「授業は難しい。だから楽しい」とはなかなか言えないけど、うまくいってない部分を打開して楽しめるようになりたい

授業で難しい、と感じるのは、「どうすれば数学を学ぶ気になってくれるのか?」というところ。これがほんまに難しい。
ぼくの赴任している高校の生徒は、勉強することに苦手意識というか、高校に入るまでの経験で勉強することに対してポジティブな感情よりもネガティブな感情を抱きがち。
そうならざるを得ないこともあるよな、と感じる。
特に数学のような積み上げていく教科は、小学校あたりでつまずき、そのつまずきから先「わからない」の経験が積み重なっていってしまうことがある。
そうなると、なかなか数学を学ぶことに対してポジティブな感情を抱きにくい。
聞いてもわからん授業を受け続けるのは、かなりの苦痛やから。
そういう生徒もいる中で、どうやったら「ちょっとやってみよう」と実際に取り組んでもらえるのか、「これはどうなるかな?」と考えてもらえるのか。
加えて、ぼくの赴任校は単位制の高校なので、「単位さえ取れたらいい」と考える生徒も多い。
中には、進級できる分の単位があればいいから、数学の単位は取れなくても他を取ればいいし、と考える生徒もいる。
そんな生徒たちに授業に、数学に取り組んでもらうには、どうすればいいのか。
いかにして単位目的ではなく、学んでもらえばいいのか。
とても、難しい。

と、ここまで書いてて、「何を弱音ばっかり言うてるんやい」「ぐちぐちと不満を漏らしてるんやい」と言う気になってきた。
何かしら、打開策はないものか。

今、顕著に現れてるのは、同じ内容を扱い、同じように授業を展開していても、うまくいっているクラスと全然うまくいってないクラスがある、ということ。
授業は、ぼく一人でやるものではない。授業を受けている生徒と一緒に作るもの。
みんなの協力がなければ、まともに授業をおこなうことなんてできない。
一人一人、日によって調子にばらつきがあるので、みんながみんな毎回ちゃんと授業をうけることができなあかんとは思ってない。
けど、日によってばらつきがあったとしても、「よし、やろう!」と思ってくれている生徒が一定数いると、クラス全体が自ずと取り組む雰囲気が出来上がる。
取り組む雰囲気ができているクラスは、多少の私語はあれど授業の妨害になるようなことをする生徒も少ないので、授業をしやすいし、生徒もよくやってくれるので、定期考査の平均点を見ても明らかに高い。
じゃあ、いかにそのようなクラスの雰囲気に持っていけばいいのか、という話になってくる。
クラスが違えば同じように授業をするとうまくいかない。であれば、何かしら変化を加えないと。
同じ題材を使うからといって、同じ授業にしないといけないわけじゃない。
クラス全体の授業に取り組む雰囲気づくりがうまくいきそうなやり方を考えればいいのか。
クラスによって、やり方を変えて雰囲気を引き出せばいいのか。
うまくいっていないクラスに関しては、大胆に変えていっていいかも。
うん、打開策になるかはわからないけど、やってみようと、試していこうと思うことは定まった。
もっと生徒に目を向け、分析して、取り組む雰囲気を作っていけたら。

と、こんな風に、授業について考える時間をもっととることができればなぁと感じる。
考え、試し、いい方法を探っていきたい。

では、お読みいただきありがとうございました。