文章の推敲にiPhoneを用いて、自分の中の「推敲モード」のスイッチを入れる

書く話。
ブログを仕上げるとき、けっこうiPhoneを使ったりしています。
「仕上げて投稿」を、iPhoneでおこなってるんです。
仕上げに至るまでの文章を書いたりするのは、iPhoneは厳しい。画面は狭いし、文字入力はフリックでキーボードには勝てないしで。
でも、仕上げの段階は、iPhoneは案外向いてるのではないか、と思いました。

書くときのプロセス

先のエントリでも触れましたが、ブログくらいのさほど長くない文章を書く際、次のような段階を経ることが多いです。

  1. はじめのだぁーっと書き出すのはまっさらなエディタにて。
  2. そのあとは、アウトライナーへ投げて、うんじゃかんじゃする。
  3. 最終的に記事に仕上げる際には、マークダウンをプレビューしてくれるエディタへ。

執筆専用ブラウザ、という考え方 – iPhoneと本と数学となんやかんやと

iPhoneが向いている、というか、iPhoneでも全然いけるやんと感じたのは、この各段階の3つ目。「最終的に記事に仕上げる際」。

iPhoneは「読む」端末

なぜ、仕上げの部分だけならiPhoneが向いているのか。
それはきっと、iPhoneは「読む」端末であるから。

日ごろ、iPhoneを見るときは、何かしらを「読む」ために起動させることが多いです。
メールなり、SNSなり、Kindleなり、RSSなり。
対して、短い文章であれば「書く」ことも日常的に行ってはいるのですが、長文を書くのはどう考えたって苦しい。
つまり、iPhoneは「読む」端末であり、「書く」端末ではないということ。
とは言え、「書く」のには適していないながらも、短い文章であれば書くこともまぁできる。
iPhoneはそんな特徴を備えているのではないか、と思います。

ブログの仕上げの段階では、「書く」よりも「読む」ことをよくします。
仕上げまで来ると、だいたいの文章はもうすでに書けているので、文章を読み返し、全体の流れを整えたり、文章を整形したり、誤字脱字を修正したりが主な作業になります。
なので、仕上げの段階は読んではちょろっと修正して、の繰り返し。
書くのは「あ、ここ修正しよう」と思った一部分のみの、短い文章ばかり。読み返すことがメインです。
メールを書いたりツイートしたり、を日常的に行ってるがゆえに、iPhoneにて短い文章を書くことへの抵抗感はあまりないので、細かい修正くらいなら難なくできるでしょう。

つまり、「読む」がほとんどで「書く」がちょびっとなら、けっこうiPhoneは向いてる。
だから、ブログも仕上げの段階に入れば、iPhoneで投稿するまでもっていくことはさほど手間ではない、というか、けっこう快適さすら覚えたりします。
大幅な修正が必要であれば、iPhoneには手におえないので、またPCに戻ればいい。

「推敲モード」になることができる

結城さんのメルマガにて、「推敲モード」の話をされている回がありました。文章を読むときの自分のモードの話です。
それを読んで、「だから仕上げではiPhoneがしっくりくるのか」と合点がいきました。
iPhoneは「読む」端末という認識があるので、iPhoneにて文章を仕上げるときには、自分は自然と「推敲モード」に入ってくれるから、しっくりくるねんな、と。

メルマガでは、文章を読むときのモードとして「勉強モード」と「推敲モード」を挙げていました。
言われるとおり、確かに自分がどんなモードで文章にあたるのかってのはけっこう重要なんじゃないか、という気がします。
同じ読むのでも、勉強する気で読むのか、推敲する気で読むのか。
同じ書くでも、とにかく書き出すのか、人が読めるように書くのか。
ちゃんと切り替えながら文章にあたることが、できあがる文章のクオリティを左右しかねないのではないか、と。
そして、モードによって使うツールを分けることで、その切り替えを容易にできるとも思います。
「これ使うときはこのモード」みたいに、身体が勝手に覚えてくれる。

読み、修正し、読み、整え、読み、調整するのが、推敲モードの役目です。
そして、iPhoneは「読む」がほとんどで「書く」がちょびっとならけっこう得意で、意識せずとも推敲モードに入ってくれる。
仕上げの段階にぴったりなiPhone。
ブログの投稿を、けっこうiPhoneからしているその理由は、iPhoneを使うと「推敲モード」のスイッチが勝手に入ってくれて、文章の推敲がはかどってくれる、というわけだったんです。

おわりに

文章の書き方は、ひとそれぞれいろんな方法があると思います。
そんなに長くない文章であれば、はじめから最後まで一気に書き上げる人もいれば、何度も書きかえながら仕上げる人もいるでしょう。
いずれにせよ、自分が書いた文章を一度も読み返さないままにそのままどこかへ提出する、ということはなく、読み返して修正を加えるという段階を経ると思います。
そこで、読み返し修正するときにはあえてiPhoneを使ってみるってのが、いい風に働いてくれるかもしれません。

では、お読みいただきありがとうございました。

参考

結城メルマガ

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