追い出して見返し、日付をふってGTDをまわす

GTDとはGetting Things Doneの略で、一度は試してみてちょっとうまくいかなかった。GTDの手法には憧れるけど、なかなかストレスフリーな感じが持続できない。
ちょっと前に自分はそんな感じでして、でも、意図的に「2つのこと」に集中して実行していくことで、ある程度GTDの恩恵が受けれるように、続くようになりました。

やることはちょろっとでいい

  • 頭の中の「気になること」を”すべて”頭の外に追い出そう。
  • それらすべての「気になること」について、求めるべき結果と次にとるべき行動を決めよう。
  • そうして決めた、とるべき行動を信頼できるシステムで管理し、定期的に見直そう。

GTDの指南書である「ストレスフリーの整理術」の一番はじめ、ひらいてすぐの4ページ目に書かれているのが、この3つの要点です。
GTDはこの3つのポイントさえ守ればいいわけで、その具体的な方法が3つの要点の続きに詳しく書かれていきます。
で、この3つのポイントを実践する方法が詳しく書かれていても、具体的な方法を提示されたとしても、それを守るのがなかなかに難しかったりするわけです。実際、GTDというものを知ってから何年も経っていて、何度も実践してみているものの、なかなかちゃんとできずに挫折しっぱなしです。

たった3つのことですが、それすらなかなかに難しい。
なので、現状はさらに絞って、GTDの核の、ほんとにちょろっとだけをやっているという感じ。やっていることはちょろっとだけなのですが、なかなかに気になることをスッキリさせながら過ごせています。

追い出して見返す

やっていることは、

  • 気になることを頭の外に追い出す
  • 定期的に見直す

この2点。
ここさえ守ってれば、押さえておけば、GTDという手法の恩恵の大部分を得られるのではないか。ある程度は快適にGTDをまわせるんじゃないか。GTDキモはこの2点ではないか。そんな風に感じてます。
気になることは何だったていいからとにかく書き出し、頭の外に追い出す。で、その書き出したものを定期的に見返す。その2点を愚直に守っていく。
GTDの指南書である「ストレスフリーの整理術」では、「収集」「処理」「整理」「レビュー」「実行」の5つのフェーズに分けられています。が、とりあえずそれらは置いといて、

  • 書き出す
  • 見返す

その二つを頑なに守っていくのがいいのではないかと。

見返すために、日付をふる

で、どわぁーっと書き出したものを毎日見返すのは時間的にも労力的にも難しいので、明日見返したいことには明日の日付を、あさって見返したい部分にはあさっての日付を、というように、見返したい日の日付を、書き出した気になることたちにふっておく。
日付をふることで、見返す日時を指定しておくわけです。
これで、毎日その日の日付の振られた気になることだけを見返していくことで、気になることに対して、なにかしらの行動や、選択、決断をすることができるようになります。
気になることを書き出し、それを見返す日時を指定しておく。で、その日がきたら見返して、1日の行動の中に組み込む。そうやって、書き出した気になることを処理というか、完了させるというか、「とりあえずこれでオッケー」な感じにしていく。
それとは別に週1回ほどは、書き出された気になることたちをすべて見返す。週次レビューする。気になることの全容をざっくりつかむ。
最低限それさえできれば、GTDと言われる手法の恩恵を受けることができるように思います。

おわりに

GTDはボトムアップ。とにかくボトムアップです。
「ストレスフリーの整理術」には、気になることの扱いのプロセスや、分類について詳しく載っています。が、その部分って、自分で考えていくほうが確実に「使えるもの」になります。書かれていることは参考にしつつ、実際に自分が気になっていることをどうしたいかによって、扱い方やその分類を考えていくほうがいい。
分類する必要がなければしなくてもいいわけですし。
気になることを書き出す。それを見返す。その繰り返しの中で、自分の環境に見合った処理のプロセスや、分類方法をその都度考えていけばいい。そう思います。

とにもかくにも、

  • 気になることを頭の外に追い出す
  • 定期的に見直す

ことを続けていくこと。「水のように澄んだ心」に到達できるかはわかりませんが、少なくとも今よりは、自分がとるべき行動、やるべきこと、やりたいことがはっきりし、全体を把握することができるようになります。
それでけっこういい感じになるのではないかと。
そんな、完全無欠ではない、ゆるゆるざっくりなGTDこそ、続けていくことができるように思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

PDCAをまわしながら日々過ごす手帳の書き方〜タスク管理あれこれ4〜

手帳の使い方の基本的な方針は、「デイリータスクリストに紙のノートを使う。タスクシュートを意識して。 」 にて書いた通りなのですが、そこに新たに、加えたことがあります。

というのも、「自分を劇的に成長させる!PDCAノート」を読んだのがきっかけです。
PDCAサイクルについて書かれているこの本では、まずは1日の行動に対してPDCAをまわしていく、「デイリーPDCAノート」が提案されています。

タスクシュート式+デイリーPDCAノート

「デイリーPDCAノート」の書き方は簡単。A4の方眼用紙を、以下のように分割してPDCAのそれぞれを書き込んでいく、というシンプルなもの。

Planの部分は、その日の計画を書き込みます。具体的には、

824.
1 Pのフレーム(左端)に時間軸を記入する
2 手帳から、今日の予定を転記する
3 手帳に書かれていないが、思いついた行動があれば追加記入する

この方法、この「デイリーPDCAノート」、今の手帳に応用できそうとすぐに感じました。手帳を見開きで使えばちょうどA4サイズ。やってみたい。
すぐさま実行できると気づき、その日から試しはじめています。

時間軸を記入し、予定を書き込む。そのあと、思いついた行動を追加する。
このPlanの立て方が、今自分がやっている、紙のノートをタスクシュート式を意識して使う方法と全く一緒なため、「デイリーPDCAノート」の方法をすぐに実践できると思ったわけです。
あとは時間軸の隣に、Do,Check,Actionをそれぞれ書き込んでいくスペースを確保しておけば、今までの手帳の使い方はほぼ変えることなく、すぐにでも「デイリーPDCAノート」をそっくりそのまま実践していけます。

はじめは本に書かれているのと同様に手帳を区切り、やってみました。が、そこまでスペースを使わずとも、同じようなことを実践できることに気づきました。それが、ペンの「色」で、Plan,Do,Check,Actionを書きわける、という方法です。
ペンの「色」で、PDCAのどれについての書き込みなのかがわかるようにしてみました。

  • 計画(Plan)は「黒」
  • 実行記録(Do)は「青」
  • 振り返りや次の打ち手(Check, Action)は「赤」

という風に。

ペンで色分け、の注意点

本来の、ノートを区切ってPDCAそれぞれについて書き込む場所を確保しておく方法ではなく、ペンの色によってPDCAをかき分けていく方法には、ひとつ、注意したほうがいいことがあります。

先に紹介した「自分を劇的に成長させる!PDCAノート」では、PDCAのうちの「Do」を書き残すことが重要視されています。

859.
PもCもAもすべて大切なのですが、「D」がPDCAを回し続ける大前提になっています。なぜなら、Dとは「事実を残すこと」だからです。

事実を、事実のまま書き残す。そして、それを「Check」へとつなげる。

897.
「D 実行・実績」に対して、うまくいった原因、うまくいかなかった原因、次はこうすればいいかもしれない、といった気づきを書きましょう。

ここで肝心なのは、「Do」と「Check」を明確に書きわける、ということ。だから、ノートを区切り、PDCAそれぞれに、別々の場所を与えているのだと思います。別々の場所に書き入れていくほうが、よりそれぞれを意識して、書きわけることができます。
色によってPDCAをわける方法では、PDCAのそれぞれを書き込む場所がわかれていません。本来の方法よりも、「Do」や「Check」がごちゃまぜになってしまいやすい、ということ。なので、PDCAそれぞれの書きわけをより意識しておかなくてはいけません。その点が、注意すべきこと、と言えます。

そしてカードへ

手帳は、一週間に一度、パラパラと見返すようにしています。で、主に赤で書かれていることに目をとおしていきます。
赤色で書かれていることは、いわば、実行記録から得られた「次の打ち手」。新たなアイデアとも言えます。
「PoICを名刺サイズ情報カードで実践すると、蓄積は「発見」のみに」 でふれたように、ぼくは今、思いついたことや発見や着想を、名刺サイズの情報カードに書きためていっています。となると、手帳に赤色の文字で書かれている、次の打ち手(Action)については、他と同様に扱うためには、カードに転記したほうがいい、ということになります。カードの状態でも保管しておき、操作できるようにしておけばいいかな、と。
少し手間はかかりますが、積極的にカードに書き写し、蓄積していってます。

おわりに

毎日というスパンでPDCAをまわしていく。実際は劇的というほどの手応えを感じているわけではないものの、楽しさがあります。
パッと手帳を開いたとき、書かれている文字が適切に色分けされていると、とても把握しやすく、内容をカードに転記することによって、次の生産へとつなげていく。そのサイクルをおもしろく感じるんです。

タスクシュートにのっとって手帳を使いつつ、そこにPDCAサイクルを回す手法が合わさって、ひとつ、バージョンアップできたのかも、と、そういう気分です。しばらくは楽しく、紙の手帳を使い続けていくことができそうです。

では、お読みいただきありがとうございました。

一週間ごとのルーチンが習慣化できないことや、半年前に登録しておいたタスクがなかなか実行できないのは、「引き継ぎ」がうまくいってないから~タスク管理あれこれ3~

「やろう!」という気持ちは、減退します。そのときは「これをやったいいやん!やろうやろう!」と思っていいても、次の日になると、そのときのテンションは何処へやら。「うーん、まぁ、また明日で」って感じで先送りしてしまったり。
期間があくと、「やろう!」という気持ちはもっともっと減退し、ないに等しい感じになっちゃいます。
ってことで、何かを実行していくためには、過去に抱いていたはずの「やろう!」という気持ちをあてにせず、モチベーションに頼らず実行できるようにするのが望ましいというか、必要になってきます。

 

一週間ごとの行動を習慣化するのは、毎日繰り返すことを習慣化するよりもだいーぶと難しい。そんな実感があります。
タスク管理アプリに登録し、ルーチンの設定をしてあげれば、タスクリストには毎週ちゃんとタスクが生成され、「やること」として自分に提示されます。あとはそれを実行すればいい。けど、できない。
やろうと思っていることを、タスクリストは思い出させてくれるのですが、思い出したとしても実行できない自分がいる。そんな自分が実行できるよう、手を加えてあげる必要があります。

 

「やろう!という気持ちの減退」問題と、「自動的にタスクリストに生成されたタスクを実行できない」問題。一見違う両者ですが、その解決のカギは、どちらも「コミットメント」にあるのではないか、と考えています。

過去の自分から今の自分に

「やろう!」という気持ちが減退してしまい、タスクとしてリストに並んでいても実行されない。
一週間ごとのルーチンタスクとしてリストに並んでいるけれども、やはり完了させれない。
どちらにも共通するのが、「過去の自分が「やろう!」と思ったことが提示される」ってことです。
確かに、過去の自分は「これをやろう!」と思って、決意してタスクとして登録したのかもしれない。一週間ごとにリピートさせておけば、忘れることなる実行していけると思ったのかもしれない。
けれども、それは、あくまでも「過去の自分」が決意しただけ。「過去の自分」がリピートさせただけ。「今の自分」ではありません。同じ自分でも、全然別物。
「今の自分」がやろう!と決めなければ、たとえタスクリストに並んでいたとしても、実行されずに終わってしまいます。
「今の自分」の決意が必要、ということになります。

つまり、今日実行したければ、今日の自分が「やろう!」と思えている必要がある、ってこと。

勝手に出来上がるリストを、それ通りにこなしていく、こなしていけると考えるのは、あんまり現実的ではありません。
過去の自分が与えてくれたリストをそのまま実行していける、なんて虫のいい話はないわけです。
自分と相談し、「今日のリストを作る」って工程をふまなければ、過去の決意を引き継ぐことはできません。
そう、今日の自分が、タスクたちに対してコミットしなければならないんです。
となると、「1日の計画を立てる」ことは、タスクを実行していく上ではかなり重要であることがわかります。
過去の自分のおかげで、もうすでに今日やるタスクのリストができあがっているとしても、あらためてそれを眺めて、もう一度今日のリストを作り直す。書き直す。
必要なさそうなことがあれば消してしまい、新たにタスクを思いついたのであれば書き加える。
手間にしか思えない作業かもしれません。が、それは、過去の自分から今日の自分への引き継ぎ作業であり、タスクたちに対して、今日の自分が「やろう!」と決断する儀式でもあります。

おわりに

週リピートのタスクが実行できない、習慣化できないってのは、長いことぼくの頭を悩ませている課題です。「その日に考え、決める」ってのは、そのひとつの解決策になると考えています。この効果はけっこうバカにならなかったりする。
とはいえ、その日に1日の計画を立てたとしても、全てが必ず実行できるようになる、ってわけでも当然ないわけで。またほかの問題が出現するわけですが、それについてはまた回をあらためて。

では、お読みいただきありがとうございました。

デイリータスクリストに紙のノートを使う。タスクシュートを意識して。 ~タスク管理あれこれ2~

前回提示した、「タスク管理、三種の神器」。

  • スケジュール帳
  • マスタータスクリスト
  • デイリータスクリスト

スケジュール帳とマスタータスクリストは、「やること」をやり逃さないためのもの。
「やること」を実際にやっていく、こなしていく上で重要なのが、デイリータスクリスト。
長らく「たすくま」を使ってた。たすくまにて、朝起きてから夜寝るまでのすべての「やること」をリスト化し、行動していってた。
それで、不自由があったわけじゃない。なにかしら問題があったわけでもない。でも、一番いい方法か?と問われるとうなづけない気持ちも。
そこで、別のツールを試してみることに。試してみることで、いろいろわかったことがある。

ノートを使うことに

一日は、「スケジュール」と「タスク」からなる。スケジュールがあって、その合間合間にしかタスクをこなすことはできない。
合間合間がよくわかるのは、時間軸。軸にスケジュールを書き込むと、間にどれくらいの時間が使えるのか可視化できる。一日の流れを俯瞰できる。
だからぼくはバーチカルタイプの手帳が好き。あの、表示のさせ方が好き。
「たすくま」では、すべての「やること」がリストの形で表示されてて、スケジュールを書き込んだ後、どこに、何分くらいの時間が残されているかをパッと見て把握しづらいな、と感じてた。
というわけで、「たすくま」をいったん離れ、ノートにデイリータスクリストを担わせよう、ということになった。時間軸にスケジュールやタスクをのせていけるように。

なぜ手帳じゃないのか?書き込むスペースが少ないから。計画をし、実行し、実行した「やること」に作業ログを残すには、豊富なメモスペースが必要になる。そのスペースを確保するには、見開き一面に時間軸が並ぶバーチカルタイプの手帳では厳しい。
1日1ページも手狭に感じたので、見開き1ページを1日分とすることにした。ノートやからこそできる、柔軟で贅沢なページの使い方。

縦に一本線を引き、数字を書き込み、時間軸をつくる。そこにスケジュールを記入し、合間にタスクを書き込んでいく。
そうすると、ざっくりと一日を計画することができ、すべての「やること」が終わる時間の予想もつく。細かい修正を随時ほどこす、ということはできひんけれども、一日の計画時に今日の全容をざっくりつかむのであれば問題ない。
基本スタンスは、この方法。ここに、これまでずっとやってる「タスクシュート式」を加えていく。

タスクシュート式を意識

「タスクシュート」の詳細を学ぶことができる「なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?」に、「タスクシュート式」の定義が載っている。

  1. 「本日1日分の仕事」を1シートで管理する
  2. 「これからやる仕事のリスト」と「ここまでにやった仕事のリスト」を一元管理する
  3. 「1分以上時間のかかること」はすべて管理する
  4. すべての仕事の「見積もり時間」を出しておく
  5. 「本日1日分の仕事」がすべて終わったら何時になるかの予測を自動算出することで、常に仕事の終わる時間(または就寝時刻)をリアルタイムに把握する

これらをなるべく満たしながら、ノートで実践できないか、を考えた。
三つ目以降がなかなかに厳しい。「「1分以上時間のかかること」はすべて管理する」を厳密に実行するのは諦めた。そこまでの細かいタスクを時間軸に書き込むことはできひんから。けれども、ノートの豊富なスペースにはタスクを書き出しておくようにする。管理、とまではいかへんけれども、細かいタスクたちを把握はしておく。
4つ、5つめを実装するために、タスクの基本セットを30分にした。「25分+5分」のポモドーロテクニックを意識しての、30分。
縦に引いた一本の時間軸にスケジュールを書き込み、スケジュールの合間に30分のタスクをはめ込んでいき、一日の流れを組み立てる。割り込みがあったりしてタスクをひとつ後にまわすと、帰宅時間が30分後ろにずれ込む。そんな風すると、終わる時間はすぐ割り出せるようなる。
30分以上かかるタスクは、分割してそのサイズにする。30分かからない細々したタスクは、いくつか集めて束ね、30分になるようにする。
スケジュールの合間に30分がうまいことはまらないときは、あえてはめない。すると、隙間ができる。10分~20分くらいの隙間が。一日に1つくらいは、この隙間があるくらいがいいかな、と思ってる。

自由で不自由なノート

ノートは、一度記入すると、修正しにくい。
なので、一度計画を記入し終えたら、それどおりにこなしていこう、という気持ちが強くなる。
方眼の一つのマス目を20分とし、3つで1時間ぶんと決めた。その時間軸に、スケジュールを書き込み、30分のタスクを合間に入れていく。
実行中も、常に時間軸を意識できるのがいい。

ノートによってのタスクシュート式の実践は、割り込みにはめっぽう弱い。
で、一つルールを設けた。割り込みから帰ってくるときには、必ず調整時間をとる、ということを。その調整時間に、割り込みによってずれこむことになったタスクの時間の割り振りを調整し、修正する。で、またスタートしていく。
ノートを使うと、割り込みに対応しにくい反面、事前装填感が高まる。強くコミットメントすることになる。一度書き込んだら、簡単にはうごかせないから。タスクがシュケジュール化され、機械的に、時間がきたらスタートせなあかん感が増す。
割り込みがさほどないときは、かなりうまくいくことがわかった。割り込みがさほどないって、なかなかに特殊な状況やけど。
割り込みがあっても、調整時間を取ればまずまず修正していけることもわかった。この、調整時間を必ずとるってのがいい感じ。突発的なことが起こり、予定が狂ってもそのまま突き進むのではなく、一度立ち止まり、ちょこっとだけ計画を立て直す。ノートは、計画の立て直しを促してくれる。
でも、割り込まれまくったらこの方法では対応しきれないのは目に見えてる。そこがネック。

ノートは、記入は自由で、修正は不自由。それでタスクシュートのようなことをしようとすると、どうしても工夫が必要になってくる。不自由さをカバーできる工夫をすれば、自由を謳歌できる、のかもしれない。

おわりに

ノートを使う利点として、

  • 時間軸を意識できる
  • 修正しにくい分、コミットメントが強くなる
  • 割り込み後は、調整時間によって計画の立て直しが習慣化される

あたりが挙げられる。手書きでノートにあれこれ書きながら過ごすのも楽しい。

ぼくは、以前は一日の計画をたすくま上で行っていた。開始時間等々を気にしてやることの順番を入れ替え、それどおりにこなしていけるリストを作ろうとしてた。けど、「上から順番にこなしていけばいいタスクリスト」をなかなか作ることができてなかった。「やること」を終えた後いちいち「次はどれをしようか?」と考え、選び、スタートしてた。
時間軸を書き、そこにスケジュールとタスクをのせていくことで、リストでずらっと並べるよりも一日をイメージしやすくなる。任意に動かせてしまうタスクを、スケジュールのようにとらえることができ、「この時間がきたらこれをする」と、迷いが入り込む余地をかなり減らすことができる。上から順に実行していけばいいリスト、上から順に実行していけるリストがつくれるようになった。
実際、ノートを使うようになって、計画よりもたくさん休憩しすぎたり、リストにのっていないことをついつい始めてしまったり、ということがかなり少なくなった。

あと、もう一つ。
タスクを30分でひとつとし、ポモドーロ・テクニックを使うことで、集中度合いも上がった。5分の休憩を必ずはさむのがいい感じ。
時間軸に、スケジュールと30分のタスクセットをのせることよって一日の「やること」リストを計画する。
しばらくはこの形で毎日を過ごしていく予定。これと、たすくまを組み合わせて。

では、お読みいただきありがとうございました。

タスク管理、三種の神器 〜タスク管理あれこれ1〜

「やること」を管理すること。それをタスク管理と呼ぶんやろうけど、ここでは「やること」と「タスク」は分けて考えたい。
というのも、「やること」には「時間の定まっているもの」と「時間の定まっていないもの」があるから。

「スケジュール」と「タスク」

時間の定まっている「やること」のことを、「スケジュール」ということにする。
時間の定まっている、とは、「何時何分から、これこれがある」というような感じ。開始時間が定まっているもののこと。
終わりの時間が決まっているものもあったりする。

時間の定まっていない「やること」のことを、「タスク」ということにする。
開始時間は決まっておらず、いつやるかは自分の裁量にゆだねられている。ただ、基本的には締め切りがあるので、「いついつまでに完了させる」ってのは定められていることが多い。

「やること」には、毎日や毎週など、ルーチンであるものもある。というか、ルーチンの「やること」で一日の大半は埋まってる。
ルーチンであれ、「やること」に変わりはないので、スケジュールとタスクに分けられる。
普通は「ルーチンタスク」って呼ばれ方をするけど、スケジュールにもルーチンはある。
とはいえ、ルーチンであるものも、スケジュールならスケジュールとして、タスクならタスクとして処理していくことになる。
なので、今後は、「スケジュール」や「タスク」と書いているものには、ルーチンも含まれる、としたい。

タスク管理、三種の神器

三種の神器 その1「スケジュール帳」

その名の通り、スケジュールを管理する存在。
Googleカレンダー、マンスリーの手帳、ノート。。。
「〇月×日の△時□分から☆分間、★★がある」という情報を管理できるものならなんでもいい。

三種の神器 その2「マスタータスクリスト」

タスクを管理する存在。完了させるべきタスクの並んでいるリスト。
「マスタータスクリスト」は、今思いつく「タスク」のすべてが書き出されているリスト。
そこに書かれていることをすべてこなしていくのが自分のすべきこと。
新たにタスクが発生したら、このリストに加えていく。追加オッケーなリスト(オープンリスト)。
タスクの全容を把握するためのリスト。「ここを見れば、何に着手するべきかがわかります」って存在。

ちなみに、InBoxを設けておいたほうがいい。思いつくことをすべてこのリストに放り込んでしまうと、おそらくは時間がいくらあっても足りない。思いついたことは一旦InBoxに集め、吟味し、やるべきであればマスタータスクリストに追加する。

三種の神器 その3「デイリータスクリスト」

その日一日の「スケジュール」と「タスク」のすべてが、つまり「やること」のすべてが書かれているリスト。「デイリーやることリスト」と呼んでいいかも。
デイリータスクリストを作り、一日を過ごす。
一度作成した後は、基本的にはこのリストにはタスクやスケジュールを書き込まないリスト(クローズリスト)。
「スケジュール帳」と「マスタータスクリスト」は、このデイリータスクリストを作成するためにある、と言っても過言ではない。
デイリータスクリストを作るときの目標は、『タスクを含め、すべての「やること」をスケジュール化する』こと。
一日の時間軸に、まずはスケジュール帳の今日の日付に書かれてある「スケジュール」をのせる。
「会議に参加」であったり、「〇〇とミーティング」であったり。

  • 11:00 – 12:30 会議
  • 14:30 – 15:30 〇〇とミーティング

その合間合間でしか、タスクをこなすことはできない。

  • 11:00 – 12:30 会議
    • 昼食
    • タスク1
    • タスク2
  • 14:30 – 15:30 〇〇とミーティング
    • タスク3
    • タスク4

よって、スケジュールを入れた合間に、タスクを放り込んでいく。
時間軸を用意し、そこに書き込んでいくと、一日が計画しやすい。
で、一日の時間軸にタスクのをせるためには、そのタスクにどれくらいの時間をかけるのか、を定めておかないといけない。
それぞれのタスクに「これくらい時間かけるつもり」っていう「見積もり」を設定し、スケジュールの合間にタスクを挟み込んでいく。
こうすることで、「今日はどれだけのタスクを終わらせることができるか」がわかる。また、見積もりがあるので、だいたいどのくらいの時間に仕事を終えることができるのかもわかる。
「どれくらいのタスクを、どのくらいの時間に終えることができるのか?」がわかるように、デイリータスクリストは作りたい。

おわりに

タスク管理、三種の神器は「スケジュール帳」「マスタータスクリスト」「デイリータスクリスト」。
「三種の神器」って表現してるけど、物ではなく、具体的なツールでもない。概念的なもの。
やから、上記の要件を満たしうるのであれば、ツールは何使ってもいい。
「デイリータスクリスト」には、1年以上「たすくま」を使っていたけど、ちょっと他のを試してみたくなり、WorkFlowyを使ってみたり、今はノートを使ってみてる。で、このノート使うのが、現状は楽しくて楽しくて。
今後はそのへんについて書いてみたい。

では、お読みいただきありがとうございました。