ぼくのScrapboxの使い方 その3〜「book scrapbook」読んだ本のログと感想〜

今回はScrapboxで使っている3つのプロジェクトのうちの2つ目、book scrapbookについて。パブリックの設定にしており、誰でも閲覧が可能となっています。
こちらのプロジェクトでは、自分の読んだ本の感想や、本を読んで学んだことなどを書いていっています。また、以前利用していた「メディアマーカー」という読書管理のサービスに残していたログをインポートしています。

1冊1ページで本の情報を記録していき、出版社や著者をタグづけし、できるだけ各ページが、本の情報をもとにしてつながるようにしています。
Scrapboxでは、タグをつければページの下に同じタグがついているページが一覧となって現れるので、1冊の本の情報をもとに、他のいろんな本への導線をごくごくかんたんにつくることができます。
また、感想中の言葉や文章をブラケット「[]」で囲み、本の情報だけでなく、その内容や、そこから想起される言葉の数々によっても、ページ同士を結びつけることができます。

本を読み終えると、テンプレートに従ってその本の情報をまとめ、感想を書きます。
発行された年、出版社、著者の3つの情報はすべてブラケットで囲み、同じ著者や出版社の本どうしをつなげています。
感想中の言葉や文章も積極的にブラケットで囲むことで、本の内容やそこから想起された事柄によっても本どうしをつなげます。
そうすることで、一つのページからいろーんな他の本のページへと渡り歩くことができ、「book scrapbook」を訪れた人は、興味の赴くままに、いろんな本についての感想を読むことが可能です。
現状はメディアマーカーに記録していた本がほとんどで、短い感想が書かれたページが多くを占めていますが、ちょくちょく各ページを更新して、感想以外にもどんどん書き入れていけたらな、と思っています。

ちなみに、この「book scrapbook」は、完全に「Honkure」というサイトの真似事を、Scrapboxでやっているプロジェクトになっています。Scrapboxを使えば、Honkureの形態をいともかんたんに踏襲できるな、と思ったのが立ち上げたきっかけで、思った通り手軽に様々な本をつなげていくことができております。

さらに、今考え中なのが、今回の「book scrapbook」プロジェクトと「/choiyakiBox」を統合しようかどうか、ということ。
/choiyakiBoxには、本に関連するメモも少なからず存在します。なので、両者を統合し、一つにすることで、本の感想やそこから考えたことと、いろいろ思いついたことのメモが、同じ言葉をもとにどんどん繋がっていくと考えると、なかなかに楽しそうやな、と思ったりするわけで。
さらには、本の感想ではないメモと本の情報がつながることも往々にしてあるでしょう。そうなれば、おもしろそうなことになりそうな感じがプンプンします。
8割型統合する方向に傾いているので、あとは作業する時間をつくってやってみるのみかな、といったところ。統合は、そう遠くないっぽいです。

今回で、

  • All
  • choiyakiBox
  • book scrapbook

の3つのプロジェクトのうち、2つの紹介が終わりました。残すは、「All」のみ、なわけですが、Allはその名の通り、すべてを統括するプロジェクトとなっているので、これまでの2つのようにサクッと紹介できる規模ではないかも、と思ったりしています。中でも、手帳としての役割が大きいので、まずはそこから書き始めたいとおもいます。

では、お読みいただきありがとうございました。

ぼくのScrapboxの使い方 その2〜「choiyakiBox」着想メモ置き場公開用〜

その1で全体像をざっくり話しました。次に、実際に各プロジェクトの役割と運用について触れていきたいと思います。
まずは、「choiyakiBox」。こちらはパブリックなプロジェクトとなっています。

日頃、いろんなことをメモします。
ふと思いついた「あれやらな」であったり、突然ひらめいた「こういうことか!」であったり、「やったこと」を書き留めたり、人から聞いたことをまとめたり。
それらを、状況に応じていくつかの媒体にメモします。
iPhoneが取り出さなければ紙に書きますし、手帳に書き入れることもあればメモ用紙に書くこともあります。
PCが使えたり、iPhoneを使ってメモすることができるなら、Scrapboxに書きつけることもありますし、残す必要のないメモであれば他のアプリに書くこともあります。
挙げればきりがなくなってきますが、そんな数々のメモは、すぐに破棄してもいいようなものは除いて、基本的には極力Scrapboxに転記するかScrapboxに直接メモするようにしています。

そんな数々のメモの中でも、とりわけ重視するのが「着想メモ」という類のもの。
着想メモって呼んでますが、そんなたいしたものではまったくなく、「こういうことか!」と思ったことや、「こうなんちゃうか?」と感じたこと、「こうすればうまくいくやん!」と気づいたことや、「こうすればうまくいきそうじゃないか?」といった仮説みたいなものなど。
で、この着想メモの特性として、ほんのたんなる思いつきなので、思いついて書き留めた段階ではどう使うのかが定まっていない、ということ。これまでEvernoteにメモした時期もありましたし、Workflowyに書きためていたときもありました。それを今はScrapboxに書いて、「/choiyakiBox」のプロジェクトにためていっている、という感じです。

メモした段階では、何に使うか用途が定まっていない。ということは、ただメモするだけでは使われることはおそらくずぅっと来ない、ということ。実際、EvernoteWorkflowyに着想メモを書いていたときは、書かれたメモはあまり使われることなく、どんどん死蔵していくのみでした。
そこで、Scrapboxに書く際には、できるだけリンクをつけるようにしています。というのも、リンクづけしておけば、他のメモを書いたり、見たりしているときに、下の関連ページたちにふっと表示される可能性が高まるから。
着想メモは、何に使うかわからないがために、放っておいては目に触れないので、他のメモとできるだけリンクさせて出てくる可能性を上げておく。と、目に触れる機会も増え、目に触れれば書き直すこともあるでしょうし、実際にそのメモがほかの文章の一部分として組み込まれることも出てきたりします。

加えて、Scrapboxのcssで見えかたをいじることで、/choiyakiBoxで表示される関連ページは、本文がたくさん表示されるようにしています。
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これは、いちいちそのページに飛ばなくても、どんな内容が書かれているのかわかるようにするため。そのほうが、今書いていることと関連のある内容のページをさっと確認することができ、画面上に、パッと内容の確認できるページを一度にたくさん表示することができます。
また、/choiyakiBoxにメモされているのは、ほんの思いつきがほとんど。内容が長々と書かれているものは少ないので、本文の表示部分が増えれば、そのページに何が書かれているのかをほぼほぼ把握することができるのも、一つの利点です。

/choiyakiBoxはパブリックにしており、誰でも見れるようにしています。これは、主にブログと紐付ける意図で。
今回の記事内にも、いくつかリンクが埋め込まれていますが、それらはすべて/choiyakiBox内のページに紐付いています。
ブログの記事をScrapboxで書いており、書きながら出てきた言葉や文章をブラケット「[]」で囲むことで、同じ言葉や文章がページ内でブラケットで囲まれていたり、タグ付けされているものがすべて下に表示されます。こうして過去に書いたことを見ながら、その気になれば今書いていることに組み込みながら記事を書き進めています。
で、それらScrapbox内の関連ページを、他の人も見れるようにしておいてもいいんではないか、ということで、/choiyakiBoxはパブリックにしている、というわけです。

この/choiyakiBoxは、自分個人用のプロジェクト「All」の数々のメモのうち、着想メモをこちらにコピペしてくることで、ページ数を増やしていってます。つまり、着想メモの公開用のプロジェクトという役割、ということです。
メインはあくまで「All」と名付けているプロジェクトで、そこにすべてがあり、その中の「公開してもいいかな」と感じるの一部分をそのままコピーして、/choiyakiBoxや次回書くbook scrapbookにて公開している、という運用方法をとっています。

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おそらく、一番「Scrapbox的」な使い方をしているのが、この/choiyakiBox
はじめは、「All」にすべてを統合していなかったので、/choiyakiBoxに着想メモをためていっていました。でも今は、すべてのメモは、もれなく「All」にあるので、自分でこのプロジェクトを見ることはあまりなくなりました。あくまでも公開用という役割になっています。なので、ぜひぜひ一度のぞいてもてくだされば、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

ぼくのScrapboxの使い方 その1〜ざっくり全体像を〜

ぼくの中で、今、最もお世話になっているのが、「Scrapbox」。
これまで使ってきたEvernote、Workflowyに次いで、今後も使い続けていきそうな雰囲気満々なサービスです。
使い始めてだいぶとたち、かなりなくてはならないツールになっているので、ここいらで一度自分の使い方についてまとめておこう、と思い立ちました。
というのも、Scrapboxはその性質上、使い方を限定することなく、いろいろと発見しながら深めていくことが推奨されており、倉下さんのScrapboxについての指南書、「Scrapbox情報整理術」においても、使い方が限定されるようなことは書かれていません。であるがゆえに、具体的な使い方は各自いろいろと考えては試していくことになるわけですが、使い方の例が、たくさんあればあるほど、自分に合わせた使い方を選択できるという反面もあると思います。
Scrapboxに込められた考え方や、操作方法は「Scrapbox情報整理術」を読んでいただくとして、そこから具体的にどう使っていくかの例の一つになればいいな、という思いもあり、超具体的な使い方の話を書いてみようと思ったわけです。

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現状、着実に中のページ数が増えていっているのが、3つのプロジェクト

になります。「All」はプライベート、「choiyakiBox」と「book scrapbook」はパブリックで、だれでも見れるようになっています。(ちなみに、ブログの記事内でリンクになっている言葉があると思うのですが、それらはほとんどが「choiyakiBox」内のページにつながっています。ブログの記事に関係のある内容のメモを垣間見ることができるようになってます。)
それぞれのプロジェクトの役割は、

  • All:タスク管理、着想置き場、読んだ本のログと感想など、文字通り「すべて」
  • choiyakiBox:着想置き場
  • book scrapbook:読んだ本のログと感想

です。

「All」には、ほかの二つの「choiyakiBox」と「book scrapbook」にあるページもすべて含まれており、

  • Allのデイリーページに着想を書く
    • 書いた部分を新しいページとして切り出す
    • 「choiyakiBox」もしくは「book scrapbook」にもコピーを作成する

という手順を踏むことで、Allに書いた内容の中で、ふとした思い付きや本の読了後の感想についてを「choiyakiBox」や「book scrapbook」切り出していく、ということをやっています。Allに書いたことの中で、パブリックにしたいものを切り出しているわけです。
この使い方をしていると、Allにはタスクを管理するためのページがあれば、本についてのメモや感想を書いたページ、はたまた何気ない一言だけのページなど、いろんな種類のページでごっちゃまぜになります。もうそれはそれは見事に混沌としています。が、それでも大きな不都合はなく、必要な情報を引き出すことができるところがScrapboxの強みかな、と思います。
ブラケット「[]」によるリンクづけと、あいまいな言葉でもじゃんじゃん候補を出してくれる検索が、容易に情報を引き出すためのキーになっているのですが、その話はまた次回以降ということで。

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今回は、ざっくりと全体像の解説に留めておき、次から各プロジェクトの詳細について書いていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

Evernoteの強みは、なんでも蓄積していけるところと、これまでの蓄積があるところ

Evernoteの強みは、なんでも蓄積していけるところと、これまでの蓄積があるところ
Evernoteにはけっこうな量のログが残っている。自分の身の回りや家族のこと、あったことやったこと、はたまた思いつきや発見、着想を書き記したメモ。
Evernoteでキーワード検索をかければ、ほしい情報が大概はひっかかってくれる。ピンポイントではないけど、かなり絞れる。ノートが数万あったとしても。Evernoteを使い始めてから今までの数年間に蓄積されてきた個人的な情報が、検索かけるだけで手軽に引き出してこれるのは、なかなかにすごい。

Evernoteに保管してあることの中で、後から参照されるものは過去ログがほとんど。着想をメモしたものも大量に保存してあるけど、それらがまた使われる、見返されることはほぼない。
アウトライナー を盛んに使うようになったあたりから、メモをEvernoteに書くことは激減した。
さらにScrapboxが出てきたことにより、メモをEvernoteには一切入れなくなった。Scrapboxやアウトライナー により、Evernoteは着想メモの保管には適していない、というのが浮き彫りになったから。

アウトライナーやScrapbox以外にも、情報を保存する媒体はいろいろある。手帳やノートも含めると、日常的に、結構な数の媒体に触れている。
最近扱ったものについては、どこを見ればなにが書かれているかわかる。けど、数年が経つと、どこに書いたか、どこで述べたか、どこに保管しておいたかがわからなくなる。短いスパンではなく、長いスパンで見ると、これまでのいろんな情報が、Evernoteという一箇所にとりあえずは存在している、ということの強みは、でかい。
いつ起こったことなのか、いつメモしたことか、どこに書いたのか、ちゃんと書き残しているのかどうかすらわからない。けど、とりあえずEvernoteを検索してみると、出てきたりする。Evernoteをそういう場所にしておく。
ほんーのひと手間かける。「Evernoteにも保存しておく」というひと手間を。ぽいっと放り込んでおくひと手間を。

いろんな媒体に散らばる情報。それらを一つにまとめるられることの価値はけっこう高い気がする。普段はほかのツールやアプリを使うけど、とりあえずEvernoteにも残しておく。いざ数年前のことを参照したければ、Evernoteで検索かければ見つかる。そういう場所。
Evernoteの強みは、なんでも蓄積していけるところと、これまでの蓄積があるところ。
Evernoteの使い方として、ログの蓄積に特化すると、すごい頼りになる存在に思えてくる。どうか、ずーっと続いてほしいな、Evernote。

シェイクの始まりはキーボードショートカットから

最近やっとようやくアウトライナーを使えるようになったな、と感じる。「あぁ、これがシェイクなんか」と実感できた気がする。

これまで、アウトライナーを使ってきてたこともあり、シェイクとはなんぞやってことも理解しているつもりでいた。けど、実はあんましわかってへんかってんな、と気づけた。

基本的に、ぼくはiPhoneとiPadを使っていた。なので、アウトライナーもこの両方で使えるものをあれこれさがしては試していた。
iPhoneではアウトライナーを親指で操作する。
iPadでは、キーボードを接続してアウトライナーを操作する。けど、ショートカットキーが思うように使えるものが、ほぼない。一番いいかな、と思ったのが「outlinely」というアプリやったけど、コピペにバグがあるっぽくて、やっぱり思うようには使えない。
つまり、iPhoneやiPadでアウトライナーを使っている限り、キーボードショートカットを思うがままに使う、ということができない。

Tak.さんは、アウトライナーとは、

  • アウトライン表示の機能
  • アウトラインを折りたたむ機能
  • アウトラインを組み替える機能

の3つを備えているもの、と定義してはる。
シェイクを行うために必要なことが、これら3つの操作が思うがままに使えること。iPhoneとiPadのアウトライナーアプリから離れ、PCにてアウトライナーを使うことでようやくそれに気付くことができた。

シェイクの入り口は、キーボードショートカットを使い、アウトライナーを操作すること。アウトライン操作の5つの〈型〉は、ショートカットによってスムーズに行うことが可能になり、結果、文章はシェイクされる。

長くアウトライナーを使ってきたけども、まだまだ奥が深く、そして楽しい。
では、お読みいただきありがとうございました。

テキストメモに、手書きのメモと同一の扱いを求めるのは無理があるとようやく気づいた

PC上での、ちょっとしたメモたちの扱いの思うようにいかなさに、うんざりすることがある。
情報カードにメモをし、書きためたものを見返す、というようなことをしたことがあったり、付箋にいろいろと書き出して、壁にペタペタ貼って何かしら考える、みたいなことをしたことがある人は、このうんざり感、わかってくれるのではないか。
メモを移動させたり、順番を並び変えたり、配置を変えたりするのは、何かしらのアプリをつかえば快適にできる。でも、どうやったって紙片に手書きしたメモたちを扱うことに比べると、操作の自由度や府感性が限られてしまう。
さらに、メモの数が増えれば、PC上ではけっこう壊滅的な感じになる。全部見渡すことはできなくなるし、移動やグルーピングするのにえらい手間がかかったりもする。

これまでは、テキストメモを書き溜めていくために、紙の情報カードの扱いに似た感覚が得られるアプリやサービスを探していた。カードとしてメモを保存することができ、それらのカードの順番を入れ替えたりグルーピングできるものを。
で、一番近しいのがアウトライナーにメモを書きためることだと結論して、実際にいろいろと書きためてってた。けど、やっと「うん、手書きと同じことを望んでたらあかんな」ということに思い至った。
アウトライナーに着想メモを書くと、確かに情報カードに近しい感覚が得られる。が、「操作」に関しては紙のカードにはどうやったってかなわない。情報カードと同じように使えるものを探して書きためてっても、それらを操作する時にもやっとするのだから、テキストメモの扱いには別のアプローチがいる。
そう強く思いはじめたのは、Scrapboxを使い始めてから。

Scrapboxのプロジェクトの一つに、着想メモをためていっているのがある。
choiyakiBox
このプロジェクトの表示を、CSSをいじってちょっとデフォルトとは違ったものにしてる。

ページ下部の関連ページの本文の表示量を増やし、そんな文章量が多くなければ内容がすべて表示されるようにしてみた。わざわざそのページに行かなくても、書かれていることが確認できるように。
今注目しているメモに関連するメモのみが表示される。
これが、テキストメモの保管の一つの解ではないか、と思ってる。

Scrapboxでは、ひとつのページを開くと、それに関連するページも同時に下に表示される。
で、関連ページの内容も表示されるようにしているので、一つのページを見ると、自然と他のページも目に入ることになる。
今開いているページに関連のあるページが、下にずらりと並ぶ。どれか気になったページを開く。と、さらにそのページに関連するページが下に表示される。
こうやってメモを見返していく行為こそ、テキストメモを「くる」ことに他ならないし、これであれば、メモがどれだけ増えたとしても気にならない。すべてをくるのではなく、今見ているページにちょっとは関連のあるページだけをくっていくことができる。

紙のメモで可能な、多くのページを一面に並べて俯瞰するってことはできない。
一つ一つのメモを、自由自在に操作することもできない。
そのかわりに、今見ているメモに関連するメモをパッと見返し、くることができる。紙のメモは増えすぎると見返しきれなくなるけれども、Scrapboxなら、数多あるメモから関連するものだけに絞り、くっていける。
これはきっと、テキストメモを紙のメモと同じように扱いたいって考えてばかりいては思い浮かぶことのないメモの扱い方ではないか、と思う。その意味で、紙では実現し得ないことを実現できている。

Scrapboxにはできないことが紙のメモでは可能であり、紙のメモではできないことをScrapboxでは実現できる。
どっちがいい、ということではなく、どっちも楽しみながら今後も使っていきたい。

では、お読みいただきありがとうございました。

Evernoteを紙のノートっぽいイメージで使うために

Evernoteでは、そのまま使うだけでは、個々のノートたちを、紙の、一冊のノートっぽく感じない。ノートブックよりも、カードという感覚の方がどうしても近い。
ノートの一つ一つがバラバラに存在するってのが1番大きい要因やろう。
そこで、 Evernoteを「一冊のノート」っぽく使うためには、ちょっとした工夫がいることになる。


Evernoteでは、「ノート」や「ノートブック」という名称が与えられてるものの、感覚としてはずっとカードやカードの分類箱ってイメージがつきまとってた。
そんな中、使ってる紙のノートにバレットジャーナルを参考に手を加えることで、より使いやすくなった。そこで、Evernoteでもバレットジャーナルを参考にしてみたらどうか、という風に思った。思ったらやってみるのみ。
ただ、マンスリーやウィークリー、デイリーは紙のノートで快適に運用できてるので、 Evernoteで試してみるとなると、そのほかの部分、ということになる。というわけで、プロジェクトノートを Evernoteにまかなってもらおうと決めた。

では、バレットジャーナルをどう参考にしたか、というと、インデックスを作ったこと。
1つのノートに1つのプロジェクトを割り当て、ノートを作成する。で、そのノートのリンクを取得して、インデックスノートに、箇条書きで追記していく。
Image
こうすることで、このノートを開けば、どのプロジェクトにもジャンプできる。
この「ノートを開き、該当のリンクをクリックする」ことが、「ノートを手に取り、該当のページを開く」感覚とちょっと似てる。そう、インデックスを作っていくことが、Evernoteをノートっぽく使うことの大事な要素であることに気づいた。


Evernoteのノートの一つ一つは、バラバラに存在して、ノートというよりかはカードっぽい。でも、インデックスを作ることで、バラバラのタードたちを束ねる効果がある。
インデックスを作ることが、バラバラのカードを束ねて「綴じる」作業といえるかもしれない。
リンクを活用して、お目当てのノートへジャンプするという一工夫が、Evernoteをノートっぽいイメージで使うときには必要かなぁと思う。

では、お読みいただきありがとうございました。

「Porter」が切り開く、iPhoneにてScrapboxでの「ブログ書き書き」

最近、iPhoneでブログを書くことが多い。というのも、

  • Scrapboxで記事を書き始めた
  • 画像の挿入などは、iPhone便利
  • Porter」が使いやすく、iPhoneからもScrapboxが快適に使える
    Porter for Scrapbox
    カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

あたりが重なってのこと。

iPhoneのみでアウトプットのフローはつくれるか?とか考えたりしてた。これを考えてたときは、Porterを使っておらず、iPhoneからはScrapboxは使いづらかった。その使いづらさをPorterが克服してくれたので、着想をとらえ、まとめ、整理して文章化する、一連の流れがけっこうiPhoneだけでできるようになってたりする。
テキストの受け渡しにも難があった。けど、これはScrapboxでブログを書き始めたことと、Cartaを使い始めたことによって受け渡し自体が必要なくなっている。


以前は、WorkFlowyもしくは名刺サイズの情報カードにメモを集め、Scrapboxに束ね、それをみてブログを書く、という流れだった。
それが今は、TextwellのCartaにメモを集め、Scrapboxに束ね、Scrapboxの他のノートを参照しながらPorterにてブログを書いている。
Scrapboxで文章を書くと、リンクがつながり、他のノートが勝手に下に表示されていくので、参照しやすい。
となると、すべてがiPhoneで済むことになる。
PCで、脇にScrapboxを表示させながらBearで書いていくのはそれはそれでいいけども、iPhoneだけでも十分に書いていける感触がある。
メモは、TextwellのCartaを入り口にして束ね、Scrapboxへまとめていき、Scrapboxで記事自体を書いてしまうので、メモの受け渡しはすごく簡単。


以前はそこまでiPhoneからScrapboxを使うことはなかった。というのも、ScrapboxはiPhoneはちょっと使いづらい部分が多かったから。それを快適にしてくれたのが、「Porter」。iPhoneでブログを書ききるまでできるようになったのは、「Porter」による部分がすごく大きい。

  • スライドカーソル
  • 拡張キーボードにより、コピー・カットやペーストが簡単に
    • リンクや引用文もサクッと
    • 文字の大きさもすぐに変えられる
  • 簡単に画像を挿入できる
  • Scrapbox記法からMarkdown記法への書き換えるアクションを作成可能

あたりが挙げられる。
無料のアプリなので、iPhoneからScrapboxを使いたい人は、ぜひぜひ。


Cartaで着想メモをとらえ、まとめて、Scrapboxに保管し、それらを参照しながらブログを書く。この一連の流れをiPhoneのみでできるようになったことが、「書く」という活動に与えた影響は大きい。おかげで、以前よりも少し、ブログが更新しやすくなった。

PCに比べるとなにかと制約のあるiPhoneやけど、うまいこと使いながら、書くことにも活用していきたい。

では、お読みいただきありがとうごいました。

Textwellアクション「Carta」を、着想メモ置き場に

「Carta」というTextwellのアクションを使い始めてる。

こちらの記事にて、紹介されているもの。ありがたく使わせていただいてます。

本来は文章を書くためのアクションみたいやけど、それをデジタル上での情報カード置き場みたいな役割にしようと考え中。
見た目を大幅に変え、画面上にカードが並んでいる感じにして使ってる。

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メモの粒度としては、一番細かいものをとらえる予定。


メモには、いろんな粒度がある。細かなメモもあれば、大きめのメモもある。
一番細かいメモは、ふっと思いついたアイデアであったり、やらなあかんと思った事柄であったり、そういうもの。だいたいは、100文字以下。で、1日の中で、この粒度のメモが1番い気がする。
ちょっと大きめのメモは、Scrapboxにメモしてるものとか。たいていは、一つのテーマについて書かれたもの。やから、タイトルがつけれる。1番細かなメモにはタイトルはつけれないけど、それより大きくなるとつけれる。その違いは大きい。
で、さらに大きなのが、ブログのひと記事。いくつかの見出しから構成されてて、情報としてまとまりがあるもの。

そんなイメージを持っている。


Textwellのアクション、「Carta」でとらえたいのは、このなかでも、1番細かなもの。
以前「PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに」で書いた通り、ぼくは発見メモの類を名刺サイズの情報カードでとらえているけれども、これらは1番細かなメモ。
アナログでは、この細かな発見メモをとらえることができてたけど、iPhoneでそれをとらえきれてなかった。
メモして、アウトライナーに放り込んでたときもあったけど、結局はそのあとなかなか活用されず、メモっただけで終わることがほとんど。
今回この形式にして、うまくはいくかはわからないけれども、手書きのほうはまだまずまず運用できてるので、それに似せたらもしかしたらいけるかも、と思って。


方針としては、積極的に分類していく、というか、近しいカードは近くにかためておく、ということを考えてる。
Cartaのアクションを起動するごとに、それまでのカードが目に入るので、その時点でできるだけ近しいものがあるところに置くようにしようかな、と。
細かなメモは、単体ではあまり意味をなさないことが多い。ので、他と積極的にくっつけてったほうがいい気がする。積極的に分類していったほうが(断片(着想)メモの活用)。
実際、名刺サイズの情報カードに書いたものは、見返して近しいものはかためてまた束に戻して、ってのをずっと繰り返しつつ、まとまりができれば見出しをつけてScrapboxに転記して、アーカイブするってのをやってる。で、なんとかメモが増えすぎることなく、その運用法は破綻をすることなく続けることができてる。

Cartaは、一覧性がいいわけではないし、機能的にたくさんのメモを保管するようにはできてない。からこそ、積極的に塊をつくって次のScrapboxへまとめていき、使ったカードはCartaからは消して増えすぎないようにしないと、という気持ちが起こる。
この点も、名刺サイズの情報カードと同じ。
増えると破綻しそう、やからこそ、まめに見返し、近しいものはかためて、まとまりできたらタイトルを与えてScrapboxへ。


実際は、まだメモし始め。メモはそんなに多くない。ただ、手書きでもiPhoneでも細かなメモをとれるようになったので、メモはどんどん増えていくと思う。
増えすぎて破綻するか、増えつつもまとめる作業によってメモを減らし、コントロールしつつ細かなメモを活用していけるか。しばらくは様子を見てみたい。

では、お読みいただきありがとうございました。

Scrapboxで記事書いて、中のメモも誰でも見れるように

毎日読むのを楽しまにしている「R-style」に、「Scrapboxでの記事執筆」ってのが04/13にアップされていた。最近ぼくも似たような書き方しはじめてて、でも全く何も書いてない状態からは書きはじめたことなかったので、この記事に書かれている通りに一度ブログを書いてみようと思って書きはじめたところ。

「ブログ」というワードを[]でくくると、下にぞろぞろとほかのScrapbox内のノートが出て来た。


記事に書かれてたのと同じような書き方をしてるけど、一点、それをするにあたって変更したことがある。それは、Scrapboxの、自分のメモを書きためてるプロジェクトをプライベートからパブリックに変えたこと。
なんでかというと、Scrapboxでは、[]でくくると、くくられた言葉をタグ付けしてる、もしくはおなじように[]でくくっている、他のノートと結びつく。リンクが貼られる。
で、そのリンクは、個別のURLを持っている。
ということは、Scrapboxにて、いろいろな言葉を[]で囲みながらブログの記事を書いたあと、それをそっくりそのま、リンクもろとも公開すると、ブログ記事内にScrapboxへとぶリンクが貼られることになる。
なので、設定をパブリックにしておくと、Scrapboxにとんでその中身のノートを見ることができるようになる、ということ。
と長々と言葉で説明したけど、実際にこの記事内の「ブログ」という言葉のリンクや、「Scrapbox」というリンクを踏んでみてほしい。
きっと、ぼくのScrapboxへとジャンプして、そこに書き溜められた、その言葉に紐付けされているノートがずらずらと画面下に表示されているページにとぶはず。
ただのメモやけれども、Scrapboxに書き溜めているものは、細々したメモたちを集めて、ある程度まとめたものがほとんどなので、公開する意味はあるかな、と思ってやってみることにした。


というわけで、記事のはじめから最後までをScrapboxで書いてみたけど、今回はこんな感じのエントリになった。結局は下に表示されたノートたちの内容を使うことなく一つ書き上げたけど、でもやっぱこれまでに書いたメモたちが下に表示され、簡単に参照できつつ書いていくのは、なかなかおもしろい。
今後は、ブログの記事はScrapboxで書いていこうかな、と考えてる。
ある程度のまとまりをもった文章を置いておく場所としてScrapboxは優れてるんちゃうかな、という気持ちは変わらないので、ブログの文章もScrapboxに加えていこうという魂胆。
Scrapboxで書いて、ブログに公開。その流れを作っていけたらな、と思う。

では、お読みいただきありがとうございました。