2021年現在の、日々の記録あれこれ

個別にページを与えてログを取っているものたち」にて、毎日作成して色々と書き込んでいるデイリーページに書き込むのではなく、わざわざ新たにページを作成して記録を残している、自分の好きなものに関するページについて書いてみました。
今回は、デイリーページに代表される、日々の記録はどんなものをとっているのか、ということについて。


まず、ぼくが「デイリーページ」と呼んでいるのは、Obsidianにて毎日作成する、「その日の日付をタイトルとしたページ」のことで、仕事中は基本的にそのページを開きっぱなしにし、あれこれ書き付けています。
その日にやろうと思うこと、その日に予定されているスケジュールをまずデイリーページに書き、一つ一つ消化しながら仕事を進めていきます。それについては、「Obsidianにて連用手帳」でも触れさせてもらいました。
デイリーページは、1日が終える頃には、その日の記録となって残ることになります。日々の記録として残している代表格がこのデイリーページということになります。

一方で仕事以外の時間は、常にObsidianを開いているわけでもなく、尚且つルーチンとして毎日行うようなことがほとんどなので、「たすくま」を使って自分の行動のログをとっています。1日が終わり、次の日を迎えたら、たすくまのログをEvernoteに送信し、その日の行動ログとして残しております。これも日々記録していることの一つ。

あと外すことができないのが「日記」です。
日記は断然「連用日記をEvernoteに」がオススメ」でも書いたように、Evernoteに連用日記を書いていっております。2015年から続けているので、かれこれ6年間続いており、毎日、同じ日の過去の日記5年分を読み返しているのですが、まぁ5年となるといろいろなことがあったわけで。毎日の日記から、その色々あったことを思い出し、「あ、3年前の今日、そういえばこんなことあったなー」と感慨にふける。毎日そんな楽しみ方をしております。
書き方は、と言うと、366日分の「○月○日」というタイトルのノートがEvernoteには作成されていますので、今日の日付のノートに日記を追記していく、という単純なもの。ショートカットを使って、質問項目によって保存先を分けつつ日記を書くってことをしており、書き込むこと自体は省略化し、日記を書き終えたらEvernoteを起動して同じ日の過去の日記を読み返しています。
連用日記の楽しさと、過去の日記が「勝手に目に入る」ことの強力さを感じ、今ではこの連用形式を手帳に応用して「Obsidianにて連用手帳」をしているというわけです。


要するに、あれこれと記録を残していくのが好きなようだ、ということになります。
以前は、紙の綴じノートに日記を書いたり、手帳としてモレスキンを使ったりして、それらは本棚に大事に保管されているのですが、最近はほぼデジタルで記録を残していっております。
手元にiPhoneがあり、MacBookもすぐ近くにあり、手書きがしたければiPadを使えばいい、ということで、紙のノートの出番はかなり少なくなってきているので、デジタル寄りの記録たちになっている、という感じです。
今後は、Obsidianを中心に、あれこれと日々の記録を残していくことになりそうです。

では、お読みいただきありがとうございました。

日記を書き続けたいと思った理由はわからんけど、今、日記を続けることができているのはなぜかはわかる

日記は、始めた当初は一定期間ごとに書く媒体や書き方が変化していってたけど、6年前からは統一してる。
毎日日記を書き、過去6年分の同じ日付の日記を見返してる。
じゃあ、なぜ日記を書き続けているのか。

20歳くらいになるまで、日記とは縁がなかった。というか、日記を続けることができるとは全く思ってなかった。
何かしら大きな出来事があれば、「このことを書き残すために、日記を書いていこう!」と思ってノートを買い、書き始めるけれども、続かず。
一番初めに日記を書き始めた時は、習慣化する方法とか全然知らなかったし、今のように文房具好きでもなく、適当にノートを買い、おもむろに書き始めた。
まぁ、続くわけもなく。
でも、1ヶ月ほど書くことができたので、それはそれで良しやったのかな、という感じ。
日記を書き始めた理由は、やっぱり自分にとって大きな出来事があって、それについて書き残したくなったから、やったと思う。
じゃあ、なぜそこから今まで日記を続けているのか。

日記を書き続けることに挫折するも、また日記を書いていきたいな、という気持ちは不思議と湧いてきて。
で、確かそれと同時期くらいから色々と小説以外のビジネス書を読むようになり、色々と知識を得て、日記のテンプレートを作成してそこに書きつけていくようになった。
ルーズリーフにテンプレートを印刷して、それに日々日記を書いていく。
これはある程度うまくいって、数ヶ月続けることができた。確か、半年以上。
テンプレートを作るとなると、一体自分はどういうことを書き綴っていきたいのか?日記には何を書きたいのか?を真剣に考えた。
この、何について書き残すか決めておくことは、書き続ける上でかなり大事じゃないかな、と思う。
でも次第にテンプレートの印刷が億劫になり、途絶えてしまった、と記憶してる。
当時はデジタルでは書かず、手書きしていたので、テンプレートを使いたければ印刷しなければいけなかった。
じゃあなぜ、そんなたびたび途絶えているのにもかかわらず、今まで日記を続けているのか。

次にチャレンジしたのは、連用日記。というのも、テンプレを印刷して日記を書く媒体としてルーズリーフを選んだのは、連用日記にしていきたいって思ってたから。
綴じノートではなくルーズリーフなら、去年書いた同じ日の次のページに、今年の日記を差し込むことができる。
あらかじめ差し込んでおけば、書くときに去年の日記が勝手に目に入る
連用日記の良さは、去年書いたものが勝手に目に入るところやと思っていたので、それを実現するためのルーズリーフの利用やった。
で、それが続かなかったので、今度はテンプレは特に用意せず、綴じノートを線で区切って連用日記として使うようになった。
これが、続いた。
丸2年は続いたと記憶してる。実際、去年の日記が目に入りつつ、今年の日記を書いた記憶があるから。
で、書くうちに、これをデジタルでやっていきたい、Evernote上に書き残していきたいと思ったので、Evernoteに日付ごとのノートを作成し、毎年同じ日付の日に同じノートに日記を書き残すことで、過去の日記が勝手に目に入る形で日記を書き続けている。
その方法が、今6年目に突入しているところ。
Evernote上の日記のノートを開くと、2015年から毎年の日記が書き綴られていて、書いたらその流れで下にスクロールして、過去の同じ日付に書かれた日記たちを毎日見返している。
それが楽しいし、あぁこの時期にこれしてるんやな、と参考になるし、読み返すこと自体は5分もかからないのに、得るものはけっこう多い。
なぜ日記を続けたいと思ったのかはわからんけど、今、日記を続けることができている理由はわかる。
「読み返すのが楽しいし、読み返すことで今の日々の過ごし方の参考になるから」

書いている時は、多少の面倒臭さを感じる。
けど、来年それを読み返すことができるなら、その面倒くささくらい引き受けることができるほどには、読み返すことが好きになってる。
ただ、読み返すのは、簡単なことではない、と思う。
連用日記はその点でとても優れている、って話は、また機会があればすることにして。
「読み返すのが楽しいし、読み返すことで今の日々の過ごし方の参考になるから」を実感するには、まずは書き続けなあかんってのがきっとネックなんやろうな。

では、お読みいただきありがとうございました。

個別にページを与えてログを取っているものたち

自分が好きなもの・ことのログをとるのが好きです。
Evernoteを使い始めて身についたログをせっせととる習慣は、WorkflowyScrapboxなどのデジタルツールを渡り歩いて、今使っているObsidianになっても続いています。
具体的に何のログをとっているのか?というと、

  • 読書メモ
  • 読了した本
  • 飲んだビール・日本酒
  • 観た映画
  • コーヒー豆焙煎の記録

あたり。これらについては、毎回個別のページを作成し、そこにあれこれ書きつけていってます。
毎日その日のデイリーページを作成し、そこに日中あれこれ書いているので、何かしら書くならそのデイリーページに書いておきさえすればいいっちゃいいのですが、上記については、わざわざ個別ページを新規に作成しています。

読書メモ、読了した本

もう10年以上、本を読んでいるときにはいわゆる「ねぎま式」で読書メモをとっていってます。本文の引用と、それに対して自分が考えたことを書き添えていく、という方式。
で、1冊読み終えたら、また新たにページを作成し、本の画像や本の著者や出版年、出版した会社名、ざっくりまとめた本に対する感想、などの情報を、テンプレートに沿って書いていきます。
読書メモのページと読了した本のページを分けているのは、読了した本については、Scrapboxに公開するから。
Scrapboxの公開プロジェクト、book scrapbookには、いろんなメモが、主に着想を捉えたメモや、ブログの下書きなんかが集まっています。本についての感想を書いてると、そういうメモたちとリンクで繋がることがよくある。だから、book scrapbookにてメモと読了した本のページを一緒くたにしています。
ほんとうなら、読書メモもScrapboxにおきたいところなんですが、というか読書メモページと読了した本ページを分けずに一緒にしたいのですが、読書メモページの方はあまりにも引用箇所が多いので、それを公開するのは憚られるので、分けています。

飲んだビール・日本酒、観た映画

ビールが大好きでして、スーパーやコンビニ、デパートなどで、今まで飲んだことのないビールが売っていれば、ついつい買って見ては飲んでいます。
大好きなものなので、飲んでみた感想を書いて残しておきたい。ということで、テンプレートを作成し、飲んだビールについて書き残していってます。
日本酒も飲むので、ビールに倣っていろいろ飲み試し、そのログを書いていってます。
映画を観るのも好きなので、観たら必ずこれまたテンプレートにのっとってメモを残しています。友だちと映画の話をすることも多く、そんなときは最近観た映画のログを一覧し、おもしろかったものを共有したり。

コーヒー豆焙煎の記録

コーヒーも大好きで、あれこれ試していくうちに、しまいには生豆を手に入れて自分で焙煎するようになりました。
焙煎は温度変化の仕方により仕上がりが大きく変わっていく代物。豆を焙煎機に(コンロに置いて使焙煎するものを使っています)投入してからの温度変化を追いかけ、どのあたりで終了したか、などを記録しています。
で、合わせて、試飲してみた感想もそのページに追記し、果たしてその焙煎で豆の味を引き出せているのか、というのを確認できるようにしています。
同じ豆を使って何度か焙煎するので、うまくいったと感じる温度調整があれば、それを再現するように努め、自分で焙煎した美味しいコーヒーを飲むためにログを取っています。
ちゃんと記録を残しておくことが大切なので。


大抵はデイリーページにメモするだけに留めておきますが、わざわざ新たにページを作成してログをきちんと残していっているモノたちは大体このくらいでしょうか。
加えて、デイリーページに書いている着想メモの中で、1つの項目としてまとめることができそうなものに関しては、ページを作成して書き残し、Scrapboxで公開しています。
ほとんどはデイリーページへのメモで済ませているので、ログとしてちゃんと個別にページを与えているのはこれくらいかな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

キレイな画面と書き心地のトレードオフ

今持っているiPad Pro10.5インチは、はじめからApplePencilを使うことを前提に買いました。iPadとApplePencilの同時購入です。
iPadを買ったら必ず手に入れておくのが、画面を保護するフィルム。ApplePencilを使うことを前提としているので、当然の如くペーパーライクフィルムを購入しました。なので、iPadとApplePencilを手に入れてすぐにペーパーライクフィルムを貼り、使っていました。

iPadを購入して一年以上になるのですが、つい先日、フィルムを交換しました。1年も使えば、フィルムにはペンのあとやキズがついており、白っぽく汚れている部分などもあり、試しにペーパーライクフィルムではなくガラスフィルムを使ってみようと思い、買いました。
それに張り替える際、ペーパーライクフィルムを剥がすわけですが、剥がした瞬間、あぁiPadの画面はこんなにもキレイなのか!驚きました。
ペーパーライクフィルムは、その特性上、どうしても白っぽいもやのかかったような感じのフィルムです。
そのフィルムを剥がしたiPadは、とてもとても鮮明で、キレイでした。
このキレイさを享受できていなかったなんて!と思うほどに。と同時に、ガラスフィルムを買ってよかったなぁと感じました。ペーパーライクフィルムのようにモヤがかかっていない、透明なガラスフィルムは、iPad本来の鮮やかさを損ないません。
毎日、鮮やかな画面のiPadを使う事ができるようになりました。

キレイなことはとても嬉しかったのですが、じゃあペーパーライクフィルムからガラスフィルムに変えてどんな変化が起こったのか。
iPadで手書きを、ApplePencilをあまり使わなくなりました。
ガラスフィルムは透明でiPadの画面の鮮やかさを損なわない反面、ツルツルです。カチコチです。
ApplePencilを使うには、表面が硬すぎて、ツルツル滑り、書き心地がよくありません。
加えて、ガラスフィルムは反射がきつく、書く際に部屋の明かりが画面に映り込みます。これも、手書きをする際にはよろしくない。書く気が間違いなく削がれます。
書き心地の悪さと画面の映り込みがつい頭をよぎるからか、iPadに手書きする事が激減してしまいました。

画面はキレイな方がいい。
でも、書く道具にしたいのであれば、画面のキレイさよりも書き心地が重要になってくる。
キレイな画面をとるか、書き心地をとるか。
これはもうどう足掻いてもトレードオフの関係です。両方をとることはできません。
結果、書き心地を取りました。
新たにペーパーライクフィルムを購入し、ガラスフィルムを剥がして張り替えました。
また、快適な優れた手書きの道具としてのiPadが戻ってきました。
今後はガラスフィルムに浮気せず、このままずーっとペーパーライクフィルムの書き心地で使っていきそうです。

では、お読みいただきありがとうございました。

自由に、好きなページを画面に並べることができるのはいいことだ

Obsidianを使い始めてから、かなりの部分をObsidianに任せるようになってきました。
Obsidianというのは、mdファイルを扱うテキストエディタです。
かなり気に入っており、なんでこんな「これえぇなぁ」と思うのか考えてみると、

  • 自由に、好きなページを画面に並べることができるのはいいことだ

ことが大きい、ということに気づきました。

Scrapboxで、ページ同士が気軽につながる威力を知り、Obsidianでも簡単にページ同士をリンクさせることができるので、まずそこが入りで使い始めました。
で、気に入ったのがそこだけなら、Scrapboxでも同じことできるやん、ってなるわけです。
でも、だいぶと使用感は違う。
どこの違いが一番大きいか、というと、ページを並べることができることだ、という結論に行き着いたわけです。

しかも、Obsidianでは、ただ単にページを並べられるだけではなく、サイドバーの中にページを置くことで、中央に表示するのとは違う働きをしてくれるようになります。
サイドバーに配置しているページの中のリンクを踏めば、メインの表示が、中央に表示しているページがそのリンク先のページに切り替わる。
一方で、メイン表示のページ上のリンクを踏めば、メイン表示がリンク先のページに切り替わります。
という風に、メイン表示のページとサイドバーに表示しているページとで、リンクを踏んだときの挙動が変わり、違う役割を持たせることができ、それがとても使いやすい。
自分の好きなものを中央やサイドバーに表示できるので、自分が使いやすいように画面の表示構成を調整できる。そこがObsidianのとても大きいな利点であると感じます。

で、Obsidianではさらに、メイン表示のページに連動してGraphやBacklinkが切り替わってくれます。小気味良く。
あ、ちなみに、「Graph」というのは、今開いているページとリンクでつながっているページたちを平面に配置して表示してくれる機能で、「Backlink」は、他のページ内で今開いているページにリンクを貼っている部分を表示してくれる機能のことです。

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これらの機能により、ページ同士のつながりを把握することができるというわけです。

Obsidianの特徴や優れたところは他にも色々とあると思うのですが、細かい部分でもかなり利用する際に決め手となりそうなのが、自由に、好きなページを画面に並べることができるところ。
今後も自分にあった状態を考えつつ、使っていこうと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

「なんにせよ転記は必要」と受け入れるために

書き写すのは、めんどうくさい。できることであれば、やりたくない。
なので、なんとか転記を発生させないで済む方法はないものか、と考え、メモを扱ってきた。

紙の情報カードにメモしているときには、必要であればそれをノートにそのまま貼って使えるような大きさのノートを併用したり。
ノートアプリを使っているときには、紙に手書きしたものは写真に撮って添付したり。
テキストであれば、MacでもiPhoneでデータを共有できるアプリを使ったり。
手書きもテキストも扱え、Mac・iPad・iPhone間で同期できる、ということで、Apple純正メモ帳に飛び付いたり。

でも、もうそこにこだわるのはやめにした方がいいと気づいた。
書き写しをせずに済ますことにこだわるのは。

転記は必要なものである、と受け入れれば、その都度その都度で使いやすい、用途に合っているものやツールやアプリを使うことができる。
確かに、転記はめんどう。けれども、転記をせずに済まそうと思うと、使えるものが限られてしまう。だいぶ使い方が制限されてしまう。
テキストであれば、コピペで済むのでそこまで手間には感じない。
手書きの転記は、手間。手書き→手書きも、手書き→テキストも。でも、紙のノートとペンの方が、やっぱり初動は早いし気軽に書けるし書き心地がいい。
なら、手書きの転記があるとしても、ノートを使うのはいいもんだ、と思う。

とりあえず、書いていこう。
必要ならどんどん転記していこう。
めんどうに感じ、書かない選択をしてしまうこと、書くことを抑えてしまうことの方がよろしくない。
とりあえず思い浮かんだことをメモして捕らえた後に、適切なところに転記すればいい。
転記したくないなら、しなくてもいい。
書く、を抑制することは極力無くしていこう。
とりあえず、書いていこう。

紙のノートのバレットジャーナルで、未処理メモを撲滅

「明日」をInboxにすることで、今日のタスクの受け渡しを確実にしてた。

  • タスクをiPhoneにメモする(無理な場合は紙片に)
  • 「明日」の日付のカレンダーにタスクを予定として登録する
    • 調整の時間があれば日付を設定し直す
  • 次の日「たすくま」に自動的にタスクが登録されている

こうすることで、新たに発生したタスクを必ず翌日確認できるにしていた。
でも今年から紙のノートのバレットジャーナルを使うようになり、明日をインボックスにする必要がなくなった。

明日をインボックスにしていたのは、新たに発生したタスクの確認し忘れ・やり忘れをしないため。
ぼくは基本、マニャーナの法則に従い、新たに発生したタスクに関して、今日やらず、明日以降に着手するようにしている。なので、確実に明日以降に引き継ぐ必要がある。
そのため、以前は毎日のルーチンに「その日メモしたものを見返す」タスクを設定してたけど、忙しくてバタバタしている時は、そのタスクをすっ飛ばしてしまうことがしばしばあった。すると、新たなタスクを見落とし、やり忘れ、締め切り当日に思い出して余計バタバタしてしまう。
それを防ぐための、「明日をインボックスに」だった。

紙のノートを1日1ページのバレットジャーナルとして使うと、しおりを使って今日のページの目印にする。
次の日になれば、その日になった早い段階で、しおりを今日の日付へと移動する。
この時、前日に書いたことたちが目に入る。必ず目に入る。
前日に書かれた内容が目に入り、もし未処理のメモがあれば、それに気づくことができる。
とても簡単な仕組みやけども、すごく大事な仕組み。
デイリーの手帳を使ったり紙のノートを1日1ページとして使うことのいいところは、バタバタして処理できていない、ちゃんと引き継げていないタスクがあったとしても、勝手に翌日目に入るようになっている、というところ。
[勝手に目に入る]仕組み。これが欠かせない。

では、お読みいただきありがとうございました。

知的生産その5「授業」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術15〜

授業」を組み立てるときにも、頭をはたらかせます。生徒にわかるかたちはどういうものを、どういう順序で、どういったように伝えたらいいか、を。
ただただ考えるわけではなく、段階によって少し考える方法や用いるものがかわってきます。

章ごとに

数学の教科書は、数学を伝える単位として、内容ごとに「章」や「節」に分かれています。新たな章に入るときに、その章全体のロードマップを思い描きます。もちろん、高校には定期考査というものがあるので、考査によってその「章」や「節」は分断されるのでそれも考慮に入れつつ、最終的な目標と、そこに至るまでの道筋を考えます。
ここで用いるのが、紙とペンiPadApple Pencilではなく、です。なぜかというと、この段階では、書くスペースの大きさの制約が考える妨げになってしまうから。
最低でもA4サイズ、理想はA3サイズの紙に、最終的な目標に至るためにはこういうことを押さえて置きたいというものを書き出していきます。配置に気をつけつつ、でもそこまで神経質にならないように。教科書の内容と照らし合わせつつ、道筋を描いていきます。
この段階では、アウトライナーを使うこともあります。どういった順序で進めていくかを考えるので、道筋としては直線的です。そこがアウトライナーとマッチすることもあるので、時に大きな紙を、時にアウトライナーを使って考えます。

毎回の準備

章ごとに流れを考えて置き、次に毎回の授業前には今回の授業では何をどのように伝えていくのか、を考えます。
この時にもA4サイズの紙をよく使います。毎回の授業を考える時には、基本的に考えた後は捨てしまっても差し支えはないので、裏紙に、今回の内容をどうやって伝えようか書きながら考えます。
そしてある程度まとまった後は、iPadとApple Pencilの登場です。というのも、板書計画は、配置や言葉をなんども修正しつつ完成に向かうことになるので、何回でも修正可能で、言葉の配置の修正に優れているiPadのノートアプリがうってつけです。加えて、そこに書いた板書計画の一部を黒板に投射して授業をす流、というスタイルを取っているので、その点においてもiPadで計画していた方がいいわけです。
そして、板書の補助になりそうな部分をスライド化して置きます。

授業では

授業では黒板にチョークで、重要な部分や押さえてほしいことを書いていくわけですが、書くのに時間を取られすぎるのもよくないかな、と思い、書き写してほしい問題文などはあらかじめスライドの中に盛り込んで置き、その内容を黒板に投射し、そこに書き足していくスタイルで授業をしています。
しっかり集中して話を聞いてほしいので、なるべく話す時間は短く、そこでの理解をノートに書いて置けるような進め方をイメージしています。

授業は、頭をはたらかせて、数学の内容を生徒にわかるかたちで提出する場になります。
まだまだまだまだ全然うまく授業できていないので、なんとか少しずつでも数学を伝えることをうまくなっていきたいなーと思うばかりです。

知的生産その3「頭をはたらかせる」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術13〜

その他メモのなかでも、アイデアのタネっぽいものやふと思いついた着想はScrapboxにとりあえず置いておき、必要とあらばメモにいろいろと書き足してひとつのページとして独立させておくことで、常に他の情報と結びつくスタンバイができたままの状態ににしておく、というのが前回の話でした。
じゃあ、メモについてはそれさえしておけばいいのか、というと、そうでもなくて。

メモしたはいいが、なんだかよくわかってないような気がするもの。
全容が見えずモヤモヤするので、ちょっと立ち止まって考えてみて、よりはっきりとつかみたいもの。
わかっているようでわかっていなさそうなもの。
考えてみたら何か出てきそうで、まだまだ発展させていけそうなもの。
かなり自分の興味をひいてくるもの。
そういうものについては、ただ置いておくのではなく、自分からそれをメモしたものに働きかけて、把握したり膨らませたりするのがいいかな、と思います。
ざっくり言うと、「考える」わけです。
そのときにぼくは、まっさらな一枚の紙を使っていました。A4用紙の裏紙を取り出し、思いついたことを書き出していく。そうすると、全容がつかめずモヤモヤしていたものの輪郭や流れを掴むことができたり、より理解できたり、新たな発見があったり。
そしてこれこそが、知的生産という行為の中でもっとも大切なことではないか、と思ったりします。
考え、整理すること。
考え、理解すること。
考え、発見すること。
そこを経る、「頭をはたらかせる」からこそ、「なにかあたらしいことがら」をつかむことができるのでしょうし、「ひとにわかるかたちに」するためにまず自分自身が理解することができる。
そのあと「提出する」かは、実際はどうだっていいのではないか、とさえ思います。

ちなみに今は、考えるときのパートナーはもっぱらiPadApple Pencilです。
もしくは、Scrapboxにてあれこれ考えるというか、だぁーっと書き出すこともありますし、アウトライナーをもちいることもあります。
手書き大好きで、手で書くほうがなんだか頭もよく働いてる感じがするのですが、これまでだったらそうなると紙とペン以外の選択肢はなかったものの、Apple Pencilがその状況をガラリと変えてくれました。
むしろ、修正や保存や共有が容易なiPad+Apple Pencilの方が、紙とペンよりもいいのではないか、と思えるほど。
そういう、考えることを強力にサポートしてくれる、自分にあったツールや方法を持っていると、「頭をはたらかせる」という、知的生産の幹となる部分の充実につながるのでは、と思います。

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知的生産その2「とりあえずScrapboxに置いておく」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術12〜

「タスク管理」のときにも書いたように、とりあえずメモは連用バレットジャーナルにメモし、そのあとどうするか定めていきます。そして、メモは大きく「スケジュール」「タスク」「その他メモ」に分けることができ、知的生産は主に「その他メモ」の扱いをまずはどう扱っていくのかが大事になってきます。
「その他メモ」をいかに扱うのか?という問いへの答えは、「とりあえずScrapboxに置いておく」になります。
いくつか理由がありますが、まずひとつとして、Scrapboxのページは、常に他の情報と結びつくスタンバイができたままであることが挙げられます。
Scrapboxは、基本的にひとつのメモに対してひとつのページをあてがうことになります。そして、ひとつのページとして独立させておきさえすれば、他のページの関連ページに表示される可能性が常に保持されたまま、そこに存在することになります。というのも、Scrapboxでは、メモ内の語句を「[]」で囲むと、同じようにその語句が「[]」で囲まれているページがあれば、関連ページとして下部に表示されます。また、別ページのタイトルを「[]」で囲んで書けば、そのページへのリンクが簡単に作成できると同時に、やはり関連ページとして下部に表示されます。とりあえず「[]」を書いて、その中にテキストを打ち込んでいくと、他のページで「[]」で囲まれている語句や他のページタイトルをサジェストしてくれるので、すこぶるリンクを張り巡らせやすい仕様になっています。
ただ、いきなり1ページとして書いていくのではなく、たいていはひとつのページのなかにいくつものメモをただただ書き連ねていきます。で、ちょこっと見返したときに、「あ、これはブログで書けそうや」と感じたり、「説明を加えて独立のページにしておこう」と思ったときに、これまた簡単にそのメモから独立したひとつのページを作成いできることもとても気に入っているところです。
いわゆる、思いつきの類、アイデアに育ちそうな着想、何かの改善案や試してみたい事なんかのメモは、連用バレットジャーナルからScrapboxに転記しておきます。
「とりあえずScrapboxに置いておく」というのが、その他メモの基本方針となります。

その他メモの中には、話をしていて参考になったことや学んだこと、やったことの記録や、そのときの出来事を書いておいたメモなんかもあり、これらも「その他メモ」に分類されるわけですが、こういう記録寄りのメモは、連用バレットジャーナルにメモしておいて、あとはなにもしないことが多いです。まぁいいかな、という感じで。
まぁいいかな、と思えるのは、「連用」だから。何年もそのノートを使い、次にそのページを使うのは一年後の同じ日。なので、メモしておきさえすれば、1年ごとに少なくともあと2回は目に入ることになるからに他なりません。
なので、連用バレットジャーナルを、メモの入り口として使っているわけです。

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