考える場所が、すぐそこに用意されているということ

デイリーページを毎日作成し、そこにタスクをかき並べて実行していくことでタスクを管理・実行しています。
主にObsidianを使っており、このObsidianには「バックリンク」なる機能が存在します。何かというと、今開いているページに言及しているページを一覧で表示してくれるもの。

これがあれば、プロジェクトに関するログの一覧が、わざわざプロジェクト用のページに書き込まなくても確認できるようになります。
ちなみにここでいう「プロジェクト」とは、完了までに何日かかかるやることのことを指していると思ってください。

ログに関しては、とりあえずそのプロジェクトのリンクを記述し(Obsidianでは「[[]]」で囲んだ部分がリンクとなります)、そこに何をしたか、などのメモを書いておけば後からログを振り返ることができます。
となると、プロジェクトのために作成したページにはログを書かないことになるので、プロジェクトページの中身はすっからかんなまま。
それがなんだかいやで、わざわざログをプロジェクトページに転記したりしていたのですが(もちろんそのように使うのもいいのですが)、こうやって書くスペースが確保されていることが尊いのだと感じます。

プロジェクトを進めていて、ある程度作業を進めているときに、「どうしよう?」と悩むことがありました。どうデータを整理していくべきかわからず、「このままなんとなくで作業を進めると後々一からやり直しになりそう」という時が。
一方で、「どうしよう?」と悩み始めてからとった動きはとてもスムーズで。
そのプロジェクトページを開き、例によって中身はすっからかんなその場所に、データから何を抽出したいのか、そのためにはいくつかのデータをどう整理して組み合わせれば目的に叶うものになりそうかを書き出していきました。
一通り書き、見通しが立った後、あぁ、このためにプロジェクトページは存在するのか、と腑に落ちました。
プロジェクトページがあれば、常に「考える場所」がそこにあるのか、と。
「どうしよう?」と悩んでからページをひらけば考える場所があり、今悩んでいることを整理し始めることができる。この環境が尊いものだ、と感じたんです。

そしてこれは、たすくまではなく、1Writerを使うようになったこととも関係しています。

Taskuma —TaskChute for iPhone
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル

1Writer – Markdown Text Editor
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

メモを書く場合、またそれを確認する場合は、たすくまでメモするよりもテキストエディタに書いていった方が自分の好みにあっているという理由もありますが、何よりもエディタなら「考えながら書く」ことができるってのが何物にも変え難い。
たすくま上では「考えながら書く」ということがなんだかできなくて。
また、たすくまでメモしたものは、書き込んだタスクをタップしてタスクの詳細画面にいかないと目に入りません。ログをエクスポートすればEvernote上で確認できるようになりますが、たすくま上では常にメモしたものは隠れたまま。
一方で、エディタ上に1日のタスクをたすくま並みに詳細に書き連ね、そこにメモも直接書き込んでいく1Writerであれば、1Writerをひらけばメモも一緒に目に入ります。書いたメモが勝手に目に入ってくれる。
着想メモは、放り込むだけより、書き込むときに過去のものが目に入ったほうがいいと考えているので、それにはたすくまではなく1Writerだなぁ、と。
それには、たすくまの便利さをかなりの部分手放す必要があったわけですが、今のところなんとかなっています。


考える場所が、すぐそこに用意されていること。
そういう環境が今実現されているので、今までになくいい感じにプロジェクトについて考え、タスクを進め、メモを書き残せている気がします。

では、お読みいただきありがとうございました。

ファイルからリストを作成して、リピートタスクを呼び出す〜1Writerカスタマイズ④〜

「1Writerカスタマイズ」の①〜③にて書いたアクションを作成した段階で、たすくまを使うのをやめ、1Writer(Obsidian)に完全移行しました。

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デイリーのテンプレートと、行ごとの削除と移動があれば、一つ一つの行動を記録しながら過ごすことは、けっこう簡単になります。
あとは、予定になかった、つまり、デイリーページ上に書き込まれていないリピートタスクを呼び出すことができれば、終了予定の算出だけがないタスクシュートと呼べるようになるでしょう。
ということで、「リピートタスクの呼び出しできるようにならないか」と考えました。

1Writerのjavascriptアクションの数々には例が載っています。試しに「ui.list()」の例を実行してみると、項目がリスト表示され、そのリストから好きなものをタップすると、そのリストの内容が文中に挿入されるものでした。
これは、使えそうです。
そのコードを書き換え、

  • リピートタスクの一覧が記述されたファイルを開く
  • それをリスト形式に表示する
  • 選択された項目をクリップボードにコピーする

というものにしました。

リピートタスクの呼び出し

//アクションを実行したあと、元のファイルに戻るため、今編集中ファイルのフォルダとファイル名を取得
var folder = editor.getFolderPath();
var editingfile = editor.getFileName();

//リピートタスクを記述しているファイルのファイル名
var openfilename = 'ここに一覧を取得したいファイル名を記述.md'

//リピートタスクの一覧が記述されているファイルを開く。フォルダは、そのファイルが保存されているものを指定してください。
editor.openFile('Dropbox/'+openfilename,'edit',call);

function call(){
    //開いたファイルに記述されているテキストを取得
    var text = editor.getText();
    //改行ごとに配列に格納
    const listData = text.split('\n');
    ui.hudDismiss();
    //配列をリストに
    ui.list('Repeat', listData, false, selectedValues => {
        if (!selectedValues) {
            return;
        }
        const text = selectedValues.join('\n');
        if (editor.isClosed()) {
            editor.newFile(text);
        }else {
            //選択した項目をクリップボードにコピー
            app.setClipboard('\n' + text);
            //はじめに編集中だったファイルを開く
            editor.openFile(folder + '/' + editingfile);
        }
    });
}

アクションを起動した時の動き

アクションを起動するとリストが表示され、そのうち一つを選択すると選択した項目のがクリップボードにコピーされ、元のファイルに戻ってくるので、好きな場所に貼り付けることができます。
リストは、複数選択を可能にもできるので、その場合は
ui.list('Repeat', listData, false, selectedValues
のfalseの部分をtrueに書き換えてください。

まずは、リスト表示したいファイルを作成して、そのファイル名をコード内の「ここに一覧を取得したいファイル名を記述」の部分に書くことでアクションが使えるようになします。
改行を目じるしに、1行1項目でリストに表示するので、リスト表示したいファイルは、そのことを念頭に置いた上で作成していただければと思います。


これまで4回にわたり1Writerの自作アクションについて書いてきました。これにて、「やったことの記録がすこぶる取りやすいリストアプリ」のように、テキストを扱えるようになり、日々、デイリーリストを作成し、1WriterとObsidianで同一のファイルを扱いながら、やったことの記録をとりつつ過ごしています。
まずまず気に入っているので、しばらくはこのまま使い続けようかな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

別ファイルに記述されたデイリーテンプレートを呼び出す〜1Writerカスタマイズ③〜

テキストを1行ごとに削除したり移動したりできるようにすることで、「1行ごとのリスト」として扱えるようにしたのが前回までの話。

1Writer – Markdown Text Editor
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これでかなり便利になり、1行単位での操作ができるようになったので、箇条書きやチェックリストがすごく扱いやすくなりました。
こうなると本格的に「テキストエディタでタスク管理」がしたくなってきます。
しかもぼくは普段から「たすくま」を利用しているので、テキストエディタである1Writerでも、たすくまのように「すべての行動を記録してはいけないものか」、と考えました。

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となると不可欠になってくるのが、リピートタスクを呼び出すこと。
毎日やっていることに関しては、リピートタスクとして登録しておき、日々それを呼び出してタスクリストを作ることで、たすくまのような「やったことの記録がすこぶる取りやすい」テキストエディタが実現します。

1Writerには、「指定したファイルを開く」アクションがあり、それを使うことでテンプレートを呼び出すアクションを作ることができます。
アクションを起動すると、

  • あらかじめ作成したテンプレートファイルを開く
  • 内容をコピーする
  • 元のファイルに戻ってくる

ところまでやってくれるので、あとは任意の場所にペーストするだけ。
準備は、テンプレート用のファイルを作成しておくことと、以下のコードの「ここにテンプレートファイル名を記述」の場所を自分で書き換えること。

テンプレートファイルを開き、コピーし、戻るアクション

d=new Date();
today=d.getFullYear()+zero(d.getMonth()+1)+zero(d.getDate());
yesterday = d.getFullYear()+zero(d.getMonth()+1)+zero(d.getDate()-1);
tomorrow = d.getFullYear()+zero(d.getMonth()+1)+zero(d.getDate()+1);
oneyearsago = (d.getFullYear()-1)+zero(d.getMonth()+1)+zero(d.getDate());
twoyearsago = (d.getFullYear()-2)+zero(d.getMonth()+1)+zero(d.getDate());
threeyearsago = (d.getFullYear()-3)+zero(d.getMonth()+1)+zero(d.getDate());
var dayOfWeek = d.getDay(); // 曜日(数値)
var weekday = [ "(Sun)", "(Mon)", "(Tue)", "(Wed)", "(Thu)", "(Fri)", "(Sat)" ][dayOfWeek]; // 曜日(日本語表記)

var folder = editor.getFolderPath();
var editingfile = editor.getFileName();

var openfilename = "ここにテンプレートファイル名を記述.md";

editor.openFile('Dropbox/Days/'+openfilename,'edit',call); //ファイル名の前には、フォルダを指定。ここでは、「Dropbox」フォルダ内の、「Days」フォルダを指定している。

function call(){
    var text = editor.getText();
    var text = text.replace(/{{today}}/g,today).replace(/{{tomorrow}}/g,tomorrow).replace(/{{yesterday}}/g,yesterday).replace(/{{oneyearsago}}/g,oneyearsago).replace(/{{twoyearsago}}/g,twoyearsago).replace(/{{threeyearsago}}/g,threeyearsago).replace(/{{weekday}}/g,weekday);
    app.setClipboard(text);
    editor.openFile(folder + '/' + editingfile);
}

function zero(s){return ("0"+s).substr(-2)}

コード内に、{{today}}や{{yesterday}}という記述があることにお気づきでしょうか。
これは、テンプレートのテキスト内の{{today}}と書かれている部分を、今日の日付に変換するための記述です。

このように書かれている場合、アクションを起動してテンプレートの内容を取得し、ペーストすると

こうなります(スクショは4月15日に撮影)。

{{oneyearsago}}や{{twoyearsago}}は、1年前、2年前の同じ月日。Obsidianにて連用手帳を実践していて、その際1年前や2年前のページを見返したいので、テンプレートに組み込んでいます。

テンプレートは1つのmdファイルなので、編集が簡単。
ただ、たすくまのような複雑なリピート設定はできないので、そこは今後工夫する必要がありそうです。


これで、日々のリピートは簡単に呼び出し可能になり、かなり詳細な記録を取ることができるようになりました。
こうなってくると、1日の計画を立てるときには書いていなかったタスクも、リピートに登録されているのであれば、リピート一覧から選択し、挿入できるようにしたくなってきます。
1Writerには、配列のデータから「リスト」を作成するアクションもありまして。次はそのあたりについて書いていきます。

「やったことの記録がすこぶる取りやすいリストアプリ」のように、テキストを扱えるように

かれこれ10年近く、タスクシュートを実践しています。

  • 「これからやる仕事のリスト」と「ここまでやった仕事のリスト」を一元管理する
  • 「1分以上かかること」はすべて管理する
  • すべての仕事の「見積もり時間」を出しておく
  • 「本日1日分の仕事」がすべて終わったら何時になるのかの予測を自動算出することで、常に仕事の終わる時間(または就寝時間)をリアルタイムに把握する

『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』(佐々木 正悟(著)大橋 悦夫(監修))

最近はそこまでこだわることなく、日々のルーチンはたすくま(タスクシュートをiPhoneで実践できるアプリ)に全て登録しておき、朝の仕事場に出発するまでの時間と、帰ってきてから寝るまでの時間をたすくまに帆走してもらいながら過ごしています。
やったことを記録しつつ、起きてから寝るまで過ごす。見積もり時間や終了予定時刻もあいまいな感じで算出していますし、たすくま上に並んでいるタスクをまるっと消してしまうこともあったりします。
やったことは記録してはいますが、記録を見返すことはほとんどなくなりました。
ほぼ、日々のルーチンを確認し、やったことを記録するためだけにたすくまを使っている感じです。

そこで感じるようになったのは、「これは『たすくま』を使う必要はあるのか?」という疑問。
タスクシュートを実践するために作られたものなので、確かにタスクシュートは実践しやすい。たすくまは、タスクシュートを実践する上では間違いなく便利なんです。
ただ、仕事中はObsidianに書き出したタスクリストをもとに何をするか定めていっているので、たすくまを使っていませんし、Obsidianにて作成したデータはiPhoneでも確認・編集できるところが魅力的でして。
じゃあ、たすくまをずっと使い続けている理由、どこが便利なのか?を考えてみると、

  • やったことの記録がすこぶる取りやすいから
  • リストアプリだから

という結論に行きつきました。

  • やったことの記録がすこぶる取りやすいから
    • やったことの記録を取るためにはやったことを入力しなければいけないが、あらかじめ「やること」が記入されているので、やるときにいちいち入力しなくて済む
      • 記入されている「やること」の中から、今から取り掛かるものを選択するだけでいい
    • 完了のチェックができ、開始・終了を自動的に、もしくは素早く入力できる
  • リストアプリだから
    • 行の削除ができる
    • 行の順番の入れ替えができる

以上が使い続ける理由なわけで、これらが満たされていれば他のアプリを利用しても、それこそObsidianや1Writer上でも現状たすくまでやっているようなことが実現できるのではないか、と考えました。

仕事中はたすくまではなく、Obsidianのデイリーページ上にタスクを書き出し、順番を入れ替えたりしながら実行していってます。
それぞれのタスクに見積もりを設定してはいませんし、なので終了予定時刻も算出されません。
一つ、守っていることは、やったことは全て書き残していくことと、終了時刻を入れること。
それでも、仕事に支障をきたすことはなくなってきたので、見積もりや終了予定時刻にはこだわらず、とにかくやったことと時間を記録していくことに集中してみよう、と。

そこでまず着手したのが、1テキストをリストのように扱えるように、Writerをカスタマイズすること。
行の削除、行の移動、行のコピー・ペーストの実装です。
1Writerはjavascriptが使えるので、テキストを色々といじるアクションを作成することができ、なおかつそのアクションをカスタムキーボードに設定することができます。
なのでせっせとjavascriptを組み、上記機能を実装することができました。

残りの課題は、どうやってやったことの記録をすこぶる取りやすくするか。
テンプレートを使う前提になっていきそうですが、極力手間なく記録を取っていけるような環境を作ることができればな、と考えています。

長い付き合いのたすくまは一度休憩して、他のツールで模索してみようかな、という試みをはじめてみたいと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

タスクリストを使うにも、とりあえず書いていきやすいのが大事

最近は、Obsidianにてタスクリストを書き、実行していってる。
やったことを記録していってる。
Obsidianを使い出す前は、Dynalistを使っていた。
同じようにDynalist上にてデイリーページを作成して、そこに今日の予定やタスクを書き出し、実行していく。
書き出されていなかったことも、実行したことがあれば追記する。
できれば、タスクに関するメモもそこに書き込む。
タスク管理アプリを使うよりも、この方が自分には向いてるな、と感じるようになった。

もっと前は、iPhoneアプリ「たすくま」で今日のタスクを管理していた。
やってることは同じ。
1日のタスクを書き出し、実行していく。
書き出されていないものでやったことがあれば追記する。
1日の全ての時間をたすくまでログをとりつつ過ごしてた。
今もたすくまは使っており、主に仕事以外の時間の記録をとる役割を担ってくれてる。
もう長いこと、7,8年くらいはタスクシュートを実践して過ごしている。
DynalistやObsidianでやっていることも基本的には同じ。
仕事においては、たすくまよりも手に馴染む。

PCの前に座っている時間が長いというのが理由の一つとして挙げられる。
PCが前にあるため、キーボードによる文字入力ができ、書き込みやすい。
iPhoneを使い始めて10年ほどになるけど、手書きよりもキーボードよりも入力はしにくい。
入力しにくいから、入力しなくなりがち。
後、タスク管理アプリはアプリごとに新規タスク入力の際、たいがい画面上のどこかにある「+」ボタンを押して新規タスク入力画面を表示させ、必要項目を埋めていくけれども、その形式があんまり好きでなかったりする。
DynalistやObsidianの方が、好きなように記入できる。
タスクに対してメタ情報を入力しないため、後から実行タスクを分析したり、なんていうことはできないけれども、これまでろくに分析してこなかったけど全然大丈夫やったので気にならないし。
「なんにせよ転記は必要」と受け入れるために」でも触れたように、とりあえず、書いていくのが大事やと思うので、自分にとってとりあえず書きやすいタスク管理の方法が今の方法なので、手に馴染んでるのかな、と。
あと、Obsidianでは表示ファイルを画面上にいくつか並べることができるってのも大きい。
必要な、目に入れときたい情報を画面上に展開しておくことができ、今日のこと、今後数日のことを把握しやすい。

そんなこんなで、自由度の高い形で、好きなように書いていける管理方法を、最近は好んでやっています。

では、お読みいただきありがとうございました。

たすくまでのリピートと、信頼感

たすくまへの信頼感がますと、実行率が上がる。実行率が上がると、信頼感が増す。そのループを起こせたらこっちのもの。
ただ、これは簡単なことじゃない。だって、ほっといたら信頼感は増さず、損ねていくから。

たすくまを使っていると、リピートタスクが増える。で、実行しきれないリピートタスクが出てくる。また、生活のちょっとした変化が、必要やったリピートタスクを不必要なものにしたりもする。そのせいで、リピートではないタスクにも影響を及ぼす。
処理しきれないタスクが先送りされ、毎度毎度実行されずに消されるリピートタスクが出てきて、それが信頼感を損ねる結果を引き起こす。

やから、処理しきれない・実行されないリピートタスクを生まないことが、たすくまを使い続けるためのキモとなりそう。

一つの対策として。
たすくま上では、リピートさせるのはあくまでも”タスク”で。
プロジェクトリピートさせない。たとえそのプロジェクトが繰り返しであるとわかっていても。
プロジェクトはリピートであれ別で管理して、都度たすくまへ登録する方が、たすくまのリピートはスッキリする。

また、リピートタスクにチェックリストを作成しているなら、定期的に見返す。いつも実行していないチェック項目はないか調べる。
あったら修正するか、リストの名前を変更して、実行されるものにする。

実行せずに終わるリピートタスクをなくすこと。
それが、たすくま上のリストへの信頼感はを生み、タスケの実行率が上がり、実行率が上がると信頼感が増し、、、という好循環につながってくると思う。

では、お読みいただきありがとうございました。

タスク管理その3「デイリータスクリスト」〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑧〜

たすくま」には、数々のリピートタスクが登録されています。そのほとんどが、「歯を磨く」であったり、「朝ご飯を食べる」であったりの、生活する上で必ずおこなうことばかり。
1日のスタート時に、それら必ずおこなうことたちのリストを自動的に生成してくれます。それらにプラスして、「14時〜会議」などのスケジュールも自動的に取り込んでくれます。ということは、今日やろうと思っていることに使えるのは、たすくまに並んでいるリピートタスクやスケジュールにかかる時間以外の部分となります。
これは、たすくまを使っていなくても、可視化されていなくても実際はそうだろうと思います。必ずやることと今日の予定以外の時間でしか、やるべきこと・やりたいことはできない。「たすくま」は、その事実を痛烈に突きつけてくれるツールと言えます。

たすくまでは24時間中におこなうことの全ての一覧を提示してくれるわけですが、なにもそこまでじゃなくても、せめて今日やるべきこと・やろうと思っていることの一覧はすぐに確認できるようにしておいたほうがいいことは、明らかだろうと感じます。
まず間違いなく忘れてしまうので。おそらく、忘れたことさえ忘れていることもけっこうあるのではないか、と思います。

もちろん、デイリータスクリストを書いたからと言って、そこに書かれていることをすべて実行できるわけではありません。与えられた時間のすべてをそこに費やすことができるのであれば話は別ですが、そんな人はほとんどいらっしゃらないでしょう。
今日やることの一覧である「デイリータスクリスト」は、いつでもすぐに見返すことができるところに書いておくこと。それをしはじめたことが、おそらくぼくのタスク管理を大きく大きく前進させてくれたと思います。

タスク管理 その2〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

たすくま=デイリータスクリスト

Googleカレンダーに登録されたタスクやスケジュールはすべて、 iPhoneアプリ「たすくま」に取り込まれます。
「たすくま」は、タスクシュートを iPhoneでおこなうアプリです。
では、「タスクシュート」とはなんなのか。タスクシュートの指南書、『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』(佐々木 正悟 (著),大橋 悦夫 (監修))には、

「本日1日分の仕事」を1シートで管理する
「これからやる仕事のリスト」と「ここまでやった仕事のリスト」を一元管理する
「1分以上かかること」はすべて管理する
すべての仕事の「見積もり時間」を出しておく
「本日1日分の仕事」がすべて終わったら何時になるのかの予測を自動算出することで、常に仕事の終わる時間(または就寝時間)をリアルタイムに把握する

をみたす時間活用術、というふうに書かれています。そして、タスクシュートの中で、もっとも重要なものが、「リピートタスク」である、と言えると思います。

1日のなかで実際にやていることをすべて記録してみてわかることは、毎日繰り返しているものがとても多い、ということ。1日は「リピートタスク」だらけです。
そして、そのリーピートタスクの数々をこなしながら、今日やろうと思ったタスクも処理していくわけですが、あきらかにその量は多くなりがち、なわけです。実際それらに見積もり時間を設定して、すべてのタスクを完了させるのにかかる時間を算出してみると、24時間をオーバーしていることなんてことは良くあること。
有限である時間に意識を向けることができれば、それだけで少し効率は上がるように思います。

そんな「たすくま」ですが、たすくまの中にはリピートタスクと今日やろうと思ったことがズラっとリスト形式に並んでいます。見積もり時間がオーバーしていなければ、一応それをこなしていけさえすれば、だいたいこれくらいの時間に終了できそう、というもの。終了時間が分かっている状態で日々仕事に取り組む、なにもわからないまま仕事をするのとでは、将来的には大きく大きく変わっていくことであろう、と思います。
たすくまの中に並んでいるのは、今日着手すべきものたち。まさにデイリータスクリストです。

デイリータスクリスト

デイリータスクリストは「今日やるべき仕事」を提示してくれます。今日やるべきことが並んだリストのことを、デイリータスクリストといいます。

Image

コラム:変わる変わるタスク管理〜一個人の、知的生産・タスク管理の技術⑦〜

タスク管理についてあれこれ書いていますが、これはあくまでも「今現在における」タスク管理に他なりません。
というのも、どんなふうにタスクを、やることを管理しているのかは、その時々の気分にも左右されますし、嗜好にも左右されます。置かれた環境や状況にはすんごく左右されます。
そう考えると、「こうすれば絶対うまくいく!」というものがない、と言えます。

大学院生くらいから、タスク管理なるものをはじめました。
はじめは、 iPhoneのシンプルなチェックリストアプリを使うだけだったのが、いつしか記録を取るようになったり、ポモドーロにも一時期ハマったり。
読んだ本にもいっぱい影響を受けています。
GTDの指南書『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』(デビッド・アレン)を読んでから数年はGTDをメインに据えてタスク管理をしていましたし、『7つの習慣』のミッション・ステートメントや時間管理のマトリクスを意識していた時期もあります。『マニャーナの法則 明日できることを今日やるな』(マーク・フォースター)も、とてもとても色々なことを教えてもらいましたし、なんといってもタスクシュート。これなしにはどうタスクをこなしていけばいいかわからなくなっちゃうのではないか、と思えるほど。『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』(佐々木 正悟 (著),大橋 悦夫 (監修))は何度も読んでいます。数々のブログ記事を読み、取り入れたこともたくさん。
ちょっと思い返しただけでも、これだけの本が思い浮かぶくらい、タスク管理についてはいろいろと学び、実践し、失敗してはまた実践し、を繰り返しています。そのほとんどが、確実に今のタスク管理に生きている、と言えます。

まったくもって同じことを繰り返している人はいません。大きく変わることもあれば、ほとんど変わることがないこともあるとは思います。が、どちらにおいても、何かしらの変化はあるわけです。少なくとも、自分という存在は刻々と変化しています。ならば、タスクをどうこなしていくか、どう取り組んでいくかが変わっていくのは当然のこと。
今語ることができるのは、あくまでも今やっていること。過去にやっていたことは、過去のブログに書いてあるので、そちらも見ていただければと思います。
今ぼくがやっていることがなんの参考にもならなくても、もしかしたら前にやっていたことがハマることだってあるかもしれません。どっちもなんの役に立たないことももちろんあるかもしれませんが。
いずれにせよ、自分のやっている方法は、変わっていくのが当然じゃないかな、と思うので、これからも、その時々の自分のやり方を書いていければな、と思います。

「ミッション」という長期的視点と、今をつかさどる「たすくま」は、「なぜ?」と「なに?」あたる

『やってのける〜意志力を使わずに自分を動かす〜』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)には、こんなことが書かれている。

p40.「なぜ」という視点で捉えると、日々の小さな行動にも、意義を感じやすくなります。

p41.「何」の考えには、「やる気を高めにくい」「”木を見て森を見ずの陥穽にはまりやすい」などの弱点はあるものの、複雑な道のりを着実に進みたいときには抜群の効果を発揮します。

タスクシュートは「リストに書かれていること」しかしない。必然的に、今に縛られがちで、長期的な行動に及ばずに過ごしてしまいがち。なので、長期に目を向けることが必要になってくる。
最も長期的な視点は、自分の人生のミッションを考えること。定めること。どうなりたいか、どうありたいか。

ミッションを定めることと、たすくまにて1日の計画を立てることは、「なぜ?」の思考と「なに?」の思考の組み合わせになる。
ミッションを定め、そこから目標を立てることで、「なぜ?」がはっきり定まる。それをもとにタスクを定め、たすくまにて1日の計画を立てることで、「なに?」も明確に定まる。目の前のことは「なに?」で捉え、しかもその一つ一つが「なぜ?」に根ざしている状況。
モチベーションを上げる「なぜ?」の思考と、困難さを切り崩せる「なに?」の思考。

タスクの一つ一つが、「なぜ?」と「なに?」の両方に答えられるような状態であることが理想なのかも、と思ったりする。

では、お読みいただきありがとうございました。

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