いろんな過去記事のいくつかの傾向

このブログは毎週火曜と金曜に更新しています。
で、1,2ヶ月ほど前から始めているのが、金曜の更新の時には、旧ブログの過去記事から選んだエントリに手を加えて改めて投稿する、というもの。
その試みをはじめてから、過去の10年前から6年前ほどの記事を読み返す機会が増えたのですが、記事によって抱く感想が違い、違う中にもある程度の傾向が見えてきました。

まずは、今、読んでも面白いと感じるもの。
自分の過去記事って、けっこう面白いと感じてしまうんですよね。
言い回しや文章の持って行き方が自分好みなのが一番の理由だと思いますが、中には着眼点に感心させられる記事もあったり、あぁえぇ記事やなぁと思うものも少ないながらもあったり。
過去記事のほとんどが、書いた内容を忘れているので、読み返すとなかなかに新鮮で、かつ楽しく読めます。
で、面白いと感じた記事を、少し手を加えて金曜日に投稿しています。
全体の記事数に対して、再度投稿できそうだと感じる記事はかなり少なく、そんな記事を探すために毎週けっこうな数の過去記事を読み返しています。

一番多いのは、情報が古くなっていて改めて投稿することはできないと感じるもの。
iPhoneのホーム画面を共有する記事や、アプリの解説記事はさすがにもう再度投稿するような内容でもないので、読み返すだけで終わり、となります。
個人的には楽しい記事だけど、公開はしないまま放置となる記事たちです。

そして、過去記事には、読むと恥ずかしく、切なく、それでいてうらやましくなる類の記事も結構あります。
大学院生の時から始めたブログであり、学生のときにはかなり多くの記事数を更新していました。
記事数は減りつつも、卒業して働き始め、結婚し、生活がガラリと変化しつつもなんとか続けてきたブログなので、その時々によって自分の様子が違ってきます。
なんだか一生懸命な感じが記事に出ていたり、色々試して紆余曲折していたり、貪欲な部分があったり。
目標を定めてそれに向かって行こうとしている記事や、必死になって習慣化に取り組んでいる記事、継続していくためにもがいている記事。
あれこれ試してみては、その結果について考え、次の手をまた試している記事。
そういうのを読むと、恥ずかしく、切なく、それでいてうらやましくなるわけです。
今は、昔ほどに懸命でない、頑張っていないよなぁと。
昔の方が、理想を掲げて進んでいってたよなぁと。
別にそのことに対してネガティブな感情は持っておらず、今は今で充実しているのですが、それでもやはり今は持っていないものを過去の自分は持っていたんだな、と感じます。

あらためて読むとあぁおもしろいなと感じる記事、今は情報が古くなっている記事、恥ずかしく、切なく、それでいてうらやましくなる類の記事。
読み返して、そういった色々な記事に触れ、刺激を受けながら、金曜日の更新を楽しんでいこうと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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