考えるときの「広げる」と「拡げる」、むしろ「拡がっていく」。

頭の中のものを紙面上に「広げる」。
「かばんの中身を机の上に広げる」とか、そういう意味。
とにかく書き出す。思いついたことを書く。書いたものの配置を変える。矢印でつなぐ。
書く、書く、書いてみる。
白紙からもう一度書きなおしてみる。頭からとり出して、紙面上に「広げる」。

アイデアを「拡げる」。
「拡張する」ってニュアンス。
調べて知識を得たり、本を読んで学んだり、人から意見を聞いたり。外部からの刺激によって拡げる。
連想したり、視点を変えたり、俯瞰したり、拡大したり、組み合わせたり、切り離したりして、拡げる。自分の中の化学反応を促す。
反応が起こって拡張していくことが多いので、「拡げる」という言い方よりも「拡がっていく」といったほうがしっくりくるかも。
拡げるというよりも、拡がっていく。拡がっていってほしいがために、マインドマップを描いたりする。マトリクスを書いてみたり、マンダラを埋めていったり。

広げて、発見して、拡がって、広げて、気づいて、拡がって、広げて、整理されて、まとまりがみえて、気づいて、拡がって、広げて、まとめてみて、まとまってきて、まとめて、落ち着く。

そんな感じのことが、起こっている気がする。
考えているときの頭のなかって、どんなもんでしょうか。

では、お読みいただきありがとうございました。