「メモ同士をリンクでつなげて、それぞれを変化させていく場」って感じがいい気がする。
なので、Scrapboxの役割は「情報カードを幾枚か束ねる場所」の方がいいと思ったので、着想メモを置いておく場所ではないな、という結論に。

Bearは起動も早くていいかもと思い、一つのノートに追記していくのはどうか、と考え、実際にやってみた。たけど、PCでうんじゃかんじゃしにくいことに気づいたので、ボツ。
Evernoteも同様の理由と、サクサク動いてくれへんのでボツ。
結局WorkFlowyに落ち着き中。

条件を満たすのはWorkFlowy

着想メモはやはり、「名刺サイズ情報カード」っぽくメモっていきたいので。断片としては、一番細かいものとして扱いたい。
そのメモ自体にはタグをつけたりリンクをはったりしたいとは思わない。ほんとうに一言の、ちょっとしたメモばかりなのでいちいちそんなことをしてられない。
ちょくちょく見返しては操作し、組み合わせて大きくしていく。
タイトルとかもつけず、とにかく一言を残したい。
そういう意図を満たし、かつ上記の4点

  • 全文表示
  • エクスポートしやすい
  • PCではうんじゃかんじゃできる
  • すぐ起動できてメモできる

を満たすのはやはりWorkFlowyだと判断し、デジタル上での「着想メモをとらえ、置いておく場所」として活用していくことに。
ただ、過去に同じように使ってみて、結局とらえた着想をそのまま放置してしまった経験があるので、少し運用を変えることにしたのについてはまた今度。

おわりに

iPhoneでどうやって着想メモをとらえるのか再度考えてみて、結局はWorkFlowyに落ち着いたのは、やはり情報カードを使っているからってことが大きい。
手書きの情報カードにある程度似せて使えるってのが基準としてあって、やっぱそれはアウトライナーだった。
操作の点では情報カードにはかなわないものの、加工の手軽さはWorkFlowyに部がある。どっちにもそれぞれ向き不向きがあるものの、そのときどきの状況で、メモをとりやすい方法を選び、とにかく思いついたことをもれなく書き残すのが大事かな、と思う。

では、お読みいただきありがとうございました。